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 リバプールは28日、日本代表MF南野拓実がリーグ・アンのモナコに完全移籍することが決まったと発表した。クラブで2年半過ごした「タキ」の別れに、ユルゲン・クロップ監督もコメントを発表している。

 クロップ監督はクラブの公式サイトを通じて「素晴らしいプロフェッショナル。素晴らしく才能にあふれた選手だ。そして人として彼は温かさにあふれ、みんなを前向きにしてくれる。正直に言って、監督にとって夢の選手だ」と記し、南野がリバプールで見せた振る舞いを称賛。2年半で公式戦55試合14得点という結果について「うまくいかなかったと思う人もいるようだが、これは間違っている。私はそれを受け入れない」と断言した。

 クロップ監督にとって、南野の出場機会は十分なものではなかったと捉えているようだ。「彼の貢献はスターティングメンバーとしてわれわれが彼に与えることができたチャンスをはるかに上回っている。彼は自身がプレーした試合だけでなく、全てのトレーニングセッションで、われわれと共にする毎日をより良いものにしてくれた」。そう振り返った指揮官は「完璧な姿勢であり、それが勝者のメンタリティーだ」と激賞した。

 また指揮官はクラブのタイトル獲得歴を記した「チャンピオンズウォール」を例に出し、南野の貢献を強調した。「彼のパフォーマンスと彼のゴールこそが、われわれがチャンピオンズウォールを頻繁に更新しなければならなかった理由だ。ここでの彼の実績は時の試練に耐え得る」。南野が在籍した間、クラブは史上初のプレミアリーグ制覇を成し遂げ、昨季もFA杯とカラバオ杯の2冠を獲得した。

 クロップ監督は、南野のモナコでの活躍を“予言”した。「私は知っている。彼はモナコで大成功を収めることを。われわれはそこでの彼の進化と活躍を、祝福と嫉妬が入り混じった気持ちで見つめることになるのだろう」。その上で指揮官は最後に「われわれの感謝と最高の願いを背負って彼は去る。ありがとう、タキ!」と惜別のメッセージを送った。

 またクラブの公式リリースでも「南野はリバプールを去るが、チームメイト、コーチ、そしてクラブの栄誉あるリストに永遠の印象を残した。LFCの全員がタキの貢献に感謝し、彼のキャリアの次の章での成功を祈っている」と伝えられている。










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