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「Jリーグはひとつの作品」

 Jリーグのチェアマンに就任した野々村芳和氏が、4月17日に配信された『やべっちスタジアム』に出演。現在の心境や今後の目標を明かした。

 野々村チェアマンは現役時代、ジェフユナイテッド市原やコンサドーレ札幌でプレーし、引退後は解説者などを務めた後、2013年から札幌の代表取締役社長に就任。そして今年3月15日、史上最年少となる49歳で第6代Jリーグチェアマンの座に就いた。

 チェアマンとなって約1か月が経った現在の心境については「地域リーグでやっていた自分が、イングランド・プレミアリーグに急に行ってしまったような感じ。まだ慣れない」と率直な感想を口にした。
 
 番組MCの矢部浩之さんから今後の目標を問われると、「サッカーが中心でないといけない」と前置きをしつつ、次のように熱弁した。

「ピッチ上だけではなく、催し物とか、スタジアムに行きたいなと思うものがあって、かつ、サポーターが作る熱気を含めてJリーグはひとつの作品。札幌で社長をやっているときも、ひとつの作品を出すつもりでやっていた。そういう良いものを全国で作っていきたい」

 そのためには各クラブやサポーターの協力も不可欠だと話す。「良い作品はみんなで作るもの。各クラブも努力しているので、それをJリーグがどうサポートできるか。ぜひ協力してみんなで良い日本のサッカー界にしてほしい」と新たなチェアマンとしての考えを語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部










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