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 Jリーグの野々村芳和チェアマンが、浦和サポーターによる声出しルール違反が相次いでいることに苦言を呈した。

 Jリーグでは声出しルールの緩和に向けて実証実験を重ねているが、そうした中で浦和サポーターが試合会場で声出し違反を破るケースが目立っている。4日に行われたNPBとの新型コロナウイルス対策連絡会議後に会見した野々村チェアマンは「各クラブのサポーターが自分のクラブをサポートするためにみなさん協力してくれているが、その中でそういう行為があったこと、頻発することは残念としかいいようがない」と語った。

「気持ちはサポーターすべてが声を出してやっていきたいというのは分かるが、いま日本の中で政府の基本的な対処方針の中で、どうやったらサッカーで声を出せるのかトライしている。ある競技では応援団は声出しエリア50%、その他は100%を認められているところがある。Jリーグもそれを目指したいが、学校の応援団はなぜいいかというと、それは学校側が管理できるから認めようという流れ。サポーターのみなさんがクラブが管理できるようなものだと認めて頂けると、Jリーグも声出し以外のエリアが100%ということは実現できると思う」とサポーターがルールを順守することが重要と強調。

「なので、クラブがサポーターをどこまで管理できるか、サポーターもリーグ全体のルールにのっとってガイドラインの中でできると証明するために、いま皆さんにいろんな我慢を強いて前に進んでいる。改めて今の対処方針の中で前に進めるなら、ここはみんなで協力してもらわないと。ぜひそこはサポーターにも、クラブにも前に進めていけるような対応を取って頂きたいと強く言っておきたい」とサポーターだけでなくクラブ側にもルールの順守を徹底するよう求めた。

 Jリーグからクラブに対する処分などについては「個別のクラブだけでなく、常に行っていることなので。リーグとクラブの間で、担当レベルでは毎日のようにコミュニケーションは取っている」と話すにとどめた。

 一部の浦和サポーターの〝愚行〟によって、Jリーグ全体の努力が水の泡とならないように自制が求められる。

東京スポーツ










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