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マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるロイ・キーン氏が、不振から抜け出せない古巣を酷評した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

今シーズンでオーレ・グンナー・スールシャール体制が4年目を迎え、チームにもFWジェイドン・サンチョやDFラファエル・ヴァラン、そしてFWクリスティアーノ・ロナウドら実力者が加わり、タイトルを狙えるかに思われたユナイテッド。

しかし、蓋を開けてみると格下相手にさえ勝ち切れない試合が多く、順位も第5節以降は4位以下を上下するばかり。一時は8位にまで落ち込むなど不信を極めた中、昨年11月にスールシャール監督が解任となり、定評のあるラルフ・ラングニック監督が後任に据えられた。

それでも一向に復調の兆しを見せないまま、今季も無冠が決定的に。そして19日に行われたプレミアリーグのリバプール戦では、ホームで0-5で敗れた第9節に続き、今回もアウェイで4-0で無残に敗れた。

明らかな実力差を見せつけられ、ご意見番のキーン氏も怒りを通り越して悲しみを覚えたと吐露。チームには魂やプライドもなく、見ていて最悪だとこき下ろした。

「シーズン当初は怒りだったが、今は悲しみに変わった。今日のチームは心がこもってなく、魂もなく、リーダーもいない、そして真のクオリティが欠如したチームだった」

「ファンを見ると誰もスコアに驚いておらず、リバプールが点を取ろうとすれば、いつでも取れるというような感覚だった」

「クラブは上層部すらも混乱に陥っている。ファンももう待てないところまで来ているよ。新しい監督や選手が必要だ。同時に選手の売却もね」

「今のユナイテッドを見るのは本当に辛い。もう私がプレーしていた頃のクラブではない。まるで月とすっぽんだ。プライドもなく、見ていて最悪だ。本当に」

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