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【イングリッシュ・プレミアリーグ マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッド 2021年3月7日(日本時間25:30キックオフ)】

 72分、ユナイテッドのGKディーン・ヘンダーソンがボールを外に出した。足を痛め、すでにピッチを出ていたマーカス・ラッシュフォードをメイソン・グリーンウッドと交代させるためだったが、シティはレフェリーが笛を吹く前にすぐさま試合を再開させた。ユナイテッドの選手たちは抗議したが、それだけシティが追い詰められていたということを象徴するシーンだった。

 キックオフから1分も経たずにPKを獲得して先制したユナイテッドは、思い通りに試合を進めていた。

 シティはボールを持つものの、フレッジとスコット・マクトミネイがセンターをしっかりと固めていることでサイドからの攻撃にならざるをえなかった。そして、サイドでは1vs1での勝負で抜群の守備を見せるルーク・ショーとアーロン・ワン=ビサカの両SBがリヤド・マフレズやラヒーム・スターリングというプレミア屈指のウインガーに仕事をさせなかった。オーレ・グンナー・スールシャール監督が見つけた現状での最適解、マクトミネイ、フレッジ、ワン=ビサカ、ショーの守備システムはペップ・グアルディオラ監督をもってしても突破することができなかった。

■白眉ともいうべきダニエル・ジェームズの働き 1vs1の場面を迎えることは守備側にとってピンチになることも多いが、ユナイテッドに関してはあえてサイドで1vs1の場面を作らせるようにしている。

 こうなると、インサイドに入って数的優位を作り出すジョアン・カンセロの存在が重要になってくるが、カンセロはラッシュフォードとフレッジに挟まれる形でプレーすることになり、良さを発揮できなかった。これは、ユナイテッドが素晴らしかったのもあるが、ケビン・デ・ブライネではなくベルナルド・シウバが同サイドで起用されていればプレーしやすかっただろう。守備への貢献が少ないデ・ブライネが同サイドにいたことで、中途半端な立ち位置になってしまっていた。

 イルカイ・ギュンドアンが中盤で上手いターンを見せて攻撃のスイッチを入れた場面もあったが、ダニエル・ジェームズの帰陣で人数不足になることがなかったユナイテッドの守備は落ち着いていた。

 この試合のジェームズの働きは白眉というべきもので、守備をサボらないことと、攻撃の機会にスプリントで必ず前に出ることを最後までやり続け、ユナイテッドのチームとしての戦い方を象徴する選手になっていた。

 後半に入り、50分にショーのゴールでリードを広げたユナイテッドに対し、シティは決め手に欠けるままどんどん残り時間がなくなっていった。

 つまり、72分の出来事はただシティが焦っていただけでなく、今日の11人のユナイテッド相手にはゴールは奪えない、という意味を含んだものだった。

■強いユナイテッドが帰ってきた その後、守備の人数を増やしたユナイテッドに対しシティは猛攻を見せるが、最後の一歩が合わずに完封されることになった。

 前回のダービーでは、主導権の奪い合いを90分続けたが、今回はほぼ90分を通してユナイテッドの試合になった。PKによる先制ゴールがあったものの、守備がしっかりはまっていたことは同点でも変わらなかっただろう。

 シティの異常ともいえる公式戦21連勝で、勝ち点差は離れてしまったが、この勝利で、2020-21シーズンはようやく強いユナイテッドが帰ってきた年だった、とファンが胸を張って言えるようになったのではないだろうか。


■試合結果

マンチェスター・シティ 0―2 マンチェスター・ユナイテッド

■得点

2分 ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)
50分 ルーク・ショー(マンチェスター・ユナイテッド)

サッカー批評編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/096875f5a673ae6eb8faf1cc505c9a52d95b48a9?page=1 

 

2021/03/08(月) 
今日の試合ではシティに中盤で縦パスを通されるシーンがとても少ないように感じた。また最近絶好調のカンセロに中に入られてゲームを組み立てられるシーンもほとんどなかった。ユナイテッドはドン引きカウンターではなく、しっかり前から人を捕まえに行ったし、チャレンジアンドカバーが撤退されていた。こういう試合をしてくれるからサポはやめられない。まあシティ戦程のモチベをずっと保つのは難しいだろうけど、もう少し格下相手にもこういう試合ができたらね。

2021/03/08(月) 
何故ユナイテッドはこう言う試合をもう少し継続出来ないのだろう?もう数試合だけこう言う戦いが出来れば優勝争いは激しいものになったのに…
残り10試合で11ポイント差はさすがに厳しいだろう

2021/03/08(月) 
サイドで1対1を作る。フレッジマクトミネイでカバーとサポート、さらにそのカバーでブルーノがバランス取る。ここまでくれば、ラッシュジェームズが戻ってきてやられない。
カウンターもすごいが、カウンターをされる時の帰陣もめちゃくちゃはやい。

2021/03/08(月) 
現役時代フォワードだった癖にやたら守備構築はうまいよなスールシャール。強豪相手に無失点は普通に凄い

2021/03/08(月) 
両CB &ボランチで中央締めて、他チームが困ってたカンセロもしっかり見てたし、
両SBもシティのワイドに対してかなり有効的だった。
個人的に特に上げるとするとワンビサカ、ショー、マクトミネイが素晴らしいと思った。

2021/03/08(月) 
やはり立ち上がりのPKが大きかったね。ユナイテッド側はあれで試合前からのプランを着実に遂行することにより集中できた。シティは最初先制許しても焦りはなかったけど、時間経過と共にジワジワ効いていた。いずれ連勝記録は止まるとは思っていたけれど、ダービーとは。

2021/03/08(月) 
ユナイテッドファンとしてシティとのダービー勝利はどこよりか格別な勝利だ、オールドトラッフォードでも勝ててたなら2年連続ダービーダブルになってたのが惜しい。まだまだ諦めずリーグ優勝目指して欲しい

2021/03/08(月) 
傾向としてデブライネは外で開くことが多いため、取られたらすぐにプレッシングというシティの十八番が機能しなかった。
あと開いているので縦パスも通り辛くパスコースを探すようなシーンが多かった。
ベルナルドがいたらな、といったシーンが多く感じた。

2021/03/08(月) 
シティが完全抑え込まれるとは信じられない。ユナイテッド強かった。

得意の縦パスがここまで封じられるとは想像すらしてなかった。来期が楽しみ。

2021/03/08(月) 
基本的に温厚なタイプのスールシャールがペップと言い合うくらい気持ち入ってたもんな〜
選手もスタッフも一枚岩になったと感じられた最高の試合でした!

2021/03/08(月) 
今のシティがこんな負け方というか、シティ相手にこの勝ち方できるチームがあると思わなかったわ。これで話題に出てるヴァラン補強できたら来季優勝まであるぞ。

2021/03/08(月) 
シティに勝つには両WGを封じれる両SBが強力なカウンターチームしかない。
つまりユナイテッドしかない

2021/03/08(月) 
ワンビサカでスターリングの良さを殺せるのが大きいよね。

2021/03/08(月) 
ユナイテッドの集中力が際立ってた。
こういうゲームならご意見番もうるさくないんだろうな。

2021/03/08(月) 
見てないけど川崎が去年札幌に0-2で負けたあの試合のような感じ?

2021/03/08(月) 
シティっていつもユナイテッドに負けてるよな
潜在意識レベルで染みついてるんじゃないの

2021/03/08(月) 
ユナイテッドが引いて守る相手にはリンデレフ、マグワイアの方がいいな。

2021/03/08(月) 
イングリッシュ?プレミアリーグ?
英語の大会か?










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