スクリーンショット 2022-05-29 21.38.54

スポンサード リンク




 ◇明治安田生命J1第16節 川崎F0―1京都(2022年5月29日 サンガS)

 敵地で京都に0―1で敗れた川崎Fは、2位から3位に後退した。連敗は18年5月以来、約4年ぶり。3試合連続の無得点は12年6~7月に4試合連続無得点を記録して以来、約9年10カ月ぶりとなった。

 0―4で大敗した湘南戦から出場停止明けのDF谷口彰悟(30)が復帰したが、負の連鎖を止められなかった。鬼木達監督(48)は「前半含め、いくつかチャンスも作り出していたが、決めきるべき時に決めないとこういうゲームになる。1点が重くのしかかるゲームにはしたくなかった。ここから立て直しが必要」と険しい表情で振り返り、「ただ、同時にやれていること、やり始められたこともあった。そういうことは評価しながら進んでいけたら」と冷静に話した。

 失点は後半15分。京都DF荻原拓也(22)に突破を許し、そのクロスのクリアを試みたDF佐々木旭(22)の右足キックが痛恨のオウンゴールとなった。3試合連続無得点となったが、チャンスの数は過去2試合よりは多かった。最後の精度さえ高ければ、どちらに白星が転んでもおかしくない内容だった。

 「最後に味方がフリーで打てるくらいの崩しや、迫力のある相手の嫌なところにボールを入れていく作業が必要。それが前々節、前節よりは少し出たところはある。ただ、その中で決めきること。トレーニングのところからフォーカスしないといけない」と指揮官。「攻守一体」と原因は攻撃だけにはないとし、「守備のところもしっかりやった中での得点。前から(守備に)行って引っかけてチャンスという場面を、もっと多く作り出さないと」と指摘した。

 失点直後に投入され、攻撃を活性化したMF瀬古樹(24)は「負けている状況で入ったので、どうにかして1点を返したという気持ちがプレーに表れた。(それでも)結果的につながっていないので課題」と話した。試合後のロッカールームの雰囲気は「正直あまりいいものではなかった」と明かす。連敗のショックが大きく響くのは、これまで連敗が少なかったからこそ。24歳は「こういう状況をどう変えていけるか、チームの中では経験はあると思うので、新加入だからとは関係なく還元していきたい」と力を込めた。










スポンサード リンク

ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログへ