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バルセロナは4日にラ・リーガ第16節、本拠地カンプ・ノウでのベティス戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、バルセロナが常勝チームでなければいけないことを強調し、恩師ルイス・アラゴネス氏の名言を今一度口にしている。

アトレティコ・マドリーやスペイン代表指揮官として大きな功績を残した故アラゴネス氏の代表的な名言といえば、「勝って、勝って、勝って、勝って、また勝って、勝って、勝って、勝って、再び勝って、勝って、勝って、勝つ……。30分間、私がそう言い続けることを望むかい? しかしながら諸君、それこそがフットボールなんだよ」。ディエゴ・シメオネ監督が「ルイスが言っていたように、勝って、勝って、勝って、また勝たなければならない」と過去に発言するなど、薫陶を受けた人物にとってはとても大切な名言、考え方である。

そしてスペイン代表でアラゴネス氏と強い絆で結ばれたチャビ監督も例に漏れない。ベティス戦前日会見、元スペイン代表MFはバルセロナ復帰会見でも口にした言葉を繰り返している。

「バルサはすべてに勝つことを希求している。いつだってね。自分たちがどのような地点にいるか、どのタイトルを争えるかは時間が明らかにしてくれる。が、ここで引き分けや負けは価値を持たない。ここのフットボールはそういうものなんだ。私たちは競うために存在するチームなんだよ」

「私たちはバルサだ。勝って、勝って、勝たなければならない」

チャビ監督はまた、現時点におけるチームの好ましい部分、修正していかなくてはいけない部分を挙げている。

「ビジャレアル戦の私たちはパス、チャンスメイクなどで勇敢だった。しかし守備面は改善が必要だ。DFラインをもっと上げなくてはならない……。各試合がまったく別物だが、私たちは改善されていかなくてはならない」

「4バックと3バックの使い分けについて? 重要なのはシステムではなくプレーモデルだ。フォーメーションについては試合中に変更することができる。優位性を求めたりと、試合状況、対戦相手、スコアによってね。しかしシステムはそこまで重要ではない。重要なのはプレーモデルなんだよ」

「バルサは世界で最も難しいクラブだ。クレ(バルセロナサポーターの愛称)、カタルーニャ人はとても要求が厳しく、勝利するだけでは十分ではない。それだけでなく勝たなければいけないんだよ。ビジャレアル戦ではいくつかのフェーズでうまくいかず、ボールを保持できなかった。勝ったことは大切だが、そうしたことも頭に入れている」

その一方で、ビジャレアル戦で先制ゴールも決めたMFフレンキー・デ・ヨングの重要性も説いた。

「彼は譲渡不可能な選手。とても大切な存在だよ。違いを生み出せる力があるし、ビジャレアル戦ではゴールを決め、ラストパスも出した。パウがプレスに出てくるとき、私たちはフレンキーで彼の背後を取ることを狙った。フレンキーはライン間でプレーしていたが、それこそが私たちの求めることだったんだ」

また、今季限りでバルセロナとの契約が切れながらも延長交渉が遅々として進まないFWウスマン・デンベレについては、たとえ契約を延長しなくともスタンド送りにはせず、起用し続ける方針を示している。

「起用しないとしたら、それは客観的ではない。契約があるならばプレーすべきだ。私たちはポジティブでありたいし、彼が契約を延長すると考えている。そう考えたいんだ。彼は契約を結んでいるし、プレーしなくてはならない。クラブのイメージのためにもそうしなければ。スタンド送りにする選択肢は考慮していない」










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