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 ロシアワールドカップで3位に輝き、来年のEURO(欧州選手権)本大会行きを一番乗りで決めるなど、ベルギー代表は世界にその強さを証明している。まさに、今が黄金期といっても過言ではないだろう。今回は、そんなベルギー代表の現在の主力メンバーをポジションごとに紹介していく(代表成績は2020年9月5日のデンマーク代表戦終了時のもの)。


GK

ティボー・クルトワ(レアル・マドリード/スペイン)
生年月日:1992年5月11日(28歳)
ベルギー代表成績:79試合出場/57失点

 わずか19歳でベルギー代表デビューを果たし、その後シモン・ミニョレからポジションを奪って同チームにおける正守護神に完全定着した。2018年のロシアワールドカップでは大会最優秀GKに選出されるなど申し分ない輝きを放ち、母国をW杯最高成績となる3位に導いている。

「タランチュラ」の異名をとる男は、まさに蜘蛛のように長い手足を活かして難しいコースへのボールも確実にセーブすることを可能としている。ハイボール処理も安定感抜群で、落ち着き払ったポジショニングも非常に的確。世界トップクラスのGKであることに、疑いの余地はない。


DF

ヤン・フェルトンゲン(ベンフィカ/ポルトガル)
生年月日:1987年4月24日(33歳)
ベルギー代表成績:119試合出場/9得点6アシスト

 今年で33歳となった百戦錬磨のレフティー。カードを恐れないハードなディフェンスを持ち味としており、その研ぎ澄まされたパワーを武器に1対1や空中戦で圧巻の強さを示すことを可能としている。また、本職のセンターバックだけでなく、サイドバックも高いレベルで務める柔軟性も魅力だ。

 2007年のベルギー代表デビュー以降、変わらず最終ラインの中心的存在としてチームを支え続けてきた。ワールドカップ2大会、EUROにも出場するなど大舞台での経験値も申し分なく、ここまでの「119」という代表キャップ数はベルギー史上最多となっている。ただ、この男の冒険はまだまだ終わらないだろう。


トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム/イングランド)
生年月日:1989年3月2日(31歳)
ベルギー代表成績:99試合出場/5得点9アシスト

 ベルギーが世界に誇る実力屈指のセンターバックと言えるだろう。対人戦の強さに危機察知能力の高さを活かしたカバーリングの上手さはもちろんのこと、最終ラインから攻撃を組み立てるフィード能力も秀逸。攻守において隙の少ない、非常に完成度の高い選手だ。

 トッテナムでは4バックの一角としてプレーしているが、ベルギー代表では3バックの中央で最終ラインを束ねている。ロベルト・マルティネス監督からの信頼も厚く、EURO予選では全10試合でフル出場を記録。レッドデビルズのDF陣で最も替えの効かない存在と言っていいかもしれない。


トーマス・ヴェルメーレン(ヴィッセル神戸/日本)
生年月日:1985年11月14日(34歳)
ベルギー代表成績:78試合出場/2得点0アシスト

 アーセナルやバルセロナといったビッグクラブでのプレー経験を経て、2019年よりヴィッセル神戸に加入している。現在34歳とベテランの域に達しているが、対人プレーの強さやスピード不足をカバーする絶妙なポジショニングセンスは今なお健在。実力十分な守備職人だ。

 ベルギー代表デビューは2006年と、誰よりもチームのことを知っている。繰り返した負傷離脱の影響などでここまでのキャップ数は大きく伸びていないが、ヴァンサン・コンパニが現役引退したこともあって代表での出番はまだまだ増えていくとみられる。ベテランのパフォーマンスに注目したい。


トマ・ムニエ(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)
生年月日:1991年9月12日(28歳)
ベルギー代表成績:40試合出場/7得点12アシスト

 若手時代に工場勤務していた経歴を持つ男は、今やベルギー代表における右サイドのファーストチョイスとなるまでに成長を果たした。大舞台でもしっかりと結果を残しており、2018年ロシアワールドカップ・ラウンド16では日本代表を絶望へと追い込む決勝ゴールをアシストしている。

 身長190cm・体重88kgと大柄な選手で、強靭なフィジカルと水準以上のスピードを活かした前線へのダイナミックな飛び出しを持ち味としている。緩慢になりがちな守備対応は改善が必要だが、強引な突破からでもシュートやクロスに持ち込んでしまう破壊力は、ベルギー代表にとっても大きな武器だ。

 
ケビン・デ・ブルイネ(マンチェスター・シティ/イングランド)
生年月日:1991年6月28日(29歳)
ベルギー代表成績:74試合出場/19得点34アシスト

 現代サッカー界における世界最高のMFと言っていいだろう。とにかく運動量が豊富で、ピッチ上をくまなく駆け回り攻守において大きく貢献。キックの精度はワールドクラスであり、ゴールネットを突き破るかのような弾丸シュートと鋭く高質なクロスなどを武器に幾度となく相手守備陣を崩壊へと導いてきた。

 ゲームキャプテンを担うこともあるなど、ベルギー代表でも不動の地位を築き上げている。ロシアワールドカップでは母国の3位に貢献し、昨年のEURO予選では6試合で実に4得点7アシストの成績を収めているなど、ピッチ上で果たしてきた仕事ぶりは圧巻だ。今後もレッドデビルズのカギを握る存在となるだろう。


アクセル・ヴィツェル(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)
生年月日:1989年1月12日(31歳)
ベルギー代表成績:106試合出場/9得点8アシスト

 遠くからでも目立つアフロヘアと青い瞳が特徴的な守備的MFだ。豊富な運動量と危機察知能力の高さを武器に広範囲をカバーできる選手で、フィジカルコンタクトにもめっぽう強い。それに加え冷静なパス捌きや前線への効果的な飛び出しも光るなど、攻守において存在感を発揮することを可能としている。

 2008年のモロッコ代表戦でベルギー代表デビュー&代表初ゴールをあげ、その後すぐに主力に定着。ワールドカップ2大会、EUROにも出場するなど、大舞台でも中盤の要として活躍してきた。現在31歳とベテランの域に差し掛かっているが、まだまだレッドデビルズには必要な人材だ。


トルガン・アザール(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)
生年月日:1993年3月29日(27歳)
ベルギー代表成績:27試合出場/4得点4アシスト

 2019年夏にボルシア・ドルトムントへとステップアップを果たしたアタッカー。細かなタッチを駆使したドリブルと水準以上のスピード、そして兄エデン以上と言われるパス精度の高さを武器にゴール前で決定的な仕事をやり遂げる。攻撃的なポジションであればどこでも対応可能という万能性も魅力的な選手だ。

 2013年にベルギー代表デビューを果たして以降しばらくはいわゆるジョーカー的な立場にいたが、ロシアワールドカップ後はコンスタントに出場機会を確保。左ウイングバックの位置を確固たるものとしつつある。EURO予選では10試合中7試合で先発出場を飾るなど、ベルギー代表の本大会行きに大きく貢献していた。


FW

ドリース・メルテンス(ナポリ/イタリア)
生年月日:1987年5月6日(33歳)
ベルギー代表成績:91試合出場/19得点28アシスト

 ナポリの歴代最多得点記録を保持する33歳のベテランアタッカー。優れたテクニックを活かして攻撃にアクセントを加えられる選手で、ここぞという場面での決定力も非常に高い。また、小柄ながらポストプレーにも長けるなど、周りを活かす術も熟知。前線で様々なタスクをこなすことができる。

 ナポリではCFとしてのプレーがメインとなっているが、ベルギー代表では2シャドーの一角として起用されることが多い。得点数がそこまで多くない点は否めないが、チームが攻撃を成り立たせるのに必要不可欠な存在であることも確か。小兵は今後も前線でクオリティーの高さを見せ続ける。


エデン・アザール(レアル・マドリード/スペイン)
生年月日:1991年1月7日(29歳)
ベルギー代表成績:106試合出場/32得点33アシスト

 黄金期を迎えているレッドデビルズをエース、そしてキャプテンとして牽引している。レアル・マドリードでの1年目は期待を裏切る結果となってしまったが、昨年のEURO予選では8試合で5得点7アシストの成績を収めているなど、ベルギー代表での存在感は相変わらず圧巻だ。

 緩急を巧みに使って相手を確実に剥がすドリブルの切れ味はワールドクラスであり、GKとの1対1も冷静に制すなど勝負強さも魅力。それに加えクリエイティブなプレーも光るなど、ゴールとアシストの両方で結果を残すことを可能としている。世界の頂を目指すベルギー代表にとって、この男の活躍は重要だ。


ロメル・ルカク(インテル/イタリア)
生年月日:1993年5月13日(27歳)
ベルギー代表成績:85試合出場/52得点13アシスト

 ベルギーが生んだモンスターストライカーだ。身長190cm・体重94kgという恵まれた体躯を活かしたパワフルなプレーで次々とDFをねじ伏せたかと思えば、水準以上のスピードを活かしたオフザボールの動きでも違いを創出。さらにポストプレーにも長けるなど、非常に多彩な武器を兼ね備えた選手と言えるだろう。

 ベルギー代表では絶対的1トップに君臨している。これまでにも数々の試合でゴールネットを揺らし続け、昨年のEURO予選・グループリーグI第7節のサンマリノ代表戦でついに代表通算50得点に到達。これはベルギー史上初の快挙であった。今後もゴールという結果を残し続けることだろう。

フットボールチャンネル
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b258817e651b7969e7fca82290ec9fd03239281 

 

2020/09/09(水) 
今のベルマーレンはなんか違うような。
アーセナルの頃の印象が強すぎて。

しかしみんな年齢がいってるな。
数年前にアザール兄やデブルイネ、ルカクやオリギが同じベルギーの人と知って驚いたけれど、代表としての一時代が終わる感じなのかな。

2020/09/09(水) 
黄金期から徐々に再建期の足音が近づいてきてる。

決して大国ではないベルギーが、様々な背景を持った選手たちを中心によくここまでのチームを作り上げたよ。願わくはユーロ16のポルトガルのように、一度でいいからこの世代でタイトルに届けばいいのだけれど。

