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「良い意味でのバチバチ感は常にあった」と福西氏

 元日本代表でY.S.C.C.横浜に所属する松井大輔が3月19日に自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。元日本代表でサッカー解説者の福西崇史氏とのコラボ対談で、日本代表に関するサッカー談議を行なっている。

 99年のコパ・アメリカで代表デビューを飾っている福西氏に対して、松井は2003年6月にフランスで行なわれたコンフェデレーションズ・カップで日本代表としてデビュー。ふたりはジーコジャパン時代にチームメイトとして日の丸をつけて戦っているが、当時チーム内には独特の雰囲気があったという。

 中田英寿、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一の「黄金のカルテット」を中心とした海外組が幅を利かせるなか、福西氏は「国内組にも『俺らもできるよ』というのがあった。良い意味でのバチバチ感はあった」と回顧。松井が「ギクシャクしてましたもんね?」と問い返すと、福西氏は「うーん、ギクシャク……。言い方が悪いわ!」と返答に詰まりながらも「ピリピリ感は常にあった」と振り返っている。

「ジーコの時は独特の雰囲気がありましたよね」とさらに松井が問いかけると、福西氏は「俺はそれが個性だと思って好きだった」と想いを明かす。続けて「チームとしてまとめなければいけないけど、でもそのピリピリ感は残しておかなきゃいけないと感じていた」とし、実力のある海外組に対して、国内組も力をつけてなんとか結果を残さなければいけないという想いが強かったことを明かしている。

 また、自身が考える歴代最強の日本代表として、松井は2006年のジーコジャパンを挙げ、「すごく個々の能力が高い」とその理由を述べる。一方、福西氏は「結果を残さないとプロじゃない。勝つチームが強いと思う」としながらも、「ポテンシャルという点では、強くなるなとは思っていた。だから、2006年は確かに強かった」と当時のレベルの高さを語っている。

 ワールドカップでは結果を出せなかったジーコジャパンだが、当時を知るふたりにとっても、とりわけ印象深いチームとして記憶に刻まれているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部










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