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 5月29日に行われる、レアル・マドリード対リバプールによるチャンピオンズリーグ(CL)決勝。編集部では、この両チームを引っ張ってきた両チームの「最強攻撃ユニット」をデータによって比較し、紹介する。
 データは『WhoScored.com』参照。選手1人の1試合当たりの数値を、それぞれ合計して算出した。

■レアル・マドリードの二大巨頭
 まずは、今シーズンのマドリードをけん引してきたカリム・ベンゼマとヴィニシウス・ジュニオールのコンビについて。

 特筆すべきはその得点力だろう。両者を合わせると、1試合あたり1.39点も決めていることになる。ベンゼマに至っては今季の公式戦45試合に出場し、驚異の44ゴール。ほとんど毎試合ネットを揺らしていることになる。

 アシスト数では両者合わせて1試合あたり0.72を記録。ラ・リーガに限定すると、チームの総得点80のうち、なんと69ゴールにこの2人が関与していることになる。

 一方守備面では、タックル数において、2人合計して1試合あたり1.58回を記録。特にヴィニシウスが1試合あたり1.29回と好成績を叩き出した。前線からの献身的なプレッシングがデータにも表れている。

 また今回取り上げたデータでは、インターセプト数以外でリバプールの攻撃ユニットを凌駕。それだけベンゼマとヴィニシウスの存在が凄まじく、両者にかかる期待が大きいということだろう。

 果たして、白い巨人をけん引してきたこのコンビは、CL決勝の舞台でも結果を残すことができるだろうか。

■リバプールの絶対的主力コンビ
 2017-18シーズン以降、リバプールの絶対的主力として両WGを担ってきたモハメド・サラーとサディオ・マネ。

 今季はディオゴ・ジョタやルイス・ディアスといった新戦力がFWに加わるも、ポジション争いに勝利してその地位を譲らなかった。

 ゴール数では、両者合わせて1試合あたり1.08得点を記録。マドリードコンビと同様に、1試合1ゴール以上を挙げている計算になる。

 キーパス数(シュートの直前のパス)では、サラーが1試合あたり1.71本、マネが1.18本を記録しており、チャンスメイクにも貢献していることが伺える。

 また前述した通り、インターセプト数以外ではマドリードのコンビを下回っているものの、これはチーム全体でバランスが取れていることの裏返しとも言える。リーグ戦では、マドリードが総得点80総失点31なのに対して、リバプールは94得点26失点。サラーとマネ以外がチームに大きく寄与していることが分かる。

 しかし、それでもこの2人の存在感は計り知れない。特にサラーは今季、プレミアリーグにおいて得点王とアシスト王に同時に輝いており、絶対に欠かせない選手だ。

 プレミアリーグでは惜しくもマンチェスター・シティにタイトルを譲る形となってしまったが、果たしてリバプールをけん引してきたこのユニットは、チームに3大会ぶりのビッグイヤーをもたらすことができるだろうか。

サッカー批評編集部










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