スポンサード リンク
【識者の目】「森保監督の愛弟子は刺激を入れることができなかった」日本代表(FIFAランキング24位)は、7月24日に豊田スタジアムで行われたE-1選手権第2戦の中国戦(FIFAランキング78位)で0-0と引き分けた。かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が日本のスタメン11人を採点。ホームで格下の中国を圧倒できなかったなか、サンフレッチェ広島の選手たちが軒並み落第点評価となっている。◇ ◇ ◇日本代表・中国戦の先発メンバー採点(10点満点)【GK】■大迫敬介(サンフレッチェ広島) 5点静かな夜。中国がペナルティーエリア内に侵入せず、代表3試合目でほとんどボールに触れる機会なし。【DF】■小池龍太(横浜F・マリノス) 4点横浜FMで同僚の宮市と右サイドのコンビで期待されたが、攻撃参加はほとんどなし。アピールなし。■中谷進之介(名古屋グランパス) 4点経験と脅威性ゼロの中国攻撃陣でトラブルは皆無だったが、存在感もほとんど示せず。韓国戦でもスタメンだとすれば驚き以外の何物でもない。■荒木隼人(サンフレッチェ広島) 4点アピール不足。空中戦で存在感を示す場面もあったが、すべては中国攻撃陣の脆弱性によるもの。■佐々木翔(サンフレッチェ広島) 4点キャプテン役を託され、時折攻撃参加を見せた。だが、森保監督の愛弟子はチームに刺激を入れることがまったくできなかった。野津田&森島の広島コンビが低評価「多大な進化がなければ…」「悔やまれる」【MF】■橋本拳人(ウエスカ) 5点代表経験の多い実力者だが、周囲のタレントとの兼ね合いで期待に応えられず。ボール支配を明確な結果に変えることができなかった。■野津田岳人(サンフレッチェ広島) 4点代表デビュー。森保監督が韓国戦でチョイスすることがなければ、野津田は日本代表で一発屋の危機にあるのでは。28歳にして多大な進化がなければ、サムライブルーのユニフォームを着ることはないだろう。■脇坂泰斗(川崎フロンターレ) 6点宮市との連係で中国守備陣を瓦解寸前だった。それが叶わなかったのは周囲の致命的な決定力不足。【FW】■森島 司(サンフレッチェ広島) 4点決定力も左サイドでの貢献もなし。宮市のクロスから相手GKの正面を突いたヘディングは悔やまれる。■宮市 亮(横浜F・マリノス) 6点かつてのスピードスターが期待のパフォーマンス。脇坂との連係も十分で中国守備陣の脅威となった。数少ない光明。■細谷真大(柏レイソル) 5点最大の決定機で枠を外したシーンは猛省が必要だが、クオリティーを示す場面も。[プロフィール]マイケル・チャーチ(Michael Church)/アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。マイケル・チャーチ/Michael Church
スポンサード リンク
こーゆーとこで勝てないのも森保の評価が低い要因の一つ。