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コロナ禍による過密日程で出場機会を得る選手が増加。「何よりの強化になっている」

 23人の枠を巡る争いが白熱している。

 3大会連続のU-20ワールドカップを目指す若き日本代表。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、ウズベキスタンで予定されていた今秋のU-19アジア選手権が来年初旬に延期となったが、2001年生まれ以降の選手たちがメンバー入りに向けてアピールを続けている。

 本来であれば、3月に開催地であるウズベキスタンで合宿を行ない、その後も国内合宿や海外遠征で強化を進める予定だった。だが、新型コロナウイルスの影響で予定していた活動は全て白紙に。7月初旬の千葉合宿から強化を再開したものの、8月初旬の活動は直前で選手に新型コロナウイルスの感染があったため行えなかった。9月14日から2か月ぶりに活動を再開したとはいえ、今年の活動は実質2回。昨年のU-20ワールドカップに出場したチームと比較すると、大会の開催時期が未定になっている点も含め、強化の面で難しい舵取りを迫られている。

 しかし、影山雅永監督は現状をネガティブに捉えていない。「前回のキャンプが7月頭。今回の活動はそこから2か月が経っている。(強化の面で)積み上げるというほど積み上げる回数がなかった」としつつも、リーグ戦で出場機会を得ている選手が多くいるからだ。

「Jリーグが過密日程になっていて、その中で出場機会を掴んだ選手が非常に多い。選手にとって、クラブでの活動が強化になる。今は毎週どころか週に2回試合があるので、自チームで活躍してくれるのが何よりの強化になっています。代表のスタッフもそういう選手たちのパフォーマンスを追いながら、(チーム事情で)招集できる選手とできない選手が出ている中で、シンプルなコンセプトで選手の良さを出す作業を合宿の中で粛々とやっていく。旬な選手、力を付けている選手を見逃さないようにしたい」

 開催できなかった合宿も含め、今年の活動でリストに名を連ねた選手は47名。ルーキー組が多い中でも、出場機会を得られているのはチームにとってプラスの材料だろう。
 
GK陣は多彩な人材が揃う。一方でセンターバックは層が薄いか

 現状でU-19代表のレギュラーは決まっていない。多くの選手を手元に呼び、4−4−2をベースにしながら最適解を探っている段階だ。ただ、現時点でベストメンバーを考えるのであれば、代表での実績や所属クラブでの状況が判断材料となる。

 まず、GKを見ていくと、多くの選手が出場機会を得ている。小畑裕馬(仙台)はリーグ戦で5試合に出場。直近8試合はベンチに甘んじているが、好セーブでチームを救う場面も少なくなかった。昨秋のU-19アジア選手権予選に出場した山田大樹(鹿島)もJ1で2試合を経験するなど、徐々にプロの水に慣れつつある。ただ、GKは近年稀に見るほど層が厚いポジション。彼らであっても簡単に守護神の座は掴めない。

 最も一番手に近いのは、高校3年生ながら浦和でトップチームに所属する鈴木彩艶だろう。卓越したGKスキルと正確なフィードで昨秋のU-17ワールドカップで活躍。ガーナ人の父親から譲り受けた身体能力にも非凡なものがあり、ポテンシャルは測り知れない。さらに海外組では小久保玲央ブライアン(ベンフィカU-19)の評価が上昇。昨年末には飛び級でU-22代表に招集され、先月行なわれたUEFAユースリーグ(UEFAチャンピオンズ・リーグのユース版)ではチームの準優勝に貢献した。昨秋のアジア選手権予選では一番手として起用されており、ナイジェリアにルーツを持つ大型GKも確かな実力を持っている。鈴木と同じく高校3年生でトップチームに籍を置く野澤大志ブランドン(FC東京)も控えており、GKのレベルは非常に高い。

 一方、DF陣は他のポジションに比べて層が薄く、不安を抱えている。特にCBは絶対的な軸がおらず、Jの舞台でレギュラーの座を掴んでいる選手がいないからだ。CBでは昨秋のU-17ワールドカップで株を上げた鈴木海音(磐田U-18)と半田陸(山形)のコンビに期待が集まるが、柱と呼ぶには心許ない。膝の大怪我で1年近く戦列離れていた馬場晴也(東京V)、J1で出場機会を増やしつつある木村誠二(FC東京)といった未招集組の台頭にも期待が掛かる。

 右SBは成瀬峻平(名古屋)がクラブでレギュラーの座を掴んでおり、現状では一番手となる。三原秀真(愛媛)、畑大雅(湘南)といった常連組も状態は悪くなく、未招集組の中村拓海(FC東京)が出場機会を増やしているのもプラスの材料だ。左SBは横一線で、バングーナガンデ佳史扶(FC東京)、加藤聖(長崎)がポジションを争う。ただ、高校2年生でJ1デビューを果たした中野伸哉(鳥栖U-18)もクレバーなプレーを見せており、今後の成長次第ではレギュラーを奪っても、なんら不思議ではない。

久保建英は招集しない方針だが、補って余りあるタレントが揃う

 実力者が揃うボランチのレギュラー争いは混沌としている。松岡大起(鳥栖)、山本理仁、藤田譲瑠チマ(ともに東京V)、武田英寿(浦和)、松本凪生(C大阪)、柴田壮介(湘南)がポジションを争う構図。ただ、サイドハーフが主戦場となる荒木遼太郎(鹿島)、成岡輝瑠(清水ユース)も対応できるだけに、大会前のコンディションがポイントになりそうだ。

 右サイドハーフは小田裕太郎(神戸)が軸。個の能力は世代屈指で局面を打開する力を持っている。松村優太(鹿島)などもJの舞台で経験を積んでおり、人材には事欠かない。左サイドハーフは鹿島で結果を残している荒木が一歩リード。鈴木唯人(清水)も継続的にリーグ戦で出番を得ており、こちらも層が厚い。

 最も選考が難しい最前線はA代表でプレーする久保建英は招集しない方針。だが、それを補って余りあるタレントが揃う。前回大会を経験している斉藤光毅(横浜FC)、高卒ルーキーながら鹿島でスタメンを争っている染野唯月(鹿島)はJの舞台で結果を残しており、コンディションが良い。

 その他にも個性豊かな面々が揃っており、誰が選ばれても遜色ない。190cmの大型FW櫻川ソロモンは高さ、J3で得点を量産する唐山翔自(G大阪)は決定力、昨季の高校サッカー選手権で活躍した晴山岬(町田)は動き出しの良さが武器。チーム事情で今年は未招集だが、選出されればエースとなりうる西川潤(C大阪)、スイスで実力を磨くスピードスター若月大和(シオン)も控えている。

 指揮官は誰をチョイスするのか。櫻川が予選の最終戦で退場処分を受けた影響で初戦と第2戦に出場できない事情も含め、大会の調子や相手の特徴を踏まえた上でメンバーを選ぶことになりそうだ。

「ベトナムで戦ったグループ、ブラジルで戦ったグループ、それ以外のグループ」に分けながら、強化を進めてきた影山監督。日を重ね、昨秋のU-17ワールドカップに出場した02年生まれ以降の選手、同時期のU-19アジア選手権予選に参加した01年生まれの選手たちが融合したチームになりつつある。

「モチベーションは本大会や最終予選だけではない。もっと上を見てアピールしたい」

 選手たちも生き残りに向けてモチベーションは高い。

「最終予選、本大会、その先の東京五輪を目標にしている。その中で自分たちの特徴をこのチームで発揮し、今以上に成長してやろうという気持ちが前面に出ている。モチベーションはその本大会や最終予選だけではなく、もっと上を見てアピールしていきたい」(斉藤)

「最終予選が予定通り行なわれないけど、個人的には延期になって良かったと思っている。自分たちが今以上にできるようになるために、個人個人の技術を上げられる時間ができた」
(藤田)

 大会時期は現時点で決まっていない。しかし、いつ開催されても問題ないように準備を進めていくしかない。そのために求められるのは結果。ワールドカップやアジア選手権を見据えながら、選手たちは自クラブでさらなる成長を目指す。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebf620c301778ed591de7807d02e9a4af87deee4?page=1
 


2020/09/20(日)
近年優秀な選手の排出は、普段日の目を見ることが少なくても地道に活動しているジュニア.ジュニアY世代指導のお陰と感謝したい。低年層の指導力向上により日本にも面白く期待できる選手が多く出てきたように思える。これからもサッカー大好きな子供たちを育ててください。

2020/09/20(日) 
この世代は本当に期待できる!
誰がスタメンになっても驚きはないし、この中の多くが将来的に海外で活躍できるポテンシャルを持ってると思う

やっぱり久保建英選手のようなずば抜けた選手がいると周りにもいい影響が出てくるのかね

2020/09/20(日)
DF陣はまだ未知数な面はあるが、攻撃陣は魅力的な選手が多い。
特に荒木は鹿島で既に主力級の働きをしているし、小田も神戸でレギュラーを奪いつつある。
久保の世代は色々期待してしまうね。

2020/09/20(日)
こう見ると各ポジションに逸材が揃ってるな
キーパーなんて今までに類を見ないほど豪華じゃないか

2020/09/20(日)
ここに本来は久保、西川、若月、小久保ブライアンが加わるって、まさに黄金世代の再来だな。J1の主力級に複数の海外組が居るなんて過去最高レベルだ。

とくにGKはザイオンとブライアンという歴代最高になりうる逸材が近い年代に揃っていて、この対決はA代表を含めて10年以上続くと思う。正直勿体ないというか、順番に出てきて欲しかったほど。

2020/09/20(日)
10代や20代前半の選手が活躍できる場にJリーグはなってほしい。
そして欧州に引き抜かれていって、
欧州とのパイプがしっかりできたリーグとして、地位を作ってほしい。有能な人材を多くの排出できれば、欧州から入ってくるお金も多くなってくるはず。

2020/09/20(日)
タレントは本当に豊富ですね。CBは層が薄いけど、フル代表もそうだしCBは育てるのが難しいのだと思う。身長やスピードは天性であって教えることができないし。世界の強靭なFWと戦えるCBはアジア全体でもそうそういない。

2020/09/20(日) 
A代表のGKは皆パッとしないので、この世代のハーフの選手達を飛び級で招集起用して、和製ドンナルマを育てて欲しい。

2020/09/20(日)
GKは過去最高に揃ったね!!
色んな人が言うようにもったいないくらいだな!!
楽しみな世代だ!
ピピくんも早く代表で見てみたい!

2020/09/20(日)
てかU-23は森保より影山さん兼任の方がいい気がする
アンダー世代とはずっと関わってきてるし、そもそも接し方を知ってる

2020/09/20(日)
前線に多くのタレントを揃えても、センターバックに弱点があれば、勝ち抜けない。日本はロングボールに弱い。繋がれるより、単純なロングボールに脆さを見せる。いくら点を取っても失点が増えるだね。

2020/09/20(日)
なんかハーフの選手も増えてきたね。これはとても嬉しいこと。櫻川ソロモンを筆頭にこれからもワントップにハーフの選手(点取り屋)が出てくると日本代表のW杯上位も夢じゃないな。

2020/09/20(日)
ここまでGKの層が厚い世代は初めてですね。

2020/09/20(日)
成岡の評価があまり高くないな。
成岡はJリーグで出場機会を得て、結果を出している。
個人的にはJリーグ優先して欲しい。
U19代表呼ばれても自チームでのレギュラー争いにプラスにならないし。

2020/09/20(日)
この世代の凄いところは控えメンバーも実力が高くてスタメンクラスなこと。

2020/09/20(日)
久保はこの世代に出すのは辞めた方がいい。本人にとっても周りの選手にとっても。

2020/09/20(日) 
日本もハーフの子が増えてきたね。
やっぱり上手いとかは別として身体能力は違う物なのかな?

2020/09/20(日)
センターバックは名古屋で成瀬と同期の藤井が見てみたいけど、CBのターンオーバーしないから実戦経験を積めていないのが残念ですわ

2020/09/20(日)
程々に凄いけどまだずば抜ける選手が居ないんだよね。もう一皮剥けて成長して海外に羽ばたく選手が出て来て欲しいところだな。

2020/09/20(日)
早ければこの世代が中心になる2026年のW杯が楽しみ。

2020/09/20(日) 
名前が横文字の選手が増えてきた。こういう選手達が増えてくれば、日本サッカーの再定義が必要になる時代が来るのかもしれない。

2020/09/20(日)
そう言えばスイスに行った若月の話をとんと聞いてないな....どうなったのかしら?

2020/09/20(日)
この世代のキーパー普通にエグいな

2020/09/20(日)
ルビを振ってくれないと読めない名前が多数です。。。

2020/09/20(日) 
GKはベンフィカトップチームに昇格した
小久保レオブライアンが1番手では?

2020/09/20(日)
ヘボ監督がいないだけに、五輪代表より強いかも知れない

2020/09/20(日)
選手は揃ってる。でも監督が影山じゃあご破産

2020/09/20(日)
浦和サポとしては武田、鈴木、藤原
彼らが中心になる3年後を期待しよう

2020/09/20(日)
荒木遼太郎と斉藤光毅は特に期待出来る

2020/09/20(日) 
世界を目指して頑張れ!











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