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サッカー日本代表の久保建英(21・マジョルカ)が、10日のキリンカップ・ガーナ戦でついに代表初ゴールを決めた。A代表17試合目の初ゴールに「ここからいっぱい点を取っていければいい。とりあえず『0』と言われることはなくなったので」と声を弾ませた久保。日本の至宝の“現在地”をブラジルの至宝と元祖日本の天才に伺った。

“世界最高の選手”ヴィニシウスを直撃
久保の活躍を予知していたのがブラジル代表の新エースのヴィニシウスだ。あのネイマールが“世界最高の選手”と語る21歳は、5月29日UEFAチャンピオンズリーグ決勝で値千金の決勝ゴールを決め、レアルマドリードを4年ぶり優勝へと導いた。

6日にはブラジル代表として日本代表と激突。チームは1対0で勝利するも、ヴィニシウス自身は日本の堅守に手を焼き、ノーゴールに終わった。

翌7日、都内のイベントに登場したヴィニシウスに日本について聞いた。

「昨日は非常に難しい試合でした。日本の守備が強く、ことごとくカウンターを防がれました。試合中、5番(長友佑都)と6番(遠藤航)がいるところが一番大変でした。ワールドカップで日本が戦うスペインとドイツは素晴らしい選手ばかりなので難しい戦いになるでしょう。スペインにはアンス・ファティ選手、ガビ選手、そして経験豊富はカルバハール選手もいます。しかし昨日のような試合ができればどんな相手でも対抗できると思いますよ」

そして「最も期待する日本人選手は?」との問いに、ヴィニシウスが名前を挙げたのは「クボ」だった。

日本の至宝・久保建英の歩み
ブラジルの至宝をも期待させる久保建英。スペインの名門バルセロナの下部組織で天才と謳われた少年は、3年前18歳で世界一のクラブのレアルマドリードと契約。しかし、その後はレンタル移籍先のクラブで思うような結果を残せない日々。日本代表でも16試合ノーゴールと周囲の期待に応えられずにいた。

「周りの選手がどんどん簡単なゴールを決めるたびに『俺あそこいたら良かったな』とか、僕がブロックとかシュートをはじかれるたびに『なんで僕のはブロックされるんだろう』と思ったりしました」

そして代表生き残りをかけ背水の陣で挑んだガーナ戦。千載一遇のチャンスを自らの覚悟でものにし、求めていた結果をつかんでみせた。

元祖日本の天才・小野伸二を直撃
「天才は天才を知る。」ということで元祖日本の天才、北海道コンサドーレ札幌の小野伸二選手(42)を直撃、久保の印象を伺った。

「本来のプレーに近づきつつあるんじゃないかと思います。点をとれたことは一つの自信にもなりますし、ワールドカップに向けていい方向に行くんじゃないかなと期待しています」

卓越したボールさばきなどテクニックは誰もが認めるところ。その一方でフィジカルの弱さが久保の課題とされてきた。そんな中、ガーナ戦では久保の成長が見られたという。

「球際とかも競り負けたりしているわけでもないですし、ボールキープの仕方もすごく上手なので一つ一つ成長していっているのは感じます」

「空間を操る必要不可欠な選手」
ならば、久保建英はワールドカップを戦う上で日本に必要か?直球で伺った。

「必要だと僕は思います。持っているポテンシャルは正直日本代表の中でずば抜けていると思うので。久保のプレーは時間を止めるというか、空間を操る、言ってみれば緩急ができる、そういった意味ではすごく必要不可欠な選手だと感じています」

「固め打ちしていきたい」
ついに覚醒の時を迎えた久保建英。ゴール量産へ言葉に力を込める。

「サッカーはうまくなってると思いますし、肉体改造の成果も徐々に目に見えてきたかなと思いますし、元からの自分のスタイルと折り合いをつけて、うまく融合させていければいいと思います。次チャンスがあれば積極的にゴールを狙っていって、固め打ちしていきたいと思います」

11月に開幕するワールドカップ本大会へ。久保建英はここから一気に突っ走る。

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