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 ◇キリンチャレンジカップ2022 日本0ー1ブラジル(2022年6月6日 国立競技場)

 サッカー日本代表は6日、W杯カタール大会(11月21日開幕)に向けての国際親善試合でブラジル戦(国立競技場)に臨み0ー1で敗戦。“王国”との一戦を本紙評論家・城彰二氏が分析した。

 日本はブラジルの縦パスを非常に警戒していた。中盤の遠藤、原口、田中の3人はパスコースを切るようなポジションを取り、相手の攻撃を遅らせていた。そして、パスを通された時には下がりながらDFと相手を挟み込んで対応し、ゴール前では体を張ってシュートを止めた。

 FIFAランキング1位の強豪を相手にしても、日本の選手たちは冷静だった。マークをはがされても、すぐにポジションを修正し、シュートコースをきっちり消す。だから体に当てることができる。微妙な違いだが、普段から欧州でプレーしている選手が多いから、ブラジルのスピードにも戸惑いは見られなかった。

 攻撃に関しては、前半はなかなかシュートまで持っていけなかった。ブラジルの守備はセンターが非常に堅い。日本はカウンターでゴールに迫る場面もあったが、なかなか決定的なチャンスはつくれなかった。

 ブラジルはさすが世界一のチーム。ネイマールら個の能力が高い。ゴール前でのボールの持ち方がうまいし、ループパス、ヒールパスなどDFが読めないプレーをしてくる。パスを出す時にも少しボールをずらしてパスコースをつくるなど技術の違いを見せつけた。本気で戦ってくれた分、日本が得た経験値は大きい。

(元日本代表FW)










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