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 今季マジョルカで躍動し、日本代表でも初ゴールを決めたMF久保建英。アトレティコ・マドリード相手に決めた「カウンター弾」にスポットを当ててみよう。


■昨季王者からゴールを奪う
 今季序盤に負傷し、およそ2か月にわたって離脱していた久保。しかし、ラ・リーガでの復帰後2試合目でシーズン初ゴールを決めた。

 久保のゴールが決まったのはリーグ第16節アトレティコ・マドリード戦。昨シーズンのチャンピオンとの試合だった。久保は0-1のビハインドで迎えた74分から途中出場。すると、チームは80分にネットを揺らして同点に追いつく。

 そしてアディショナルタイムに入り、マジョルカは相手のロングボールを跳ね返して自陣からカウンターに出る。右サイドにボールが入った隙に久保が裏に抜け出すと、そこへピッタリ合わせたスルーパスが出てくる。

 これを受けた久保は、スピードに乗ってペナルティエリア右から侵入。世界的名手であるGKヤン・オブラクの股を抜く形で1対1を制し、逆転弾を叩き込んだ。チームはこの得点でリーグ8試合ぶり白星を手にしている。

 このゴールを『WOWOWサッカー』が公式ツイッターで公開すると、2022年6月17日現在で134万回も再生されている。

 先日は6月シリーズにて待望の代表初ゴールも決めた久保。所属元のレアル・マドリードが参戦する7月下旬のアメリカツアーに帯同するとの報道が出ているが、来季はレンタルもしくは放出されるとの見方が強い。果たして、日本の至宝は大事なワールドカップイヤーをどこで過ごすことになるのだろうか。

サッカー批評編集部










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