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カタール・ワールドカップまで10か月を切った今、ブラジル代表は歓迎すべき人選のジレンマに直面している。

すでに出場権を獲得しているセレソンは、攻撃陣に豊富なタレントを抱えている。その羨ましいほどの層の厚さが、南米予選を難なく突破できた理由のひとつであり、過去数か月の間にネイマール、リシャルリソン、ロベルト・フィルミーノといったスター選手の不在をカバーすべく、複数の選手が名を挙げてきたのである。

しかし、本番になれば、チッチは23人しか飛行機に乗せられない。特に前線はポジション争いが激しいので、何人かの選手はがっかりすることだろう。

『GOAL』は、ブラジルの主な候補者を取り上げ、その座をほぼ確実なものとする者もいれば、時間との戦いに挑む者もいることを紹介する。飛行機のチケットを手にするまでに焦点を当て、評価していこう。

ネイマール

評価:飛行機内

116キャップ、70ゴールを誇るネイマールは、29歳にしてブラジルの完全なメインキャストだ。2002年以来のワールドカップ優勝を目指すブラジルの中心的存在である。

2021年の後半、ケガによってリズムを崩したが、コパ・アメリカでは、リオネル・メッシ以外の選手でベストプレーヤーとなったように、このパリ・サンジェルマンのスーパースターは、最高のコンディションのとき、地球上で最も危険なアタッカーの一人である。

もし、彼がフィットネスとフォームを取り戻すことができれば、2022年カタール大会のメンバーリストの最初の一人となることだろう。

ヴィニシウス・ジュニオール

評価:空港ラウンジ(ただしゲートは開いている)

レアル・マドリーの若きスターは、この一年で最も注目される選手の一人に。ボールに対する爆発的な存在感と信頼性の高いプレーを兼ね備え、カルロ・アンチェロッティ監督のスタメンにおいて欠かせない存在となった。

ヴィニシウスは今シーズン、ラ・リーガで12ゴールを挙げ、欧州5大リーグにおいて、ブラジル人選手としては最多の得点数を記録。昨年11月のアルゼンチン戦でも危険なプレーを見せた。

リシャルリソン

評価:現時点では飛行機内

ネイマールと同様、リシャルリソンもまた、今シーズンはケガに悩まされ、そしてもちろん、最近解任されたラファエル・ベニテスの下で不振だったエヴァートンで苦しんだ。

しかし、このアタッカーは両翼や中央でプレーすることができ、チャンスメイクすることも、ゴールを決めることにも長けている。

リシャルリソンが最後にセレソンで出場したのは、昨年8月に行われた東京オリンピック優勝のときであったが、本大会ではチッチのプランに戻るはずである。

ガブリエウ・ジェズス

評価:飛行機に乗り遅れる危険性あり

2016年に19歳でデビューを果たし、その後数年間で50以上のキャップを記録。チッチ監督のお気に入りの一人である。しかし、セレソンの他のスター選手と同様、ジェズスもアクセルから足を離すわけにはいかない。

センターフォワードの長年のライバル、フィルミーノだけでなく、ガブリエウ・バルボサやアトレティコ・マドリーのマテウス・クーニャもかわしていかなければならないし、ブラジル代表として最後にゴールを決めたのが2019年のコパ・アメリカ決勝という国際的に腐った成績もあり、自分の位置を確実にするために大きな一年が必要なのだ。

ロベルト・フィルミーノ

評価:家にいるにはあまりに有用

リヴァプールのスター選手の多才さは、カタール入りを果たす上で最も価値のある財産だろう。

過去12か月間、フィルミーノはチッチが好む4-2-3-1の4つのアタッカーポジションのすべてをこなし、ワールドカップでの激務に欠かせないユーティリティープレーヤーとなっている。

コパ・アメリカ決勝でアルゼンチンに敗れ、ハーフタイムに交代されて以来、ブラジル代表としては出場していない。

ハフィーニャ

評価:準備中

2021年のブラジルはほろ苦い結果となったが、その中でも思いがけないところからもたらされるインスピレーションもあった。

ハフィーニャは、10月にリーズの選手として初めてセレソンキャップを獲得し、最初の3試合で2アシストと2ゴールを決め、南米予選ですぐにインパクトを与えた。

リーズにとっても、この25歳の選手は厳しい状況の中で突破口を開くタリスマンであり、足元でボールを持てば、まさにゲームチェンジャーである。

ハフィーニャにはカタール行きのチャンスがあるが、そのためにはこの9か月間、2021年と同じように印象的なプレーを見せなければならないだろう。

アントニー

評価:ラウンジ内

アヤックスの若きスターは、ハフィーニャと同じような立場にある。2021年、数々の素晴らしいパフォーマンスで国際舞台へと躍り出たが、W杯での選出に制限があることを考えると、2人のうち1人しか遠征に行けないだろう。

とはいえ、アントニーにはチッチ監督を納得させる絶好の機会がある。アヤックスはまだチャンピオンズリーグに出場しており、そこで説得力のあるパフォーマンスを見せればチャンスは広がるだろう。

ガブリエウ・バルボサ

評価:飛行機に片足を乗せる

ガビゴルが証明しているように、チッチがブラジル代表メンバーを選ぶとき、プレーしている国は関係ない。

フラメンゴのスターは、インテルでの失意の時期を終えてから、驚異的な得点力を発揮し、2021年の予選では5試合連続で先発。11月にはコパ・リベルタドーレスへの挑戦に専念するために、欠場した

ガビゴルは今年もチームの常連であり、フラメンゴが優勝争いを続け、彼がゴールを決め続ける限り、選出される可能性は極めて高い。

マテウス・クーニャ

評価:家に座っているが、長くは続かない

マテウス・クーニャは記憶に残る2021年を過ごした。

母国ブラジルでは無名だったこのフォワードは、オリンピック金メダリストとして3ゴールを挙げ、ヘルタからアトレティコ・マドリーへの高額な移籍を勝ち取ったのだ。

クーニャはスペインで力をつけ、現在ではアトレティコのセンターフォワードのポジションを巡ってルイス・スアレスに強力な挑戦状を叩きつけた。

この急成長は、カタールでの出場権を獲得するには遅すぎたかもしれないが、22歳の彼は間違いなく今後注目の選手だ。

フィリペ・コウチーニョ

評価:まだチャンスはある

このリストの中で、おそらくコウチーニョは失地回復のために最も努力しなければならない選手だろう。

今冬、アストン・ヴィラへと加入したコウチーニョは、バルセロナでの不本意な活動を取り返さなければならない。ヴィラで好スタートを切ることができれば、再び出場機会を得る可能性が出てくるかもしれない。

しかし、時間の短さは彼に不利に働くだろう。

エヴェルトン・リベイロ

評価:ラウンジ内

エヴェルトン・リベイロのビッグマッチに対するメンタリティーは非の打ちどころがない。

フラメンゴでコパ・リベルタドーレスを制したこの万能選手は、チームの中心選手であり、その優雅な攻撃プレーで期待を裏切ることはほとんどない。

ここ数か月間、頻繁に起用されており、カタール行きの23人を選出する際には、この32歳の選手のポリバレントさを評価するかもしれない。

エヴェルトン

評価:家で座っている

ちょうど2年前、エヴェルトンはブラジルサッカー界に新しいセンセーションを巻き起こしていた。当時、グレミオのスターだった彼は、コパ・アメリカでセレソンがトロフィーを手にし、世界が彼の足元に集まったかのような素晴らしい活躍を見せた。

しかしそれ以来、ベンフィカではなかなか調子が上がらず、2021年のコパでは失意のうちに終え、後半にはチッチのチームから完全に脱落してしまった。

まだ復活の可能性は残されているが、エヴェルトンより上の選手も数多くいるため、その可能性は低そうだ。

フッキ

評価:家で座っている

アトレチコ・ミネイロでの素晴らしいパフォーマンスにより、昨年9月に代表チームにサプライズ選出され、代表復帰を果たしたベテランフォワードだ。

フッキは今でも恐ろしいほどの実力者だが、ケガの危機やその他の不測の事態がない限り、この35歳が2度目のワールドカップに出場することはないだろう。

ロドリゴ

評価:家で座っている

地球上のほとんどのナショナルチームであれば、ロドリゴはほぼ自動的に選ばれる存在だ。しかし、ここはブラジル。世界で最も有名なクラブの一つでプレーしているにもかかわらず、セレソンでインパクトを与えるのに苦労している。

ロドリゴは母国代表としてわずか3キャップしか持っておらず、最後の出場は2020年だ。今後、同僚のヴィニシウスのような素晴らしい躍進を遂げない限り、この21歳にとってカタールは遠い夢に過ぎない。

アルトゥール・カブラル

評価:家で座っている

バーゼルのストライカーは、2021-22シーズンに31試合に出場して27ゴールを叩き出し、ブラジル代表に初招集されたものの、まだデビューを待っている状態だ。

セリエAのフィオレンティーナへの移籍が噂される中、カブラルは注目を浴びる存在となり、今後さらに活躍が期待されている。

ダニエル・エドワーズ



2022/01/30(日)
日本と比較すると、日本がW杯に優勝するのが絶望的なのだとよくわかる。

2022/01/30(日)
評価の仕方が海外っぽくて良かった。
日常を感じさせる例え表現は親近感が湧く。
サッカーはエンタメだからこういう例え歓迎です。

2022/01/30(日)
チームの顔とも言えるFW

ブラジルだけじゃなく、全ての強豪国は欧州のトップクラブで活躍していながら代表に選ばれない事も珍しくない……

ブンデスの2部ですら必要とされなかった斜陽のCFWが毎度毎度のスタメン……

日本が最も世界とかけ離れているポジション

2022/01/30(日)
いいなあ
この中から一人日本代表来れば、即エース候補でスタメン確定
ブラジルは人材の宝庫
cbもエグイな
キーパーも

2022/01/30(日)
ネイマールは別格として
今シーズンの活躍みたらヴィニシウスも抜け出してるよね
ジェズスやフィルミーノは派手に目立つタイプではないけど、安定感はあるし
リシャルリソンやマテウスクーニャはグイグイきてるし…
ホントブラジルは凄いね

前回大会のアタッカーだったウィリアンやドウグラスコスタが代表から去って、クラブも欧州から母国に帰ったけど
どんどんいい選手が出てくるね

2022/01/30(日)
ロマーリオ、ロナウド、リバウド、ロナウジーニョの頃のセレソンって今考えても半端ない陣容だね。1994アメリカ大会、1998フランス大会、2002日韓大会と3大会連続の決勝進出して、2回優勝してるもんね。
以後、一度も決勝に進んでいない事を考えると黄金時代の一つだったよな!

2022/01/30(日)
ネイマールは確定として4231なら残り7枠を争う感じかな。
ヴィニシウスみたいな印象的な活躍を見せてれば話は変わるけど、監督から見たら複数ポジションできる選手は選出しやすいよね。

2022/01/30(日)
FWはネイマールと覚醒中のヴィニシウスでどうとでもなるね
世界的に貴重なハイレベルアンカー2枚いるし
最高峰のGKも2枚いる
なんやかんやで王国だわ

2022/01/30(日)
日本もブラジルまでとはいかなくても、競争力働かせて欲しい。
メンバー固定で戦術も固定だと、どうやってもW杯で優勝するイメージが沸かない。

2022/01/30(日)
でもロマーリオやロナウドがいた頃からしたらブラジルも小粒になった感がする。
何せ、エウベルやアモローソが代表に入れなかったぐらいだった。











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