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[4.23 ルヴァン杯グループA第5節 鹿島 3-0 大分 カシマ]

 0-0で粘り強い戦いを続けていた大分トリニータだったが、前半終了間際の一発退場でゲームプランが狂った。後半の3失点で敗れた試合後、下平隆宏監督は「一つ残念なのはジャッジのところ」と不満を爆発させた。

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 命運が分かれたのは前半45分のプレー。鹿島アントラーズはDF常本佳吾が浮き球パスをゴール前に送り、これを受けたFW鈴木優磨が胸トラップで反転してシュートモーションに入ると、DF羽田健人に手をかけられて倒れた。主審はすかさずPKの判定。決定的な得点機会の阻止にあたるとして、羽田にはレッドカードが提示された。MF荒木遼太郎のキックはGK西川幸之介がストップし、ここでの失点は回避したものの、大分は10人で後半へ。数的不利で反撃する余裕はなく、一方的に攻められながら0-3の完敗に終わった。

 PKの場面は羽田の左腕が鈴木の左肩にかかっており、シュートモーションに入っている軸足にも接触があるとみられ、主審の裁量でPKを取られてもおかしくない場面。だが、指揮官は「選手たちは最後までよく走って戦ってくれた。リーグ戦とは違うメンバーで戦って、十分に収穫はあった」と振り返りつつ、怒りをあらわにした。

「一つ残念なのはジャッジのところ。映像でも確認したが、あれがPKかというところ、そして退場かというところでジャッジに関しては不満がある。腹立たしい気持ちでいっぱい。せっかくルヴァンでメンバーが代わって、フレッシュなメンバーでアピールしようといい準備をして取り組んで、ああいった形でゲームが壊されると残念で、不憫に思う」

 ルヴァン杯グループリーグはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)は不採用。普段はVARの導入されていないJ2リーグを戦う大分だが、下平監督はビデオ判定にも言及した。

「ルヴァンにはVARがないが、VARがあればPK取り消し、レッドカード取り消しになったと思う。VARがない試合に関しては主審がしっかりとジャッジをしてほしいと思う。選手たちの頑張りが可哀想。本当に残念」。最後は「選手たちは最後まで頑張ってくれた。リーグのほうにつなげていきたい」と前を向いた指揮官だったが、怒りに満ちた試合総括だった。










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