カタールＷ杯（１１月２１日開幕）の１次リーグＥ組で森保ジャパンと対戦するスペインで、ＭＦ伊東純也（２９＝ゲンク）への注目度が急上昇している。下馬評ではスペインはドイツとの２強だが、日本に対しても警戒を緩めていない。スペイン紙「アス」は「伊東はスペインにとって脅威だ」と見出しを打って、その存在を危険視した。

「日本人選手はゲンクで素晴らしい年を過ごしており、日本チームのスターの一人だ」と高く評価。「右サイドのウインガーは２シーズンにわたって高いレベルを示している。昨季は１２ゴールと１６アシスト、今季はすでに７ゴールと１８アシストをマークしている。代表ではベトナム、オマーン、中国、サウジアラビアとの試合でゴールを決めた」とクラブと代表での絶好調ぶりを紹介した。

　そして「人工知能（ＡＩ）のデータは、リーグの８つのパラメーターで彼をリーダーと指し示している」と分析。アシストやペナルティーエリアへの侵入、クロスの回数など攻撃面のさまざまな数字をもとに、万能ストライカーとして成長を遂げていると指摘した。

　さらに「右ウイングでの彼の重要性は日本の強みだ。スペインの左サイドバックは弱点となる可能性がある。そのため伊東はスペインのＤＦが注意を払わなければならない選手になる」。自国の弱点を突いてくる危険な相手として最大級の警戒を示している。

　米メディア「レディット」でも「伊東純也が（日本を）栄光に導く」などと期待を寄せられており、海外で脚光を浴びる存在になっている。夢の大舞台で一躍〝世界のイトウ〟になれるか。

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東スポ 4/7(木) 6:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9f1957ca0461a90569c94cd5af09bcb6345e838