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[3.15 ACLプレーオフ 神戸4-3(延長)メルボルンV 神戸市御崎公園球技場]

 ヴィッセル神戸が延長戦にまで及んだ激闘を制して、2年ぶりとなるアジアへの挑戦権を獲得した。

 15日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフで、神戸はメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に4-3で勝利した。

 昨年度のJ1リーグ戦で過去最高3位の好成績を残した神戸は、2年ぶりとなるACL本大会出場をプレーオフから狙うことになった。しかし今シーズンは開幕から6戦勝ちなしと不調。きっかけとなる戦いがしたい一戦にもなった。

 先制点は神戸に決まった。前半6分、左サイドをドリブルで仕掛けたFW小田裕太郎のクロスからチャンスが生まれると、MF中坂勇哉の折り返しのこぼれ球をMFアンドレス・イニエスタが左足でねじ込み、スコアを動かした。

 しかしこのリードは長く続かなかった。前半12分、相手に与えた1本目のCKからゴール前にこぼれたボールをFWニコラス・ダゴスティーノに体ごと押し込まれ、あっという間に試合が振り出しに戻る。

 前半17分には神戸がイニエスタの蹴ったFKからDF菊池流帆が頭で折り返したボールをDF小林友希が蹴り込んでゴールネットを揺らすが、惜しくもオフサイド判定。同31分には逆にメルボルンに右クロスからダゴスティーノに決定的なヘディングシュートを許すが、GK飯倉大樹がビッグセーブで弾き切った。

 1-1で折り返した後半はより緊迫感を増す。すると後半26分、メルボルンがFWベン・フォラミの左クロスに滑り込んだダゴスティーノのゴールによって逆転に成功。しかし神戸も後半35分、DF初瀬亮が蹴った左CKを菊池がそらすと、FW大迫勇也が右足で合わせて、同点に追いつく。

 試合は終盤、さらに二転三転。後半42分、神戸は右サイドを深く突破したMF山口蛍のクロスに、DFを引き付けながらニアに入った大迫が右足ワンタッチでコースを変えて流し込み、再逆転に成功。しかしメルボルンVも同45分、ダゴスティーノのヘディングは飯倉が好セーブで弾いたが、跳ね返りをフォラミに華麗に決められ、またも試合は振り出しに戻った。

 そして決勝点が生まれたのは延長前半5分、神戸は左サイドから初瀬がクロス。イニエスタがダイレクトで落としてMF汰木康也がクロスを入れ直すと、FWリンコンが合わせて勝ち越しに成功。延長後半に入り、イニエスタに代えてDF槙野智章を投入するなど、守りを固めた神戸が逃げ切った。

 本大会は上海海港(中国)、チェンライ・ユナイテッド(タイ)、傑志(香港)と同組のグループJを戦うことになる。開催地はタイ。初戦は4月16日となる。










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