川崎Fは11日、トップチームの選手2人とスタッフ2人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表した。クラブによると、現在4人は適切な対策のもとで療養しており、保健所による濃厚接触者はいない。

　当該選手Aは6日夜に咽頭痛を訴え、7日に医療機関にてPCR検査を実施し、陽性診断を受けた。当該選手Bは8日、トップチーム全選手と全スタッフを対象とした自主PCR検査にて陽性となった。また、スタッフ2人は10日と11日にそれぞれトップチーム全選手と全スタッフを対象とした自主PCR検査にて陽性と診断された。

　12日に浦和と対戦する富士フイルム・スーパー杯には、出場条件を満たした選手とスタッフで臨み、当日にもスクリーニング検査を行う。クラブは「これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策をさらに強化し、選手、スタッフ、関係者全員に再度、感染症防止策の周知、徹底を図ってまいります」とコメントした。