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三木谷会長が23日にクラブハウスを訪れて直々にチームを激励

 J1ヴィッセル神戸の三木谷浩史代表取締役会長は、クラブハウスを訪れて選手たちを激励し、自身の会長職続投も明言した。副キャプテンを務める元日本代表MF山口蛍は、「選手1人1人が責任感を持たないといけない」と気を引き締めている。

 今季シーズン開幕から不振に喘ぐ神戸は、5月21日のJ1リーグ第14節湘南ベルマーレ戦を1-2で落とし、リーグ最下位へ転落。試合後、三木谷会長が楽天グループの無料通話アプリ「Viber(バイバー)」に進退に関わるコメントを残したことが話題となっていたなか、23日にクラブハウスを訪れた際の動画を自身の公式ツイッターで公開した。

 羽田空港から神戸へ向かった様子から始まる動画では、三木谷会長自らミーティングに出席し、選手の前でコメント。「チームが厳しい状況なので話をさせてもらったほうがいいかなと思い集まってもらいました。本当にここまで厳しい状況になっています」と話すと、クラブ創設からの話に触れながら、「楽天の歴史」と題された映像を流す場面も収められていた。

 その後「1分間だけ自分のサッカー人生を思い出してください」と話すと、こみ上げる思いがあったのか涙を手で拭った三木谷会長。「中途半端に僕がこのクラブに関わっていることが正直マイナスなのかなと思っていたのですが」と話す場面もあったなかで、「ファンの方からいろいろな言葉をいただいてもう一回一生懸命やろうと思いました。時間はなかなかないのですがその思いで来ました」と、会長職の続投を明言していた。

 そのなかで、24日のオンライン取材に対応した副キャプテンの山口は、「あれだけの人(会長)がここまでしてくれなくちゃいけないということに、選手1人1人が責任感を持たないといけない。本来であれば、三木谷さんがああいうことをするのは良くない状況だともう少し理解しないといけない。ああいった激励のおかげでチームが引き締まった。そこは1人1人が受け止めて、明日の試合(25日のJ1リーグ第15節ジュビロ磐田戦)に入っていけたらいい」と、三木谷会長の激励による“効果”を口にしている。

ロティーナ監督も三木谷会長の行動の重みを主張

 また、チームの指揮を執るミゲル・アンヘル・ロティーナ監督も三木谷会長の言葉の内容、そしてその重要性について語っている。

「会長からはヴィッセル神戸というチームの歴史と、今感じていることを伝えてもらった。ヴィッセル神戸を取り巻くファンのみなさんがどういう気持ちを持っているかは、選手たちも理解はしていると思うが、時にああいう形で思い出してもらうことは重要だと思う。多くの人がヴィッセル神戸に対して時に喜び、時に悲しみながら支えてくれているという感じ取る意味で、すごく意味のあるものだったと思う」

 三木谷会長の想いを受け、神戸はチーム一丸となって25日の磐田戦に勝利できるだろうか。

FOOTBALL ZONE編集部










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