2020/09/09(水) 
改めてみると20代後半、30代多いな
ロッベン、スナイデル全盛期のオランダと似てる感じがする
次の世代がスタープレイヤーが出てこないと

2020/09/09(水)  
うーん、どうも2018がピークっぽいな。

2022はかなり年齢層たかそうだし、オーストラリアやオランダみたいに世代交代失敗する可能性高いかもな。

まー日本もSBとかがそこそこ高齢化してきたから、うまくやらないと同じになりそうだけど、ベルギーに比べればわりと世代交代できてるほうな気がする。

2020/09/09(水)  
確かに今が黄金期ではあるが、同時に交代期に入ってきた時期でもある。
これだけのメンバーが揃っていても、国際大会でタイトル取ってない事が残念でならない。
日本はこのベルギー相手に勝てそうなところまで行ったのだから、勝って欲しかった。

2020/09/09(水) 
デフールあたりから徐々に若手育成の成果が出てきてアザールの世代がまさに黄金世代。とはいえその後はやや枯渇気味なのが気になるところ。
まぁ代表の勢力図を一気に塗り替えた黄金世代が異常ともいえるけど。

2020/09/09(水) 
黄金期終わっちゃうのかなー
若い選手がもう少し台頭してくればいいんだけど主力がだいぶ高齢化してて心配

2020/09/09(水)  
長らく世界最強の一角を占めてきたメンバーだが、
皆健在とはいえさすがに高齢化が激しい。
バチュアイ、オリギあたりでも20代後半に差し掛かっているし、
端境期には一回ワールドカップ逃すかもね。

2020/09/09(水)  
レギュラーの11人はたしかに強いけど若手が全然出てきてない。
デブライネは運動量減ってもあのキックあればまだ5年はやれそうだけどもうあのクオリティの選手は出てこないだろうな。

2020/09/09(水)  
DFは黄金期を過ぎてそれに代わる選手の台頭もないし 攻撃も控えはパッとしないし この世代ではEuroもワールドカップも優勝出来ないだろな

2020/09/09(水)  
メンバー豪華!若手が育ってかないと。大変だけど次世代では誰がいるのかな。

2020/09/09(水) 
いやいや、今は固定じゃなく、タイプの違ういい選手を使っている。ドク、プラート、カスターニュ、デンドンケル等、若手、中堅もいい選手はいる。知名度だけでなく、スカッド全体を見渡せば、これからも強豪国の地位を得られるメンバーは出てきている。none of your busineす

2020/09/09(水)  
ベルギーやオランダの様な人口が少ない国でも政策次第でサッカー大国になれるのがこのスポーツの面白いところだよな。

2020/09/09(水) 
W杯の日本戦で見せたルカクのスルーは、今でも最高のプレーだと思う。

2020/09/09(水) 
やや年齢層高いけど、スーパースター揃いは間違いない。日本の人口の10分の1に満たない国としては凄いです。

2020/09/09(水) 
大分、高齢化が進んでないかい?

2020/09/09(水)  
決める選手がいるのは勿論だけど、デ・ブルイネのアシスト数が凄い。

2020/09/09(水) 
ここに1人でもJリーグ所属の選手がいることがすごいですね。誇らしいです。
もっともっとJリーグに各国代表が集まったらおもしろそう!

2020/09/09(水) 
デブルイネってもう29歳なのか
DFラインも高齢化と後継者不足で、あと2~3年後にはガクッと戦力落ちてそう

2020/09/09(水) 
年齢みてもアザールにしてもピークはロシアだったんじなないか。デブルイネやルカクも今が絶頂でカタールはわからんぞ。

2020/09/09(水)  
高齢化が進んでるね
W杯には何人か入れ替わってそうだね。
ルカクが一番若いのもビックリだけどw

2020/09/09(水) 
スター選手多いけど、主力としてCL制覇した選手いないな

2020/09/09(水) 
ロシアW杯で。このベルギーにもう少しで勝てそうだった日本代表って…!

2020/09/09(水) 
相変わらずの豪華な面々だけど、数年前から顔ぶれがほとんど変わってなくないかい?

2020/09/09(水) 
みんな結構高齢だね。世代交代上手くしないと弱くなっちゃうよ。

2020/09/09(水) 
この次の世代で期待できそうなのがティーレマンスくらいなのがちょっとな。

2020/09/09(水) 
この年齢構成はオランダのように暗黒時代を迎えるおそれがあるな・・

2020/09/09(水)  
デブライネが居なくなったら、かなり弱くなると思うぐらいのデブライネのチーム。
日本代表もよくこんなベルギーから2得点したのは凄い事だと思います。

2020/09/09(水)  
たしかに黄金期だけども、年齢的にあと2~3年ですね。
20代前半がいない。

2020/09/09(水) 
ユーロのタイトル欲しいな。無冠で終わるチームじゃ無いと思う。











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