スクリーンショット 2022-07-08 17.04.30

スポンサード リンク




プレースタイルも「僕にすごく合っている」

日本代表MF堂安律は4日、ブンデスリーガ1部フライブルク入りが正式に発表。ドイツ誌『キッカー』の取材で同クラブに加わった理由を語った。

堂安は2021-22シーズンはPSVで公式戦39試合に出場し11ゴールをマーク。今夏には複数のブンデスリーガクラブが獲得に動き、『キッカー』曰くその中でもとりわけボー・スヴェンション監督や強化担当クリスティアン・ハイデル役員とミーティングまでしたマインツが24歳のアタッカーに熱視線を向けていた。

しかし、堂安の新天地は最終的に800万ユーロ(約11億2000万円)と伝えられる移籍金でPSVと合意に至ったフライブルクに。6日からのオーストリアでのプレシーズンキャンプにも早速参加している同選手は『キッカー』で、これまで大胆な補強活動で目立つことが少なかったクラブへ移籍した理由を明かしている。

堂安は「もちろんPSVアイントホーフェンの方がクラブ名が有名でしょう」と切り出すと、「でも現代のプロサッカー選手の視点から見れば、SCフライブルクも大きなクラブだと思います」と強調。このように続けた。

「ブンデスリーガでの最終順位6位やヨーロッパリーグ出場権の獲得、DFBポカールでの決勝進出は十分物語っているでしょう。年々発展を続けているクラブです。フライブルクではクレイジーな浮き沈みはありません。それこそ僕にとってとても重要なポイントとなります」

「新シーズン、何が起きるか見てみましょう。ひょっとしたらSCフライブルクがさらなる発展を見せているかもしれないですよ」

堂安にとって、移籍の決め手となったのはクリスティアン・シュトライヒ監督との会談の模様。「もちろん移籍する前に、監督とそのアイデアについて話すことが僕にとって大事でした」と語りつつ、「アイントホーフェンのロジャー・シュミットが考えるプレーと似ています」と今夏までPSVを率いた指揮官との共通点を指摘した。

「ボールを失えばすぐにゲーゲンプレスに入る。それは僕にもすごく合っていると思います。そして、僕たちがボールを保持したとき、自由にプレーすることが許されるだけではなく、そうすべきだと。右サイドに貼りつくのではなく、中央に入ったり、左に移ったり、フレキシブルにプレー。僕はそういったプレーでこそ一番生きます。何より、それで自分の強みを一番上手く発揮でき、チームに貢献できると思います」

また、ブンデスリーガへの復帰は以前から目指していたという。

「エールディヴィジより強力なリーグであることは言うまでもないでしょう。だから、戻りたいという気持ちはありました。当時、アルミニアに残留したいとも思いましたけど、クラブには僕をPSVから買い取るための資金がありませんでした」

昨夏には他リーグからのオファーも届いていたことも認める堂安だが、「ブンデスリーガでなければ、アイントホーフェンに戻る」と敢えてPSVに再挑戦する決断を下したとのこと。「最初のころ(PSV1年目)のパフォーマンスがあまり良くなかったので、まだやり残していたことが残っていたからです。PSVに恩返しをできればという思いがあり、国内カップを優勝したことでそれをできました。それもあって今こそ次のステップに進む良いタイミングかなと」と話している。

なお、堂安はドイツと日本が同組のカタール・ワールドカップ(W杯)についても言及。「クレイジーな組み合わせですね。当然、W杯ではスタメンで出場し、ドイツ戦もピッチに立つことを目指します」と意気込むと、「何人かのフライブルクファンが応援してくれるよう願います。少なくとも密かに…」と笑いながら付け足した。

なお『キッカー』の記事は、「堂安にはブライスガウ地方で人気プレーヤーの1人となるだけのポテンシャルは十分あるだろう」との言葉で締めくくられている。










スポンサード リンク

ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログへ