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大金星と言っていい。失礼かもしれないが、私自身の予想を覆す展開になった。スコアは2-1となったが、勝因は90分間、規律正しくハードワークを続けたディフェンスにある。ロンドン五輪で決勝進出を阻まれ、フランス相手に4-1で大勝していたメキシコを恐れて引くことなく、ラインを高く保ち、前線からプレスをかけていく組織的なディフェンスを我慢強く続け、ワンチャンスをモノにした。
 
 おそらく個の能力の高いメキシコに押し込まれ、自陣のゴール前でボールを持たれると何が起こるかわからないと考え、逆の発想でリスクを回避したのだろう。ある程度、パスを回されることは覚悟した上で、ボール保持者に対して、必ず1枚がプレスをかけにいき、危ないポジションでは2人でカバーにいく。相手の縦パスを狙いボールを奪う、あるいはロングボールに対しては、セカンドボールを必ず拾うというディフェンスのイメージを共有し、その約束事を徹底して貫いた。特にボランチの遠藤―田中の2人が攻守に大きな仕事をしていた。メキシコは前を向いてボールを持つことができなかった。
 
 要所もしっかりと抑え込んだ。メキシコは10番のライネス、OA枠のマルティン、ベガの3人の攻撃力が中心のチームだが、彼らを自由にさせなかった。しかも慌てて飛び込むようなプレッシングではなく、冷静にポジショニングを考え粘り強くマークしたため、メキシコの武器であるはずの縦突破ができず、横に切り込まざるをえなくなり、打ち込めずに下がるという展開が多かった。
 
 そして序盤の早い時間帯に続けざまに2点を奪った展開も日本に味方した。メキシコに焦りが出てリズムを失っていた。
 
 前半6分。中盤でボールを奪い、酒井のスルーパスに堂安が右サイドを抜けて反応。長い距離を走ってきた久保に少し折り返すような形の最高のクロスを送り、称賛すべきシュートが先制点となった。久保はトップスピードでボールを受けながら、左足のアウトサイドですくい上げるようにしてシュートを打った。難しい技術だ。守備に回っていた久保が、そこから攻撃に参加した。今大会は久保のキレ味が目につく。五輪に向けベストの状態に仕上げてきたことで、彼がチームのキーマンとして機能している。
 
 試合後のフラッシュインタビューではキャプテンの吉田が「うまくメキシコのウィークポイントを突けた」というような話をしていた。そのひとつはサイド攻撃だったと思う。
 
 メキシコの“中”は強く、特に中盤の外側が強固だ。だが、サイドには穴があった。メキシコを研究し、戦略を練るなかで、そのウィークポイントをあぶり出し、左サイドに南アフリカ戦で先発させた三好でなく縦にスピードと突破力のある相馬を使ったのだろう。その相馬が、前半11分に左サイドのペナルティエリア内で勝負して相手の反則を誘い、2点目につながるPKを取ったのは必然だったのかもしれない。

 また縦の対人に強いサイドバックの中山もしっかりと圧力をかけ続けて警戒すべきライネスを抑え込んだ。中山を起用し守備的に入ったことも正解だった。ベンチの采配の冴えだ。
 
 2点をリードして後半を迎えた。ここで日本には2つの選択があったと思う。このまま前半と同じサッカーで3点目を奪いにいくのか、それとも守備的に2点を守りにいくのか。森保監督は前者を選択した。引くどころか3点目を取りにいった。チームとして「やれる」という手応えがあったことに加え、森保監督は、最後まで全員がハードワークを続けることができると信頼したのだろう。後半20分に運動量のある前田を投入したが、その交代でチームにメッセージを伝えたと思う。
 
 もう一人、林の奮闘も付け加えておきたい。気温28度、湿度74%の環境の中で前線からの懸命なディフェンスに大量の汗を流し、攻撃ではポストプレーで何度も起点を作りながら、縦に抜けようとする動きを続けた。おそらくメキシコは林の存在が嫌だったのではないだろうか。彼の相当な運動量が、この日の日本の大金星を象徴していた。

 日本は優勝候補のメキシコをハードワークと組織で打ち破った。私はメキシコ戦がグループリーグ最大のポイントだと考えていたが、決勝トーナメント進出に向けて非常に大きい勝ち点「3」を追加して勝ち点「6」でトップに立った。五輪の戦いは“勢い”というものが重要になってくる。メキシコの個の力に対して組織で上回ったことはチームに自信と勢いをもたらしたと断言できる。
 
だが、「メダルが見えた」とまでは言えない。フランスは、この日の南アフリカ戦に4-3で競り勝ったが、2試合を見る限り、得点力はあるがミスが多くサッカーが”雑”だ。
 
 しかし、油断はできない。組織的にまとまってくると、どんな展開になるかわからない。日本は勝ち点「1」でも決勝T進出が決まるが、同じ先発メンバーで臨み、勝ち点「3」を奪いに行くゲームプランを採用すべきだろう。メキシコ戦の疲労のリバウンドが心配だろうが、万が一のケースの得失点差を考えて1点でも多く取っておかねばならない。

 そういう意味で大金星の中で完封できなかったことが課題として残る。後半40分の失点はキーパー谷のミス。フリーキックを直接放り込まれたが谷は原則を忘れていた。このケースでは、まず誰も触れず直接狙われることを想定してポジショニングを考えておかねばならないが、ニアのゴールポストに寄り過ぎていた。しかも足で止めにいっていた。防げる得点だった。怪我が回復しチームに合流したばかりの三笘をフランス戦を見据えて後半34分から使う余裕もあったが、次のフランス戦も前半はフルスロットルでいき、状況を見ながら決勝Tに備えればいい。
 
(文責・城彰二/元日本代表FW)



2021/07/26(月)
こういう世代が積み重なってくるとW杯でもベスト4にまで食い込めるようになる。
いずれはメガクラブに数人以上が常時所属できている国になって欲しい。
久保くんはやはり天才だわ。

2021/07/26(月) 
攻守ともに、林の存在が大きい試合だったね。
ゴールこそないけど、光った。

2021/07/26(月) 
やっぱり林はすごかった。守備でも最終ラインの位置まで下がって必死にボールに喰らいついて、攻撃に切り替わるとすぐに裏に抜け出しに行ってた。あの運動量でパフォーマンスも落ちてなくて素晴らしかった。

2021/07/26(月)
ライネスの技術は凄かった
1対1ではまず止められない

技術ではメキシコが上だったが、フィジカルで上回った
これまでの日本代表とは違うと実感した

2021/07/26(月)
見終わった後に湧き上がった素直な感情は

なでしこジャパンの選手、関係者はこの試合を見て何を思ったのか?

ハードワークを続け、前を向いた時に連動し、球際に厳しく、ラインを高く保ち戦う。

そして格上と言われていた国を破った。

なでしこジャパンに求められている戦い方、気持ちを男子がこれみよがしに見せてくれた気がした。

2021/07/26(月)
ライネスが脅威になってたけど、中山選手はよくがんばって抑えてたように見えた。他の選手のカバーもあったし。守備の部分はすごく整理されてたよう。ただ相手が10人になってからの試合運びは改善する必要があったかなと。

2021/07/26(月)
ライネスに対しては、中山が粘り強く対応し、さらに相馬が再三再四フォローに入り、とても良く守っていたと思う。
相馬は攻撃でも守備でも本当によく走っていた。

2021/07/26(月)
個人的MVPは林だったな。得点こそ取れてないが献身的なDF、常に裏を狙う動きで相手DFに脅威を与えてた。

2021/07/26(月)
これだからGKは辛いんだよな。
失点を何度も防いだのに、一つのミスでも槍玉に挙げられる。
殆ど誰も触れなかったのはチームとしてマズいのは確かだけど。

2021/07/26(月)
林の運動量凄すぎる。まだ大会で無得点だけどこれだけ動いて頑張ってるし、この先の大事な場面で決勝点取って必ずヒーローになると思うし、ぜひなって欲しい。こういう選手の成長のためにも、出来るだけ多く試合をこなせるように頑張れ!

