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大事な選択となる

保有元のレアル・マドリードでスペイン4年目のシーズンに向けてトレーニングを行っている久保建英。これからの去就は不透明であり、候補としてはレアル・ソシエダ、バジャドリード、そしてレアルの残留と3つの選択肢がある。

ソシエダは積極的に久保の動向を追っており、完全移籍での獲得を目指している。しかしレアルはローンや買い戻しオプションをつけた交渉を望んでおり、そこから進展がない。すでにソシエダはセルタからFWブライス・メンデス、アンジェからFWモハメド・アリ・チョーを獲得しており、両者ともにアタッカーだ。それでもなお久保の獲得を目指しており、評価が高いのだろう。

次にバジャドリードだ。昨季はスペイン2部で戦っており、昇格し22-23シーズンは1部であるリーガ・エスパニョーラで戦うことになる。すでに久保へのオファーはあったようだが、西『AS』によると久保がバジャドリード行きを拒否したという。久保は欧州での戦いに出場するクラブへの移籍を望んでおり、昇格組のバジャドリードではその要望に応えられない。[4-3-3]を基本システムとしており、インサイドハーフでのプレイを希望するのであれば移籍すべきか。

最後はレアルの残留だが、可能性は最も低いだろう。ヴィニシウス・ジュニオールのスペイン国籍取得がシーズン前に間に合うようで、そこで久保残留の話が出てきた。またカルロ・アンチェロッティ監督が久保のトレーニングでのパフォーマンスを高く評価していたとの報道もあり、残留に期待が高まっている。しかしレアルは久保にプレイタイムを与えたいと考えており、トップチーム残留となれば継続してピッチに立つことは難しいだろう。レアル移籍後はすべてのシーズンでローン移籍しており、保有元のクラブで1シーズンを過ごした経験はない。そのため新たな試みとしては面白いが、どうなるのか。

今後の去就としてはソシエダ、バジャドリードの名前が挙がっている2クラブになるだろう。やはり出場機会を得ることが最優先であり、それがなければ成長は見えない。久保自身も希望しているソシエダ移籍でより高いレベルでプレイすることが成長するための近道だといえるが、日本の至宝はどのクラブを選ぶのだろうか。

構成/ザ・ワールド編集部










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