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◆明治安田生命J1リーグ 第5節 広島0―2川崎(19日・Eスタ)

 川崎は広島を2―0で下して暫定首位を守った。日本代表DF酒井宏樹(浦和)が負傷で代表活動を辞退する中、DF山根視来が追加点となるゴールを挙げ、自慢の得点力をアピールした。

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 川崎が誇る“日の丸コンビ”が敵地での勝ち点3奪取に大きく貢献した。川崎1点リードの後半43分、味方との連携でゴール前に侵入した山根は、相手GKがはじいたボールに素早く反応。「鬼さん(鬼木達監督)から、いけると思ったらいけ、追加点を取って試合を終わらせて来いと言われていた」。FW顔負けの嗅覚で貴重な追加点を挙げた。

 同28分には、CKの場面で日本代表DF谷口彰悟が競り合った相手DFの頭部に当たったボールがネットを揺らした。明らかなオウンゴールだったが、「ただいまの得点は川崎フロンターレ背番号5、谷口彰悟」と場内アナウンス(後に修正)。谷口は「触ってないです」と笑いつつ、「(ゴールへの)入り方を工夫した。チームを勇気づけるゴールになった」とうなずいた。ゴールライン上での起死回生のクリアなど、守備面でもさすがのパフォーマンスを発揮した。

 浦和DF酒井の代表辞退を受け、山根は右サイドバック一番手としての活躍が期待される。谷口も負傷で招集外となったDF冨安健洋(23)=アーセナル=の穴を埋めるべく、ポジション争いに挑む。

 試合後、代表合流のため代表のスーツ姿で取材に対応した山根は「国を背負って戦うモードに切り替えたい」、谷口は「何が何でも勝って(日本に)帰ってくるという強い気持ち」と力を込め、決戦の地・オーストラリアへと向かった。(岡島 智哉)

報知新聞社










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