スクリーンショット 2020-10-11 19.33.48

スポンサード リンク




後藤「そういわれても困りますけど。まあ、だからボランチがどういう風に守備サポートをするかとかさ。あるいは、あそこはあんまり行くな、とかさ」

大住「だけど、どういう風に修正できたかね?」

後藤「あそこ狙われているのは明らかだったわけだからさ」

大住「まあ、もちろんね」

後藤「だから理想を言えば、ハーフタイムの変更を待たずに、ピッチの中で選手たちが、うまく前半の中で修正してみせたら最高だったよね」

大住「あのままの前半で、4バックのままで、やってたらちょっとキツかったかもね。安西のところが苦しかったよね」

後藤「そう、どっちかだね」

大住「あとは富安」

後藤「吉田麻也くらいしか思い浮かばない」


―本日のMVPは?

大住「それでちょっと錆びているというか、プレーにぜい肉が付いた感じがする」

後藤「そうだね」

大住「中島と比べると堂安は、ずっと大人で頭の良いプレーヤーだから、堂安のほうが生き残るだろうなとは思っていたんだけど。試合に出られない時期があったのかな?」

後藤「まったくその通り。森保監督になってすぐね、堂安と南野と中島が並んで、なぜあんな上手くいったんだろう、って今思うと不思議だよね」

大住「なんか壁みたいな感じが。去年のほうが、ずっと整理されていたというか。うまくチームの中で機能していたような感じがするんだけど。今日なんかもちょっと、あの時に研ぎ澄まされていた感覚が鈍くなったのかな、という感じがした。力ずくでやろうとして、失敗したりっていうのが多かった」


―堂安律選手についてはどう思いますか?

●途中出場
 
(後半開始時)安西幸輝 →  伊東純也(ヘンク) 
(65分)堂安律 →  久保建英(ビジャレアル) 
(71分)南野拓実 → 鎌田大地(フランクフルト)
(86分)原口元気 → 菅原由勢(A Z)

●日本代表 スターティングイレブン
 
G K 権田修一(ポルティモネンセ)
D F 酒井宏樹(マルセイユ) 冨安健洋(ボローニャ) 吉田麻也(サンプドリア) 安西幸輝(ポルティモネンセ)
M F 中山雄太(ズウォレ) 柴崎岳(レガネス) 原口元気(ハノーバー) 南野拓実(リバプール) 堂安律(ビーレフェルト)
F W 大迫勇也(ブレーメン)
 

■「原口が中山をもう少し助けなくちゃ……」
 
大住「ボランチの二人が自分のことで精いっぱいだったね」

後藤「そうだったね。」

大住「中山って、やっぱり足は遅いのかな?」

後藤「特に遅い印象はないけど、速い印象もない」

大住「安西のところに中山を入れたほうが、守備は安定するのかなって思ったんだけど。中山は1対1の守備に強いからね」

後藤「だから前半なら、あっちのサイドはやられてるから攻めに行かないようにしよう、とかそういうことを考えるべきだよね」

大住「うん。でも原口がもう少し助けなくちゃいけないところだったね」

後藤「それができる選手だからね」

大住「板倉(滉)のほうが、中山よりも、ボランチとしての能力は高いんじゃないの?攻撃を組み立てる能力」

後藤「それははるかに攻撃的な選手だよね。」

大住「板倉はセンターバックの控えになっているのかな。まあ、そういう手はあったとは思うね。でも、森保さんは中山の事をそんなに悪いとは思ってなかったのかな? 今日は」

後藤「僕もそんなに悪くはなかったと思うよ。よくやってたと思うよ」


■「取れるはずがまた取れない。ようやく取れたら出しどころがない」
 
大住「だから何を基準にするかなんだけど。あれだけ、ほとんどパスがボランチのところから味方に渡らないっていうのは、ちょっと問題だよね」

後藤「ただ中山は守備面ではボールをよく奪って、彼が奪った所からチャンスは2、3回あったでしょ? 彼の能力からしたら、本当に今日は頑張ってやってたと。」

大住「それはそうだけど。いま、奪った所からチャンスが何回かって言ったけど、今日の最大の問題は、ボールを奪った瞬間の次のプレー。次のプレーで失うことがすごく多かったことだと思うんだよね。
 
 森保さんが、そこの質を高めなきゃ、って言ったというのは、それはすぐにどうにかできる話ではなくて。よく見てたら、ひとりでボールを取り切れないという事があって、取り切れないから囲みこむというのは戦術の一つではあるんだけど、2人目3人目が行って、取れるはずがまた取れない、というのがあって。
 
 それでようやく取れたと思った時には、近くにいる選手のバランスがすごく悪い。だから、最初のパスの出しどころがなくて、無理なところに出して取られちゃう、っていうようになっているイメージがある」

後藤「そうかな。僕は逆に、あれだけ行って取れないで外されて、また行ってって。あれだけ走り回って守備した割には、ポジションが崩れなかったなって感心したんだけど。

 むかしの、ハリルホジッチ時代の守備とかさ、みんなで行って結局ボールを取った時には誰がどこにいるんだか分からなくなる、みたいなことが多かったけど。今日はきちっと、あれだけ何度も外されて走り回って守備をしているわりにはポジションを崩さなかった。それで、なんであんなに繋がんないんだよ、と思った」


■「ワールドカップに行くことはできても、そこでサッカーなんてできやしないよね」
 
―攻撃の時の距離感は、そんなに良くなかったですよね?

大住「ボールを取った瞬間というのは、相手も味方もけっこう密集しているんだよね。そこを打開できる、たとえばバイエルン・ミュンヘンをはじめ、ヨーロッパのトップチームというのは、パパンって必ず打開するんだよ。そうじゃなきゃ、攻められないものね。」


―そこもボランチですか?

大住「もちろん、ボランチだけじゃないんだけど。たとえば、前の選手がギリギリのところで相手にプレッシャーをかけられている中で縦パスを受けても、完全に次のパスはフリーの味方へ渡すんだよね。だからボールを奪う、そこへ前へつける、その次がバックパスであろうと横パスであろうとフリックのパスであろうと、必ずフリーの味方に渡すよね。

 そこでようやく攻守が入れ替わるというか、相手は守らなきゃっていう風になって、こっちはどうやって攻めようかと考えられる時間になるんだけど。それが今日の試合を見ていると、ポンって渡したところで潰される、あるいはその次のパスのところが更に苦しくなっているという状況が多くて。あ
それは本当に改善しなければ、ワールドカップベスト8なんて話ではなくて、ワールドカップに行くことはできても、そこでサッカーなんてできやしないよね」


■「浦和も川崎もパス3本。つながる回数は同じでも状況がまったく違う」
 
後藤「僕は浦和レッズがホームで3連敗したのを、どういうわけか全部見ちゃったんだけど。今の浦和のパスっていうのは、繋がればつながるほど苦しくなって、最後は後ろに戻すか、っていう風になっちゃって。

 パスは繋がってるんだけど、じゃあ繋がったほうが良いのかって言うと、ひとりでドリブルしたほうがマシだ、みたいな状況なわけじゃないですか。たとえば川崎なんかだと、パスが回れば回るほど、どんどん選手がフリーになって、前を向いてボールを持つようになる。そういうコンビネーションの問題だよね」

大住「浦和と川崎の試合を見たけど、本当に後藤さんの言う通りで。パスが3本なんだよね、1、2、3でパスが回った時、3本目で浦和は追い詰められているんだよね。だけど川崎は3本目の選手は完全にフリーで、次の素晴らしいプレーにつなげているんだよね」

後藤「そう。だから、繋がるパスの回数は浦和と川崎で違わないんだけど、繋がるたびに状況が悪くなっていくチームと、繋がるたびに状況が良くなるチーム」

大住「もちろん日本代表は、繋がるたびに状況が悪くっているわけではないんだけど。とにかく最初の相手のプレスのかけどころ、そこなんだよ、ボールを奪われた瞬間というのはね。そのかけどころを、くぐり抜けられなかった。

 そういうことが多かったっていうのが、試合が苦しくなった原因で、もちろんそこにはボランチの調子の悪さがあったかもしれないし。能力の低さがあったかもしれないけど。チームとしてなんとかそういうところを訓練しなくちゃいけないんだよね」

後藤「出す方と、受ける方で考えていることが違っていたらどうしようもないし。そこはやっぱり1年やっていないというのは大きいでしょ。だから短い準備期間で、まず守備はがんばって最低限はできるようになったけど、攻めの方の準備まで手が回らなかったんじゃないかな」

大住「うん。そんな感じがした、今日は見ながら。」

後藤「そう。守備の準備を一生懸命やって、そこはある程度できるようになっていたなって
感じ」


■「修正する方法は鬼木監督に聞いてくれ(笑)」
 
大住「それとやっぱりボールを挟んで、相手の足とこっちの足が行った時に、ほとんど取られるというのは、試合がやっぱり苦しいよね」

後藤「相手がミャンマーやモンゴルなら、それでも何とか抜け出して、点がポコポコ入ったろうからね。そういう意味じゃ、これじゃダメなんだというのが分かったことが収穫だよ」


―いま大住さんが指摘した点を修正する方法はありますか?

大住「方法は、あの、鬼木監督(※鬼木達川崎フロンターレ監督)に聞いてくれ(笑)」

後藤「鬼木監督に聞いたら、365日、毎日練習場で練習すればできる。って」

大住「森保監督は、そういうアイデアを一番持ってるんじゃないの?」

後藤「広島の時は、それを一生懸命やってすごくうまくやった」

大住「名人だったからね」

後藤「だけど代表チームじゃ毎日は練習できないからね」

大住「単なるコンビネーションの問題じゃなくて、ひとりひとりの個の能力というか。たとえば、ボールをひとりで取り切ればさ、次の選手はそれを受けるところで待っていればいいわけだから。だけど、ひとりで取り切れないから助けに行く、それによって取った時に、出せるところが無いというのは、今日は多く見えた」


―攻撃も守備も渋滞を起こしていた印象ですね?

後藤「ひとりで取り切れるくらいの相手だったら、ひとりでドリブルでぬけちゃうからね」

大住「取り切らなきゃいけない状況で、取り切れていないんだよね。5分5分のボールではなくて、明らかにこちらのボールで、実際に先に足に触っているのは日本の選手なんだけど、そこに足を出されて取られちゃうとか。そういう状況がすごく多かったし。

 だからあれをちゃんと自分のものにできれば、次の選手へ次の選手へと、繋がっていくと思うんだけれど。それが相手とのフィジカルの差と言ってしまったら、それまでなんだけど。そこをなんとか乗り越えないと。たとえばロシアワールドカップのベルギー戦なんかは、ひとりひとりのところで、それに近いことができてたと思うんだよね。みんなが取りきるってんで、取りきっていて。取り切った後はつなげてたと思うんだけど。今日は、そのレベルにはいってなかったなと感じた」


■「すべての戦いに勝とうという気持ちが出ていたし、それを組織としてやっていた」
 
―そろそろまとめに入りましょう。

大住「森保監督のような話になっちゃうけど、選手がやっぱり1試合を良く戦ったと思うよ。気持ちを切らさずにね。

 こうやって代表の試合ができるという事のありがたさを、みんなが感じてプレーしていたし。テレビで見ている日本のファンに自分たちが頑張っている、諦めずに戦うところを、とにかく見せなきゃいけないっていう使命感がちゃんと感じられた試合だったと思う。それは、すごく評価すべきものだと思いました。

 だから、それがなかったら何もない試合だったと思うんだけど、それがあったのでね。たしかにシュートは入らなかったし、もっと攻撃はいろんなパターンを出してほしかったけど、でもよく頑張ったなと思える試合だったな。選手たちの態度も良かった。カメルーンの選手たちも非常に態度が良かったしね、すべての戦いに勝とうという気持ちが出ていたし、それを組織としてやっていたし、だから見ていて気持ちのいい試合だったよね。というのが感想です」


―後藤さんはいかかですか?

後藤「さっきの記者会見の最後に、吉田麻也が出てきて、久しぶりの代表の試合ですごく楽しかったって言った。だから、みんな気持ちはすごくポジティブで、そういう面ではよかった。それから良かったのは、強い相手と良いコンディションでできたこと。だから、さっき大住さんが何度か仰っていたけど、弱い相手と何試合やるよりも、骨のある相手とできたのは凄い良かった。だから是非、11月もこういう試合を組んでほしいな。」

大住「吉田麻也が、本当に楽しかった、あっという間に90分が終わった、って言ったけど。見ていて僕もそうだった。もう前半終わりなんだ、もう後半終わりなんだって思った。そういう感じだった」


―良い試合だった、という意味ですか?

後藤「攻撃が上手く回らなかったから、良い試合とまでは言えない。これで良い試合って言っちゃえばおしまいだけど。試合ができたことも含めて、強い相手と試合もできたし、悪くはなかった程度かな」

大住「良い試合だったと思うよ」

後藤「2022年の12月に、あの時の試合は良い試合だったね、って言えるようにしてほしいね」

大住良之,後藤健生
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ec1e7a6dd90ea7d99bd69709cf477d26bebce7b?page=1 

 

2020/10/11(日)
浦和が勝てないのは本当にそこ。柏木が入ると少しはマシになるが、回すほど苦しくなるってのはすごくわかる。

2020/10/11(日)
浦和のパス回しは見習わない方が良いが、カウンターのやり方は見習った方が良いだろう。

2020/10/11(日)
この2人誰?

2020/10/11(日)
日本代表の試合なのに浦和とばっちりくらってて草











スポンサード リンク

ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログへ