スクリーンショット 2022-07-03 18.02.49

スポンサード リンク




 7月2日に行われたJ1リーグ第19節、ガンバ大阪vs浦和レッズ。この試合でG大阪のMF石毛秀樹が見せた衝撃のアシストが話題になっている。

■衝撃のピンポイントアシスト
 石毛の驚異的なパスが見られたのは、0-0で迎えた33分だ。GK東口順昭が相手CKをキャッチして坂本一彩へ投げ渡し、ロングカウンターが始まると、坂本はハーフラインを超えて敵陣へ侵入した。

 そして左タッチライン際の石毛に預けると、背番号48はワントラップして右足一閃。ボールはレーザーのような鋭さを保ったまま、対角の位置に走り込んでいた齊藤未月へ届けられた。この23歳の背番号15は、そのボールを胸トラップしてペナルティエリア右からシュートを放つ。次の瞬間には、ゴールネットを揺らしていた。

 この素晴らしいアシストをJリーグ公式ツイッターが紹介すると、「めっちゃ綺麗」や「現地で観てて思わず声出た」など、ファンからは多くの称賛が送られている。

■天才復活へ
 また、石毛のアシストに対しては「天才だし普通にやればこれぐらいできる」というコメントも見られた。

 石毛は清水エスパルスのユースに所属していた頃から注目されており、各世代別代表でも活躍。2011年にはアジア年間最優秀ユース選手賞にも輝いているエリートだ。2013年にはマンチェスター・シティへの練習にも参加している。

 しかし、2019年には右膝前十字靭帯及び内側側副靭帯を損傷してしまい、その後もハムストリング負傷などを経験して、およそ2年間プレーできなかった。プロになってからはなかなか継続して輝きを見せられない状況となっていた。

 そんななか、今季から活躍の場をG大阪に移した石毛。ここまでリーグ戦ではゴールもアシストも記録していなかったものの、驚異的なレーザーパスで初アシストをマークした。

 たった1本のパスで違いを作り出し、天才復活の兆しを見せた29歳のMFは、これからも片野坂知宏監督率いるチームをけん引できるだろうか。

サッカー批評編集部










スポンサード リンク

ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログへ