スクリーンショット 2022-07-23 21.17.09

スポンサード リンク




[7.23 E-1選手権第2節 日本 4-1 台湾 カシマ]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は23日、EAFF E-1サッカー選手権の第2戦でチャイニーズ・タイペイ(台湾)女子代表と対戦し、4ー1で勝利した。19日の韓国女子代表戦(○2-1)に続く連勝でE-1選手権2連覇に王手をかけた。

 池田太監督は韓国戦(○2-1)から先発メンバーを9人変更。DF林香奈絵、MF中嶋淑乃、FW井上綾香がA代表初出場となった。システムは韓国戦の4-2-3-1から4-4-2に変え、ゴールマウスにはGK平尾知佳。最終ラインは左からDF宮川麻都、林香、DF宝田沙織、DF清家貴子が並ぶ。ダブルボランチはMF三浦成美とMF猶本光が組み、左サイドに中嶋、右サイドに井上。2トップにはFW上野真実とFW千葉玲海菜が入った。

 対する台湾は、4-4-2のフォーメーションを採用。試合立ち上がりから前へのアグレッシブさを見せ、日本ゴールを脅かした。すると前半8分、先にスコアを動かしたのは台湾。右サイドのコーナーキックをMFチェン・イェンピンが左足で入れると、ボールは飛び出したGK平尾の頭上を越えてファーサイドへ。走り込んだDFスー・シンユンが頭で押し込み、ゴールネットを揺らした。

 1点を追う日本は前半14分、右サイドのコーナーキックで変化をつける。キッカーを務めた猶本が、マイナス気味のグラウンダーのボールでニアサイドに構えた相手選手の間を通すと、ほとんどの選手がゴール前に走り込む中、上野一人だけがPKスポットのあたりに。しかし、右足で放ったシュートは台湾のGKツァイに防がれた。

 それでも、その流れから再び得たコーナーキックで試合を振り出しに戻す。前半14分、右サイドのコーナーキックを猶本が入れると、ニアサイドに走り込んだ千葉がヘディング弾。ゴール左に流し込むようなシュートは、クロスバー、ポストに当たりゴールへと吸い込まれていった。

 次の1点を狙うべく、攻勢を強める日本。前半16分には右サイドをワン・ツーで抜け出した猶本のクロスに中嶋が頭で合わせたが、シュートは大きく枠を外れる。同23分には、上野がハーフライン付近で奪われたボールを自らカット。そのボールを拾った千葉がドリブルで持ち込むも、左足で放ったシュートはゴール右に外れていった。

 前半29分には、猶本が中央から縦に入れたボールを上野がフリック。抜け出した千葉がGKとの一対一を迎えたが、決めきることができない。すると、同37分に日本にアクシデント。デビュー戦となった林香が負傷により、プレー続行不可能に。DF高平実憂がピッチに送り込まれ、こちらもA代表初出場となった。

 試合の入りこそは勢いで攻め込まれる時間が多かった日本だが、徐々にボールを握ると、終盤にかけては主導権を掴む。すると、前半アディショナルタイム2分に追加点。猶本が蹴り込んだ左サイドのコーナーキックを一度は弾かれるも、ボールが再び猶本の元へ。右足で入れたボールにファーサイドの上野が頭で叩き込み、試合のリードを手にした。

 前半を2-1で前半を折り返した日本は、後半開始とともに中嶋を下げてDF北川ひかるを投入。北川が左サイドバックに入り、宮川が右サイドバックにずれ、清家が右サイドハーフに。井上が2トップの一角に入り、千葉が左サイドハーフにずれた。

 すると、一つポジションが高くなった清家がゴールを生み出す。後半12分、ペナルティーエリア内右でボールを受けた清家がシュートを放つと、一度は阻まれるも、そのボールを取り返しにプレッシング。ボールを奪い、そのまま打ったシュートが相手選手に当たりゴールへ吸い込まれていった。

 後半25分には台湾にチャンスを作られるも、ゴール前左でフリーで受けたMFチェン・イェンピンの左足のシュートはゴール右に外れて難を逃れる。ピンチの後にチャンスを掴む日本。同27分には、ボックス内右でボールを受けた宮川のラストパスを途中出場のFW菅澤優衣香が押し込み、リードをさらに広げる。

 その後も猶本が攻撃の舵を握る日本は、細かいパスワークで台湾ゴールを攻め立てる。追加点こそ生まれなかったが、同点にしてからは最後まで試合の主導権を渡すことなく、4-1で快勝した。










スポンサード リンク

ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログへ