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 ビジャレアルが戦った直近のプレシーズンマッチ3戦(バレンシア戦、レアル・ソシエダ戦、レバンテ戦)で、久保は2度の先発出場を果たした。ポジションはいずれもトップ下。守備時は、FWパコ・アルカセルと並ぶようにして相手にプレスをかけた。
 では、久保は左サイドでどのように活路を見い出せばいいのか。おそらく、レアル・ソシエダ戦のように、1列目と2列目の4人の連携を生かして、攻撃を組み立てることを第一にすべきだろう。仮に、ジェラール・モレノ、パコ・アルカセル、サムエル・チュクウェゼと組めば、前2人の得点力は間違いない。そこに、パスを供給する、あるいは、彼らの後ろのポジションで得点を狙うのが、久保にとっては望ましいはずだ。

 また、この3試合で何度も見られたが、中盤の底に入る、ビセンテ・イボーラ、ダニエル・パレホ、フランシスコ・コクランからの配球で、チャンスを得ることができる。これは、昨シーズンのマジョルカとは決定的に違う点だ。特にパレホからの配球はこのチームにとって武器であり、久保にとっても大きい。

 9月13日、ビジャレアルはホームにウエスカを迎えてラ・リーガを開幕する。ウエスカは、元日本代表の岡崎慎司が所属し、先発が見込まれている。そのとき、久保は同じくピッチの上でホイッスルを聞くことができるのか。時間は、1週間しかない。

サッカー批評編集部
 では、先発から外れたバレンシア戦と、その他の2戦では何は違ったのか。答えは簡単だ。FWジェラール・モレノがスペイン代表に召集されたかどうかだ。ジェラール・モレノは、昨シーズン18得点を挙げてリーガの得点ランキング3位、スペイン人としては最多得点を挙げた、ビジャレアルのエースストライカー。現在、UEFAネーションズカップに参戦するスペイン代表の一員となっているため、チームを途中から離れている。

 そのジェラール・モレノが不在のため、久保は代役としてトップ下に入った。このスペイン人ストライカーがチームにいたバレンシア戦は、彼がスターティングメンバーに入って、久保がベンチに座っていた。

 久保がビジャレアルで狙うポジションは、トップ下か右サイド。だが、この2つのポジションを勝ち取るには、ハードルがやや高い。

 特に難しいのが右サイドで、現在このポジションにサムエル・チュクウェゼが定着している。チュクウェゼは、昨シーズン37試合に出場し、3得点。ナイジェリア代表にも召集されているこの21歳は、フィジカルの強さと縦への突破という大きな特徴を持っている。チームとしても、縦への推進という分かりやすさからボールを出しやすく、また、実際にサイドで起点となっている。プレシーズンマッチでも、3戦すべてで右サイドで先発している。

 トップ下を狙う場合、パコ・アルカセルと争うことになる。ジェラール・モレノの得点力は、ビジャレアルにとって絶対だからだ。そのパコ・アルカセルは、昨シーズン途中にドルトムントからビジャレアルに加入した。19/20シーズンでは、ドルトムントで11試合5得点、ビジャレアルで13試合4得点。これだけ見ると得点力はずば抜けているとは言い難いが、過去にはバルセロナに所属。リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールのMSNの控えとして2シーズンでリーグ10得点を挙げたほか、ドルトムントでは18/19シーズンに18得点を挙げている。スペイン代表としても、これまで19試合12得点。その潜在的な得点力は、ビジャレアルで大いに期待されている。

 パコ・アルカセルからスタメンを奪うには、ジェラール・モレノとの連携をしっかり構築しなければいけないが、その当人がスペイン代表として戦列を離れている。その点、パコ・アルカセルはすでに一緒にプレーしているため、久保にとって分が悪いのだ。

 こうした強力なライバルがいる中で、最も可能性が高いのが左サイドのポジションだ。プレシーズンマッチのバレンシア戦、レアル・ソシエダ戦でスタメンだったのはモイ・ゴメス。昨シーズンは37試合に出場したビジャレアルの下部組織出身の26歳は、レバンテ戦をフィジカル面での問題で出場しなかった可能性がある。そのため、あと1週間と迫った開幕戦で狙うとすれば、ここになるだろう。

 ただし、左サイドでは問題もある。久保自身が慣れていないポジションであることもそうだが、左サイドバックのアルフォンソ・ペドラサとの連携がうまくいかないのだ。それが露骨に露呈したのがレバンテ戦で、互いに互いをうまく使って縦に行くこともなければ、中に入るといった動きもない。他人同士のように、ただパス交換をするしかなかった。久保としては、細かいパス交換の中からドリブルを発動してチャンスを作りたいだけに、これはかなり問題になってくるだろう。

 とはいえ、本来、ペドラサは左のウインガーとしてもプレーするほど縦へのスピードに特徴のある選手だ。ペドラサとしても、そのプレーが有効にできていない。つまり、久保とペドラサは、互いに長所を生かせていないことになる。仮に、久保が左でポジションを取れたとしても、この関係性は懸念点だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bbc3c04ea22d24bd5acefe237cd495641a1c9ee2 



2020/09/08(火)
前半は周りと噛み合ってるように見えた。パス交換も多かった。しかし、トップ下よりサイドの方がスペースがある分躍動感もあったような。たしかにサイドバックとは上手く行ってないようでしたが。眠たかったからちゃんと見てないけど。笑
開幕楽しみです!

2020/09/08(火)
プレ見る限りじゃ左は危うい。かと言って右スタメンは先ず無い。意外と中は有り得る気がする。何にしても開幕スタメンに拘る事はない。まだ調子上がってないし、チームの歯車もこれからでしょ。

2020/09/08(火) 
最後はレギュラーになりそうだけど早めに結果出して欲しい。やはり課題は得点力か

2020/09/08(火)
モイゴメスは地味にいい、チュクウェゼは派手だけど微妙なとこある。

エメリがちゃんと見てれば右のほうが可能性あるんじゃないかな?

2020/09/08(火)
> モイ・ゴメス。昨シーズンは37試合に出場したビジャレアルの下部組織出身の26歳は、レバンテ戦をフィジカル面での問題で出場しなかった可能性がある。

リンクのスターティングメンバーには、モイ・ゴメス記載されてるけど…











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