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[4.19 EFLチャンピオンシップ第45節 フルハム 7-0 ルートン・タウン]

 EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)は2日、第45節を行い、フルハムがルートン・タウンを7-0で破って優勝を決めた。2ゴールを挙げたエースのセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチが今季の得点数を43(43試合出場)とし、1992-93シーズンにガイ・ウィッティンガム(ポーツマス)が樹立した2部リーグ記録を塗り替えた。

 第43節のプレストン戦に3-0で勝利し、4試合を残して来季のプレミアリーグ昇格を決めていたフルハム。その後はボーンマスに引き分け、ノッティンガム・フォレストに敗れるなど優勝決定に向けて足踏みが続いていたが、この日は目の覚めるようなゴールラッシュを披露した。

 前半29分、背番号10のMFトム・ケアニーが先制ゴールを奪うと、同39分にはDFケニー・テテが追加点を奪って2-0でハーフタイムへ。後半9分にはミトロビッチのパスからMFハリー・ウィルソンがフリックし、来季のリバプール加入が確実視されている19歳のMFファビオ・カルバーリョが右足で流し込んだ。

 さらに後半17分にはH・ウィルソンの横パスを受けたミトロビッチがシュートを一度は相手に当てながらも、跳ね返りを拾ってゴール。2部リーグ最多記録に並んだ。同20分にはMFボビー・デコルドバ・リード、同34分にはMFジャン・マイケル・セリが決めて6-0。そして歓喜の瞬間が目前となった同45+2分、ミトロビッチが2点目を奪い、ド派手なゴールラッシュを仕上げた。

 フルハムは2位のボーンマスが2試合を残す中、勝ち点差を8に広げて優勝決定。2004年のチャンピオンシップ制では初、2部では00-01シーズン以来21年ぶりの快挙となった。シーズン得点数106は次点に30点以上差をつけてのダントツトップで、就任1年目のマルコ・シルバ監督のもと、超攻撃的なスタイルが花開いた。

 なおフルハムは2017-18シーズン以降、毎年プレミアリーグとチャンピオンシップを行き来し続けており、ここ5シーズンで3度目の昇格。過去2回はいずれも3位~6位で争うプレーオフを制しての昇格だったが、今回はようやく優勝での自動昇格となった。ちなみに過去2回の昇格時はいずれも1年で降格しており、来季は“エレベーター”状態を脱却するための戦いとなる。

▼直近5年間のフルハム
17-18 チャンピオンシップ3位 昇格(PO優勝)
18-19 プレミアリーグ19位 降格
19-20 チャンピオンシップ4位 昇格(PO優勝)
20-21 プレミアリーグ18位 降格
21-22 チャンピオンシップ優勝 自動昇格










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