2021/07/26(月)
MVPは林選手でしょ。
覚醒中ですね。
泥臭いプレーに似つかわしくない端正なマスク。
背負って良し、落として良し、裏狙って良し、守備も神がかり的な運動量。足元も上手くなってる。3人ぐらいに囲まれてもうまく体を当ててキープして切り返しで相手交わしたり。
足が届かないところにボレーに行ったり、左かからの低いセンタリングを全力で空振りしたりと魅せるプレーも乗ってる証拠。
このままA代表に行くパフォーマンス。
林選手が追加招集されてなかったら大変な事になってたわ。

2021/07/26(月)
いくらメキシコが優勝候補とはいえ、別に大金星では無いだろう
ブラジルにアウェイで勝って、ホームではアルゼンチンを3-0で叩き、スペインにも結果引き分けだったがメンバーを入れ替えるまでは勝っていたし、南アフリカ戦では微妙な判定にも屈せず完全に格上の試合が出来ていた

日本も間違いなく優勝候補だ
今回のメキシコ戦で強豪国もそれを理解したはず

2021/07/26(月)
この世代は単純な選手の能力を比較したら金星でもなんでもない。反省点も多々あったが勝ち点3を得られて良かった

2021/07/26(月)
久保が代表に入った事で周りに良い影響を与えていると思う、久保のいない代表はバックパス、横パスばかり、ラグビーサッカーだった、久保はボ-ルロストを恐れずに前への推進力がある、周りも影響されている、それに遠藤も久保並みの影響力がある、相手を恐れないフィジカル、メンタルは周りに良い影響をもたらしている、
サッカーはメンタルがプレーにかなり影響するが、この代表は名のある強豪に対しても臆する事もない選手が増えつつある、久保と遠藤が日本代表をワンランク上へと導いている。

2021/07/26(月)
林が攻守にハードワークが光っていた。個人的にはマンオブザマッチに推したいくらい。逆に途中出場の前田がボールをキープ出来ずにすぐにロストし何のために出てきたのかわからず林とは対照的だった。それにしても冨安が欠場している状況で強敵相手に2試合で1失点は上々。やはりサッカーはまずは守備だということを痛感する。

2021/07/26(月)
2対0の展開は、ワールドカップのベルギー戦を彷彿とさせました。

「やっぱり日本」に終るのか、「今度こそ日本」なのか、心配しながら観てましたがベルギー戦の教訓を活かすことができた···というより、活かすことができる実力を備えていたというべきなのかも知れないとおもいました。
アトランタの時、二勝一敗で予選敗退も経験してますから、その教訓も活かしてくれることを祈念してます。

2021/07/26(月)
これはどう見てもスカウティングが素晴らしかった。
メキシコが出してを探してボールを持つ時間が長く明らかにやりにくそうでした。
ディフェンスからはまってそれが得点に繋がったのだと思います。
前線では林選手の存在感がすごかったです。
収める、潰れてファール貰う、守備ではハイプレスと時には自軍ゴール付近まで戻って守備。
昔の岡崎選手を見ている様でした。
こういう選手がいると強い。
勝利の女神は必ず微笑んでくれると思います。
次のフランス戦ではぜひゴールという結果に結びついてくれる事を願っています。
ナイスゲームでした。

2021/07/26(月)
森保さんもボロカス言われていたが、OAの選択含め、うまくチーム作りを本番に合わせてきたなと思います。個人個人もコンディション・モチベーションいろいろと照準を合わせて来て今の所とても上手くいってますね。

林のような選手をここに来て取り上げたのも英断だと思います。林のような選手はどれだけ守備を頑張っても、やっぱりFWは点をとらないとだめ・・・みたいに言われることも過去は多かったですが、サッカーを理解するファンも増えてのことか、しっかり評価されているのは良いことだなと思います。

個人的には、やはり遠藤のパフォーマンスには目を見張ってしまいます。あそこで奪ったボールをそのままゴール前近くまでボランチが運んでくれると、周りは助かるし相手にとっては大変な脅威でしょうね。

此処から先は、運も必要ですし、フィジカル・メンタル面のマネジメントも重要になってきます。行けるとこまで頑張ってほしい。

2021/07/26(月)
林は効いてたね。最終ラインの後ろまで戻るなんてなかなか出来ないよ。逆に上田と前田の2人が入ってチームが崩れ始めた。最前線でキープもはたくことも出来ないから常にメキシコボールが続きDF陣は大変だった。数的有利は全くなかった。出来ればサイドを使って時間を稼ぎたいのに三苫も中央への仕掛けで奪われる。チームとしての意思統一が無く今大会の守備陣じゃなければ厳しかっただろう。

2021/07/26(月)
好守の切り替えが整理され、徹底されていた。
個の力ではメキシコに分があったが、チームとしての戦いで上回った。
前線のタレントに久保、堂安というダブルエースを擁する強みが生きた。
得点こそないが、林の2列目を生かすポストプレー、献身的な守備、スペースを作る動きも素晴らしかった。
森保さんも代表監督として成長過程にあると思う











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