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浦和レッズへの加入が迫っていると噂されていたフェイエノールトのFWブライアン・リンセン(31)だが、まだ来日するかは定かではないようだ。

リンセンは、フォルトゥナ・シッタートの下部組織で育ち、2008年7月にファーストチームに昇格。その後、マーストリヒト、VVVフェンロ、ヘラクレス・アルメロ、フローニンヘン、フィテッセとオランダ国内のクラブを渡り歩いた。

2020年7月にフェイエノールトに加入したリンセンは、ここまで公式戦89試合で28ゴール16アシストを記録。今シーズンのエールディビジでは、33試合で13ゴール8アシストを記録している。

オランダ代表歴はないものの、エールディビジ通算では340試合で108ゴール47アシストを記録するストライカー。9番タイプの選手を補強したい浦和としては、理にかなった選手と見られていた。

リンセンとフェイエノールトとの契約は2023年夏まで。今シーズンも主軸としてプレーしているだけに、去就は注目を集めている。

そんな中、リンセンが『ESPN』に移籍についてコメント。どこかのクラブと交渉をしていることは認めながらも、移籍するかどうかはまだ決まっていないとし、決断していない理由も金銭面ではないとした。

「僕は常に、可能な限り正直になるように務めている。でも、僕たちは全てを世界に投げ出すことはできない」

「何かが起こっていることは明らかだ。僕はとあるクラブと話し合っているけど、正直にそこに行くかはわからない」

「青写真は100%正しい必要がある。その内容を知ってい流けど、隣にあるわけではない。みんなはお金の問題だと思っているだろうけど、そんなことはないんだ」

フェイエノールトは、今夏にストライカー陣に動きがあるとされている。ナイジェリア代表FWシリエル・デサースにはヘンクに移籍する可能性がある一方で、アヤックスのFWダニーロはフェイエノールトに来るとも言われている。夏までは動向が注目を集めそうだ。

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