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■7月9日/明治安田生命J1第21節  川崎フロンターレ 4ー0 ガンバ大阪(等々力)

 川崎フロンターレの家長昭博が、G大阪戦で芸術的なバイシクルシュートを決めて等々力をどよめかせた。その圧巻のゴールをJリーグ公式ツイッターが投稿すると、たちまち2000いいねを超えるほどの反応があった。

 それは、アウェイチームに3得点差をつけた前半36分のことだ。川崎が右コーナーキックを得ると、脇坂泰斗がキッカーを務めた。背番号14が蹴ったボールはゴールから遠ざかる起動を描くと、誰にもうまくミートせず上空に浮かび上がる。するとその落下地点にいた家長が、宙に体を浮かせてオーバーヘッドシュート。次の瞬間、ボールは豪快にネットを揺らしたのだ。

 SNSも大きく反応。「他サポながら、えぐいしかっこいい!! なんか、スピード感もパワー感?も小学生の時に夢見てたオーバーヘッドそのまんま。」「これがちでえぐいw今年一でしょ」「スゴすぎてビックリした!」「天才が天才すぎてエロい」などと、驚きの書き込みが相次いだ。

 川崎はこの芸術的なゴールもあって、G大阪を粉砕。公式戦4戦ぶりとなる勝利をつかんだ。そして試合後、川崎のMVPである「あんたが大賞」に選ばれたのは、もちろん、この背番号41だった。

■等々力競技場が大きくどよめく!
 あんたが大賞では、通常、川崎市内の商店街などから当該選手に副賞が送られる。たとえば6月25日の磐田戦では「トマト」(勝利しなかったため、選手全員)だった。

 ところが、家長に送られたのは高級焼き肉店『叙々苑』のお食事券10万円分だ。まさかの副賞に、等々力でこの日、1番、2番を争うどよめきが生まれた。6月18日の札幌戦でも「お食事券5万円分」が出たが、叙々苑というパワーワードと10万円という数字に、川崎サポーターも声を出さずにはいられなかった。

 あんたが大賞と叙々苑のお食事券をWで受賞した家長だが、その後、サポーターの前を歩く際にはうれしさの感情を封じ込んだ“ポーカーフェイス”で歩いていた。あれほどのゴールを決めても動じない背番号41のメンタルの強さが、首位を追いかけるチームをけん引するはずだ。

サッカー批評編集部










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