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「6億ユーロ以上の給与を支払った」

 レアル・マドリーへの移籍が濃厚視されていただけに、その決断は物議を醸している。

 現地時間5月21日、パリ・サンジェルマンは、所属するフランス代表FWキリアン・エムバペが2025年までの3年間の契約延長に署名したことを発表した。

 今シーズン限りで契約切れとなるはずだった23歳のストライカーは、これまで契約更新のオファーを拒否。今夏にフリーでレアル・マドリーへ移籍することが、いわば規定路線となっていた。

 しかし、急転直下でパリSG残留が決定。スペイン紙『AS』によれば、契約金は約3億ユーロ(約390億円)で、エムバペの母親がつい先日、「パリ・サンジェルマンとマドリーのオファーはほぼ同じ」とコメントしていたが、実際は前者のほうが3倍も上回っていたという。


 こうした状況を受けて、パリSGとナセル・アル・ケライフィ会長を痛烈に批判したのが、ラ・リーガのハビエル・テバス会長だ。自身のツイッターで次のように綴っている。

「ここ最近のシーズンで7億ユーロ(約910億円)の損失を出し、6億ユーロ(約780億円)以上の給与を支払った後、エムバペの契約を莫大な金額で延長するとは、パリSGが行なっていることは、サッカーに対する侮辱だ。アル・ケライフィはスーパーリーグと同じくらい危険だ」

 昨年4月に突如浮上して、立ち消えとなった欧州スーパーリーグ構想に、パリSGは参加しなかった。だが、それと同等にサッカー界にとって由々しき問題だとテバス会長は考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部










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