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「森保監督の判断は正しいように思える」

 日本代表がカタール・ワールドカップのグループステージ第3戦で相まみえるのが、スペインだ。EURO2008、2010年W杯、EURO2012とメジャー大会3連覇を成し遂げ、東京オリンピックでも準決勝で日本の前に立ちはだかった強豪国に、どう立ち向かうべきなのか。継続して森保ジャパンをチェックしてきた『ラジオ・マルカ』のダビド・フェルナンデス記者に訊いた。

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 日本代表は、森保体制5年目を迎える中でワールドカップに臨む。ゴールが少ないのであれば、その数を増やそうとして自分をさらけ出すのではなく、少ない得点でリードして守る。森保一監督は得点力不足という日本が抱える積年の課題に、明確な姿勢で立ち向かっている。

 技術的センスや攻撃の積極性を評価し、若い選手の溌剌としたプレーを好む日本のファンが、森保監督のこの現実的なアプローチに不満を抱くのは理解できる。しかし、その戦いぶりをチェックしてきた海外の一記者として私見を挟ませてもらうと、少なくともチャンスを確実に仕留めることができる9番不在の状況が続く限りは、森保監督の判断は正しいように思える。

 森保監督は日本が得点面でウイングに依存する現状を鑑みて、(しかもゴールは最終目標ではなく、流れの中で生まれるボーナスのようなものだ)守備に比重を置いて戦うことを選択した。

 しかし同時に、指揮官の下でチームは進化を遂げ、ニュアンスは変わってきている。それは僅差のリードを守るために迅速に自陣にリトリートしゴール前を固める守備から、前からボールを奪う守備への変化だ。


 そのために、中盤にはプレッシングを得意とする選手を並べている。日本は、アジアカップ2019のサウジアラビア戦(ラウンド・オブ16)で、ポゼッション率が30パーセントに満たない中で、1点差のリードにしがみつく戦い方を余儀なくされた。

 しかしW杯予選で同じ相手と対戦した時は、主導権を握るまでには至らなかったが、守田英正、とりわけ田中碧という中盤の選手が率先してプレッシングを行ない、前からボールを奪う積極性を見せた。

 さらにこの受動的なディフェンスから能動的なディフェンスへの移行が、スペイン代表のような格上との試合で有効になる。スペインはもう10年以上にわたって、ボールを扱うことに長けているが、スペースがないと表現力に乏しい選手がチームの根幹を担ってきた。“ラ・ロハ”が保守的なアプローチで試合に臨むチームに苦戦するゆえんだ。

 しかし、だからと言って日本がベタ引きで守ればいいというわけではない、スペインをペナルティエリアから締め出すために、積極的にプレスを仕掛け、なおかつボールを奪えば素早く攻撃に転じ、相手に脅威を与えなければならない。そう、スペインの嫌がる展開だ。だからこそスペインは、ドイツのような攻撃的なチームと対戦する時と同じくらい、いやそれ以上に、日本の挑戦を受けて立つことを心配しなければならないのだ。

「ゴールの期待が高まる選手は…」

 スペインはUEFAネーションズ・リーグでドイツに大勝(6-0)する一方で、W杯欧州予選でスウェーデンに苦杯を喫し(1-2)、アルバニア、ギリシア、ジョージアに苦戦を強いられている。これらはいずれも日本と同じく守備的なチームだ。

 プレッシングを得意にする一方で、創造性には欠ける日本の中盤の機能性を支えるには、遠藤航、守田、田中による3センターがベストの形と言える。一方の前線は、伊東純也、南野拓実、大迫勇也の3人がレギュラー格で、自ずと鎌田大地、久保建英、三苫薫といった欧州で売り出し中の才気あふれるアタッカーがスタメンから弾き出される格好になっている。

 ただ、それは同時に後半の勝負どころで攻撃の切り札として投入できることを意味する。スペインとドイツ相手にポゼッションで上回るのは至難の業だ。逆にカウンターに活路を見出さなければならない試合で、局面打開力に長けた彼らのような選手が終盤、フレッシュな状態で投入される展開に持ち込むことができれば、日本の勝機も見えてくる。

 スペイン戦を想定すると、田中はペドリにプレッシャーをかけ、セルヒオ・ブスケッツへのパスコースを寸断するのがメインのタスクになるだろう。遠藤は、そのペドリをマークする田中をサポートしながら、アルバロ・モラタの背後のスペースを狙ってパスを受ける動きをケアしなければならない。

 そしてボローニャとアーセナルで戦術眼に磨きをかけ、進境著しい冨安健洋は、スペインの得点源であるモラタと両ウイング(特にフェラン・トーレス)を封じる役割を率先してこなす必要がある。日本が守備に回る時間帯が増えるのは避けられない。

 しかし、もちろん勝利するためにはゴールが必要だ。今予選で大活躍を見せ、欧州組の中で鎌田と並んで唯一、所属クラブでコンスタントにプレーしている伊東純也への期待は自ずと高まってくる。

文●ダビド・フェルナンデス(ラジオ・マルカ)
翻訳●下村正幸



2022/04/13(水)
森保監督は守備組織しか作れてない。
東京五輪の準決勝のスペイン戦のように、90分以内で失点0に抑える事を最重視して、ゴールをどのように取るかは二の次のサッカーになる。
それが初戦なら悪くはない。
初戦では勝点0の負け以外なら、3戦目までグループリーグ突破の希望が大きく残り、選手達のモチベーションが保たれる

しかし、スペイン戦は第3戦。勝点1ではグループリーグを突破出来ない可能性が高い。その時には必ず1ゴール以上は必要になる。保守性は有効にならない

格上相手に先制点を取れなければ、格下が勝つのは凄く困難。
先制点を取る為に、慎重に守備ブロックを作って粘り強く守備しながらも、ボールを奪った後に大胆に人数をかけてカウンター攻撃に出て行けるか、勝つ為にはそれが重要なポイントになる。
スペインを自陣に向かって戻りながら守備させるカウンターをいくつ出来て、フィニッシュ精度があるかも問われる

2022/04/13(水)
日本選手の印象は、
守備に安定した選手が多く輩出され、各リーグ内での評価も上々。
その一方で、攻撃陣は世界レベルのタレントとまでは至らない印象です。

ドイツ、スペイン相手にどれだけ食らいつき、辛抱強く守備が出来るのか、
そして、少ないチャンスを活かさなければならないのが攻撃陣。

サッカーは、どんな形であれ点が取れない事には勝てないスポーツ。
攻撃陣の奮起、覚醒がとても重要になると考えます。

今大会で求められるのは、
格上の相手を倒しきる事ができるのかという部分、善戦ではなく勝ち切る力が試されます。

良い試合をするだけでなく、
守備から攻撃へ繋げる戦術と選手起用の采配が試されます。

日本にセットプレーの名手が居ない事も今大会の不安要素、
中村俊介、本田圭佑、遠藤保仁のような一撃を持つ名手不在なのは辛い所。

2022/04/13(水)
当たり前だけど、ボールを奪わないと攻撃できない!当たり前だけど、点を多く取られるとリスクも上がる!今の代表のしっかり守るは自ら奪いに行くレベル!点を取るための守備!サッカーでは当たり前のこと!個で負けてもチームで勝てるスポーツ!相手のレベルが上がるほど簡単ではないけど、一回もベスト4にもなってないんだから、このサッカーが正しいし、選手選考も素晴らしいと思う!自分は強い国とするときは期待して見てる!!がんばれー

2022/04/13(水)
ドイツやスペインの記者すら日本の攻撃のキーマンが伊東で、守備は遠藤を中央に置いたトリプルボランチでやって来ると思っている。そこで伊東と遠藤のポジションを今やっているところから外して、別の役割を与える。具体的には2トップにして伊東をサイドじゃなくもう少し真ん中でプレーさせ、3バックにして遠藤を右のバックで使う(真ん中が冨安、左が中山)。いまのやり方だと伊東も遠藤も出来ることしかしないし、正直に言ってこの2人の能力を100パーセント発揮してもたかがしれてる。残りのフィールドプレーヤー8人のためこの2人を違ったポジションで使うといいと思う。特に伊東はもうサイドにいなくても、もっと自由を与えてあげてほしい。ドログバもアンリもファン・ペルシもメッシもロナウドもみんなウイングからストライカーになっていったので、伊東もドログバみたいになれると思うし、遠藤もキャプテンマークを巻いてほしい。

2022/04/13(水)
記事にもあるように勝ち負けだけで言えば日本が勝つ可能性もなくはない。
ただ、内容はつまらないものになるだろう。
先日のシティ対リバプール戦を見て改めて思ったが、サッカーは矢印が前に向いている同士が戦っている時が一番面白い。

今大会の日本代表は結果だけを求めていると理解したのでそこは割り切ることにした。
日本の守備がどこまで耐えられるのか。
見所はそこだけになると思う。

2022/04/13(水)
サッカーはボールを中心に考えると頭の中はFWが守備的でDFが攻撃的である変なスポーツ
DFは必死にFWからボールを奪おうとしFWは奪われないようにひたすら逃げる
なので狩猟民族だった欧州でキーパーやディフェンシブな選手が人気になるのもわかる気がする
高い位置でボールを沢山奪えればそれだけチャンスが増える
精度の低い得点力は数で解決しよう
あと今の代表には東京オリンピック組が沢山いる
吉田だってオリンピック組
一度ペドリとやっている事は必ず生きると思う

2022/04/13(水)
日本代表はW杯本戦に望む度に急ごしらえの守備的なシステムで結果を残してきた。
一方今回はアンカーを置く433で予選を戦い、洗練され始めたシステムでくしくもドイツ、スペインといった欧州の強豪に臨むことになった。
非常に楽しみである一方、膠着したシステムで失敗してきたという苦い経験も忘れてはならない。ようやくドイツで開花し始めた浅野、三笘、久保、堂安といったアタッカーの起用方法がカギを握るような気がする。

2022/04/13(水)
客観的に考察すれば、強国を相手にして日本がマイボールに出来る支配時間は、少ないでしょうね。
当然、フィニッシュまでの組み立て機会も少ない。
前線からの守備でボールを奪い、高い位置からのカウンターが理想でしょう。
でも、押し込まれるとボールを奪っても皆自陣となりますからね。
伊東や前田、浅野のような槍が必要ですね。

2022/04/13(水)
ドイツに比べたら、ほんの少しだけスペイン戦の方が明るい光がさしてる気がする。東京オリンピックでも、2度対戦してお互い手の内は分かっているが、あれから日本は中盤のスリーボランチを配置してかなり進化している。スペインは前回のイメージが強いから必ず苦戦する。

そうすると初戦のドイツ戦は何が何でもクリーンシートで終わらせて、大会を少しでも長く楽しみたいです。

2022/04/13(水)
今の日本の選手特性を考えると、ポゼッションして魅せるサッカーやラインを下げて守ってカウンターを狙うサッカーよりも中盤がハードワークして狩ってショートカウンターを狙うのが得点の確率が高い。
ただ、このサッカーは選手の運動量に依存するので(スペインはボールを回して体力を削ってくるだろうし)、サブメンバーの充実と交替策が鍵になってくる。











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