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「すごいやりやすいというか、出したい時にいてくれている」日本代表は6月10日、ノエビアスタジアム神戸でガーナ代表と対戦し、4-1で勝利した。29分には久保建英→堂安律の連係から山根視来が先制ゴールを奪取。44分には自陣のミスから失点したが、前半アディショナルタイムに三笘薫がネットを揺らして勝ち越した。後半は73分に久保が、82分に前田大然が加点し、4-1で勝利した。試合後、序盤から積極的にシュートを放って仕掛けた堂安は、自らのプレーも含め、ゲームを次のように振り返った。「スタメンで使ってくれたので、まずはチームとして勝つことが一番のアピールだと思っていた。チームに貢献することを意識しました」チームに貢献という言葉どおり光ったのは周囲との連係だ。堂安は攻撃時に意識していたことを語った。「僕は(伊東)純也くんとはスタイルが違います。縦に絡む純也くんとは逆で、僕は横に絡むというか、ちょっと中に入りながら。前に行くのではなくて、右で作って左で仕留める(三笘)薫くんがいたので、そういうのは意識しました。オリンピックの頃から薫くんとはやっていたし、特長は分かっている。あとは(山根)視来くんはサイドバックですけど、ちょっと中気味に絡む選手。得点シーンもそうですけど、上手いこと入れ替わりながらできたと思います」また、山根の先制点をアシストしたシーンで堂安は、久保との好連係も見せた。東京五輪でもともに戦ったレフティとのコンビネーションについてはこう述べる。「彼(=久保)の特長は理解しているつもりですし、彼が右で張っても僕が中でできるというのは、ふたりで話し合っていました。彼に対する信頼は変わっていないです。今回こうして一緒にピッチに立てるとなってワクワクしていましたし、お互いに良さを引き出し合えていた。お互いそうだと思いますけど、隣にいるとドリブルしなくてもいいというか、ボールを渡して渡して、相手を動かして、自分がボールを持っていなくても、彼を使いながら状況を把握できる。そういう意味ではすごいやりやすいというか、出したい時にいてくれている」次戦は6月14日、パナソニックスタジアム吹田でチュニジア戦に臨む。「信頼は変わっていない」と熱いコメントを寄せた久保と、堂安がどんなコンビネーションを見せるか注目だ。構成●サッカーダイジェスト編集部
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