スクリーンショット 2022-05-03 0.13.46

スポンサード リンク




イビチャ・オシム氏が指揮した市原(現千葉)で通訳を務めた間瀬秀一氏(48)が2日に取材対応し、数々の語録について語った。

03年4月に語った「レーニンは『勉強して、勉強して、勉強しろ』と言った。私は選手に『走って、走って、走れ』と言っている」。運動量を日本人選手の長所の1つとみて重視したオシム氏の考えがにじむ言葉だった。

ある試合のハーフタイムには相手の監督が「ハードワークしよう」と話したのに対し、オシム氏は「もっと走れ。走りすぎて死ぬことはない」と語った。「走って戦える選手だけ信じて使え」、「相手を上回って走れば、それはピッチで選手が1人多いのと同じこと」。常に強いメッセージ性を言葉に持たせた。

自身がフランスで現役時代を過ごしたこともあり、同国のことわざをボスニア語で表現することもあった。メディアから注目を浴びることを理解し「それも計算に入れて、繊細に話していた」と間瀬氏は明かす。「オシムさんの意図や熱量を大事にしながら、使った単語は(訳に)組み込んだ」。情熱と言葉を忠実に再現した日本語が、多くの人々を引きつける語録として残った。【岡崎悠利】










スポンサード リンク

ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログへ