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【識者の目】W杯メンバー入りへの評価を高めた谷口、小池龍太もアピール

 日本代表(FIFAランキング24位)は、7月27日に豊田スタジアムで行われたE-1選手権第3戦の韓国戦(FIFAランキング28位)に3-0で勝利した。かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏は、先発イレブンを採点。「手が付けられない無双ぶり」とアタッカーに最高評価を与えている。

  ◇   ◇   ◇

日本代表・韓国戦の先発メンバー採点(10点満点)

<GK>
■谷 晃生(湘南ベルマーレ) 6点
 韓国代表の不振で仕事はほとんどなかったが、後半32分のソン・ミンギュのシュートを阻んだことは冷静さと集中力を欠かすことのなかった証明。

<DF>
■谷口彰悟(川崎フロンターレ) 7点
 失望の韓国アタッカーを苦もなく対応。小池との関係性も良好で、W杯のメンバー入りへ評価を高めた。

■畠中槙之輔(横浜F・マリノス) 6点
 韓国のストライカー、チョ・ギュソンのスピードに対応できず。ユニフォームを引っ張り警告を受けたことはマイナス材料。今年代表に呼ばれることはないだろう。

■佐々木翔(サンフレッチェ広島) 6点
 相馬の完璧なクロスから重要な追加点。だが、右サイドバック小池のような推進力は見せられず。

■小池龍太(横浜F・マリノス) 7点
 右サイドでハードワークし、オーバーラップで水沼をサポート。ファイナルサードも脅かした。アシストも記録したが、酒井宏樹や山根視来の牙城を崩すのは現状困難。

「ともに完璧」の相馬、藤田も刮目に値する成長

<MF/FW>
■岩田智輝(横浜F・マリノス) 7点
 90分間、最終ラインの防波堤として中盤を支配。相馬の先制点にも関与したが、自らゴールも奪えたはず。

■藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス) 7点
 疲れ知らずのダイナモ。パス配給も光る。相馬の先制点も見事で、成長は刮目に値する。

■西村拓真(横浜F・マリノス) 6点
 前線でハードワークを見せた。小池へのアシストはラブリー。

■町野修斗(湘南ベルマーレ) 6点
 堅実なプレーと呼べるが、ゴール前でのシャープさが決定的に欠けていた。

■相馬勇紀(名古屋グランパス) 8点
 爆発力で日本のスターに。先制点、2点目のアシスト、ともに完璧。韓国にとっては手が付けられない無双ぶり。

■水沼宏太(横浜F・マリノス) 6点
 チームメイトの輝きの影になったが、堅実な働きを見せた。

[プロフィール]
マイケル・チャーチ(Michael Church)/アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

マイケル・チャーチ/Michael Church










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