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◆東アジアE―1選手権▽第3戦 日本3―0韓国(27日・豊田ス)前半を0―0で終え、ひとつ間違えると、中国戦のようにスコアレスドローで終わる危険もあったが、後半、日本は変化した。例えば、前半の藤田はボールを失うことを恐れすぎて安全なパスが多かったが、後半はリスクを管理しながら攻撃的なパスが増えた。その一つが先制点につながった。岩田は攻守のメリハリを利かせ、ゲームをコントロールした。カタールW杯メンバー入りに向けて存在をアピールした選手は多い。町野はサイズ(身長185センチ)があり、強さもある。センターFWらしいセンターFWだ。今、飛躍のきっかけをつかんでいる。この後、Jリーグでのプレーが見ものだ。相馬はここ一番で結果を出す選手だ。左サイドには南野拓実や三笘薫がおり、ポジション争いは厳しいものの、カットインからのシュートやセットプレーのキッカーなど、相馬ならではの持ち味がある。大迫、谷、鈴木の若いGKはサイズがあり、足元もうまい。GKは人材が育っている。今回の3試合を通してチームの底上げができた。海外組も参加する次の日本代表戦が楽しみだ。(スポーツ報知評論家・北澤豪)報知新聞社
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