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クラブの売却が進んでいるチェルシーだが、ここにきて大きな問題が生じることになるようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まった2月24日から2カ月以上が経過。今なお、ウクライナではロシア軍による攻撃が止まない。

その軍事侵攻を行なっているロシアのウラジーミル・プーチン大統領と近しい中にあるロマン・アブラモビッチ氏は、イギリス政府から資産を凍結されてしまった。

そのことを予期してか、オーナーを務めていたチェルシーの運営を譲渡し、クラブの売却を公表していた中、徐々にその売却先が絞られてきていた。

チェルシーの運営ライセンスは5月31日に期限を迎えており、ここまでに新たなオーナーが不在の場合は、チームが消滅する可能性も指摘されている。

クラブの買収には、アメリカの実業家であるトッド・ベーリー氏が率いるコンソーシアムが有力と見られている。ベーリー氏は、MLBのロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーとしても知られている。

ただ、イギリス政府がチェルシー売却の許可を出すためには、アブラモビッチ氏への利益が全く生まれないことが重要となる。

クラブを売りに出すと明かした際、アブラモビッチ氏は「ウクライナでの戦争の犠牲者のため、売却の収益は全て慈善団体へ寄付する」としていた。

しかし、アブラモビッチ氏はクラブに対して15億ポンド(約2440億円)を貸し付けており、これをなんとかして受け取る方法を画策していると睨まれている。

アブラモビッチ氏は収益を受け取ることができないため、貸付金の返済であったとしても受け取れない状況。そのような動きがある場合は、イギリス政府はクラブの売却を認めず、ライセンスがなくなればチェルシーは消滅することとなる。

プレミアリーグは6月8日に新シーズンに向けて会合を開き、チェルシーはそこまでにライセンスを取得しなければいけなくなる。果たしてどうなるだろうか。

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