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強化担当が移籍について語る

フランクフルト強化担当のマルクス・クレシェ役員は、23日に開かれた記者会見で鎌田大地ら契約が2023年までとなっている主力メンバーたちについて言及した。

クラブ史上初めてヨーロッパリーグ(EL)を制し、来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権を得たフランクフルト。FWランダル・コロ・ムアニ(ナント)、MFファリード・アリドゥ(ハンブルガーSV)、DFジェローム・オンゲネ(ザルツブルク)をフリーで獲得するなどすでに新シーズンに向けての補強を進めており、それらを担当したクレシェ役員は会見で来季の目標や今後のチーム作りなどを語っている。

フランクフルトの今シーズンを「ELは最高で、(最終順位11位の)ブンデスリーガはいまいち、(3部クラブ相手に1回戦で敗退の)DFBポカールは酷かった」と振り返るクレシェ役員だが、来季に向けての補強の必要性を認めるもコロナ禍による損失を指摘しつつ、ビッグネームの獲得は否定。「ご存知の通り、成功した時に一番大きな過ちを犯すと言われる。それを避けて、我々の道をこれまで通り歩み、与えられたこの大きなチャンスを活かすつもりだ。だから狂ったトランスファーは行わない」と強調すると、「(CLによる)収入を3つのコンペティションで良い結果を残せるように活用できればと考える」とも続けた。

鎌田らの去就は?
そして記者陣は、選手層をより厚くする必要性も語るクレシェ役員に対し、鎌田やフィリップ・コスティッチ、エヴァン・ヌディカの去就について質問。現行契約が2023年までのため、今夏の移籍市場がある程度の移籍金を得られる最後のチャンスとなる3人について、同氏はこのように語った。

「私は基本的に継続性を好む人間だ。貴方が仰る選手たちは過去にも重要なプレーヤーだったし、もちろん今の成功にも大きく貢献してくれた。それには何の疑問もない。それでも、どの選手も自分の考えを持ち、自分のキャリアを見ているはずだ。どのような展開となるか、これから明らかになるだろう」

「我々はCLといった選手にとって競技面において最高なコンペティションを提供できる。それにEL戦、特にバルセロナでのアウェー戦でのうちのサポーターの熱狂ぶりを見て、何年間もここにいた選手でもこのクラブに惚れ直すことだってあり得る。だが、様子を見なければならない。選手は1人1人、それぞれの中期的な将来を考えるプロセスに入っている」

「ただ、いずれにしても大事なことなので、言わなければならない。今後も移籍金による収入を得る必要があるということを」

クレシェ役員は、“買う側”ではなく“売る側”のクラブとしての自覚を強調。会見では現時点で3人に対する「オファーは届いていない」とも明かしていたが、納得のいくオファーを受けた場合、必ずしも引き止めることはないようだ。また、3人のうちの1人の移籍が決まった場合、ほかの2人との契約延長を図るのかも気になるところだ。










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