スクリーンショット 2021-08-05 8.07.56

スポンサード リンク




U-24日本代表はあす3日にU-24スペイン代表と準決勝を戦う。相手は強豪国に違いないが、長年、東京オリンピック世代の選手たちを現場で取材してきた川端暁彦氏によれば、現在のチームには名前負けするような選手はいないという。コラム『五輪のツボ』の第5回は、日本サッカーの成長とスペイン戦の意義について綴る。

文◎川端暁彦

どんな相手にも同じ目線で戦える
 1990年代半ばから始まった日本サッカーの「高度成長期」はスペインのブレイクスルーとも時期を同じくしている。若い世代にこの話をすると、「え?」みたいなリアクションになるのだが、20世紀におけるスペイン代表というのは、そんなに強くなかったのである。

 95年のワールドユースで日本が初めて自力出場を果たした際には、中田英寿のいたチームはラウール擁するスペインと熱戦を展開しているし、快進撃を見せて史上初めての決勝進出を果たした99年のワールドユースでは決勝で対戦。黄金世代と呼ばれたチームは、しかしシャビという魔法使いがいた相手に0-4の完敗を喫した。

 2000年のシドニー五輪、当時“史上最強”と謳われたチームはメダルを期待されたものの、準々決勝で苦杯。その大会で準優勝しているのは、オーバーエイジ枠を使わない編成にもかかわらず、圧倒的な質の高さを見せ続けたプジョルやシャビのいたスペインだった。

 その後、グアルディオラ率いるバルセロナの革命的なサッカーが、日本のサッカー関係者に多大な影響を与えたことは今さら説明するまでもない。若い世代に「好きな代表チーム」でアンケートを採れば、スペインは上位に来るだろう。これは、私のような老人たちが子どもだった時代によっては考えられなかったことでもある。

 逆に言えば、サッカーにおける「サッカーの強い国」というのは移り変わっていくという話でもある。日本サッカー協会は2050年のワールドカップ優勝という目標を立てているが、その過程にある2020年の東京五輪については「金メダル」という中間目標も立てていた。

 それはもちろん、五輪がサッカーにおける最高峰の大会ではないことを分かった上での目標設定だったわけで、別に「取れたらいいなあ」の夢物語として打ち出していたわけではない。中田英寿を切っ掛けとして大きく進展した日本人選手の欧州挑戦は、積み重ねた経験値を次代が引き継ぐ形で発展させ、欧州でプレーするのが「当たり前」の時代を到来させている。

 東京五輪に臨んだ代表チームも主力の過半が欧州組というラインナップで、「どんな国が相手であっても、同じ目線で戦えるチーム」(森保一監督)になった。DF板倉滉が「いつも色々な国の選手とやっているんで」とサラリと言っていたが、そうして個々の選手が積み上げた下地が、チームの精神的な土台にもなっている。

 メダルマッチとなる準決勝。4強にそろったのは、グループステージ終了時点の反町康治技術委員長の言葉を借りれば、「しっかり準備して、(メンバーを)そろえてきたチームが勝っている」という傾向通りの4強である。スペシャリティを備えたチームばかりだ。

 日本が次代における「サッカーの強い国」になっていけるかどうか。「ここで勝てばなれる!」なんて妄言を吐く気は毛頭ないのだが、大事な一歩は踏み出せる。

「地元開催の五輪は、テレビを通じて子どもたちがリアルタイムで観てくれている舞台」と強調したのは反町康治技術委員長である。ここで起こすムーブメントは、明日の校庭でボールを蹴り出す子どもを増やし、その目的意識を密かに変えていく。それは確かに、「強い国」になるための礎となる。

サッカーマガジンWeb編集部



2021/08/05(木) 
日本が強いと認識されれば、今後も親善試合などでも強豪国とのマッチメイクが期待出来る。
今後の事を考えても良い事だ。
勿論、せっかく自国開催の五輪の機会だけに、決勝まで勝ち進み金を手にして欲しいとも思う。
やはり強豪国との試合は楽しみなだけに、一試合でも多く勝ち残って欲しいね。

2021/08/05(木)  
トルシエ監督の時に練習風景で「そんなんじゃドゥサイーに勝てないぞ!」と檄を飛ばしているトルシエを見て、こうやってメンタルが変わればきっと時代が変わる、と感じた。
あれから20年、ここまできたかとオッサンは感慨深いです

2021/08/05(木)  
やりようによっては勝てる!相手は格上だがこういう疲労が蓄積した状態でのトーナメントの準決勝で勝ち上がれる采配もできるようにならないといけない。
とにかく走ってスペインのポゼッションサッカーを突破してゴールをこじ開けてくれ!

2021/08/05(木) 
いやあスペイン強いっしょ。スペインにポゼッションで振り回されるのは必死。後は、出来るだけ高い位置でとれたら早いカウンターにしか、ゴールイメージが湧かない。整理された守備から一斉にたたみかけて欲しいです。ここまで来たら後はメダルへの気持ちが強い方が勝ち上がると思います。さあ、共に戦いましょう!

2021/08/05(木)  
マイアミの奇跡があって、次のシドニー五輪でGLブラジルと再戦となった時、試合前のあおりだけど、アナウンサーが「もう日本がブラジルに勝っても誰も奇跡とは言いません」と強く言い放ったのを聞いて、実際の力関係はともかく、その時その場に限ってはそう言える立場に日本が立っているんだと思えてめちゃめちゃ震えたのを覚えてる。(結果マイアミと逆スコアで負けたけど。。)
ただ、そういうジャイキリは各大会であれど、W杯と五輪という世界大会で伏兵がジャイキリやフロックだけで優勝することほとんどない。アフリカ勢だってこの世代なら連続優勝しているし、少なくとも五輪では優勝を狙うメンタルになっていったと思う。
決勝進出や優勝ができた時、日本のサッカー界にとって一つステージが開けることは間違いないと思う。

2021/08/05(木)  
技術力の差は前の試合で分かったろうから、コンパクトに保ちハーフライン手前くらいから連動してプレスをかけて、ショートカウンターか、サイドからえぐる攻撃で勝負してほしい。
GKまでチェイスしてたら後半動けなくなる。
何でもいいから勝ってほしい。

2021/08/05(木) 
ランキング下位のチームが上位のチームを倒した例は多くあります。
ただまともに戦うのではなく勝つための戦略をして勝っています。
そういう意味で森保監督の戦術が勝負のカギだと思います。
泥臭くても格好が悪くても勝利にこだわれば勝機はあると思います。

2021/08/05(木)  
日本に勝機がある。なぜなら日本の猛暑、特に湿度が味方する。ラグビーW杯のアイルランド代表戦のように。欧州では経験できない大きなアドバンテージ。

2021/08/05(木)  
昨日の試合みてて、強豪相手にもっともタイトルやメダルに近づいた試合であることは間違いなかったけどね。

ワールドカップでベルギーには90分で決着つけられたし、2010のパラグアイとの16強は超守備的かつ、相手も中堅だったから、同じレベルの試合とは言えない。

なんなら2014ワールドカップ前のコンフェデなんて、ブラジルに手も足も出なかった。そう考えたら着実に進化してる。

ただ、やはりFWの差は大きいよ。

それこそニュージーランドのウッドを貸してくれてれば結果変わったんじゃないかと思うくらい差があった。

とはいえ、10年前からしたら、贅沢な悩みだけどね苦笑

2021/08/05(木) 
一時はどうなるかと思ったけど、男子の方はしっかり強化された印象。世界を目指せるチームになる予感。問題は女子。。。











スポンサード リンク

ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログへ