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エースのロドリゴとポジションが被るが故に…

 韓国代表のイ・ガンインがバレンシアからの契約延長オファーに首を縦に振らず、移籍を志願している(現行の契約 は2022年6月まで)。昨夏に続く去就騒動だが、この時は、レンタルを進言したマルセリーノ・ガルシア・トラル監督と残留を主張したフロントの意見が真っ向から対立した。そして、この衝突が指揮官の開幕直後の解任の要因のひとつにもなった。

 フロントがマルセリーノの後任として招聘したアルベルト・セラーデス(先月29日に解任)は、就任2戦目のチャンピオンズ・リーグのチェルシー戦でラスト数分ながら後半途中からイ・ガンインを起用。さらに翌週のラ・リーガ第6節のヘタフェ戦では得点を決めるなど、その後も継続的に出番を得ると思われた。

 しかし、それはほんの一過性の現象に過ぎなかった。同じカンテラーノのフェラン・トーレスのブレイクに本人の怪我も重なり、しばらくするとヒエラルキーの最下層に据え置かれるまでに追い込まれた。

出番を得られなかった要因は、ポジションの問題とも関係がある。この19歳がもっとも得意とするのはトップ下かセカンドトップだ。ただそこにはエースのロドリゴが君臨しているため、自ずとサイドに活路を見出すしかないが、かといって突破力があるタイプではない。

 縦への推進力が求められる左サイドへの適性は低く、逆足となる右サイドについても中に切れ込めるよう自由を与えることが前提となる。ましてやバレンシアが常用するシステムは4-4-2。同サイドのサイドバックと連携を取りながら守備にも奔走する役割が要求されるが、運動量が豊富とは言えない現状のイ・ガンインに激しいアップダウンを繰り返すプレーを期待するのは酷である。

 セラーデス監督もそうした点を考慮して出場機会を与えなかったと考えられるが、問題は居場所を失ったことで、イ・ガンインがフラストレーションを溜め込んでしまったことだ。バレンシアの地元スポーツ紙『Superdeporte』のセサル・イスキエルド記者は、こう解説する。

「久保は10代の選手とは思えないほど精神的に成熟している」

「バレンシアは明らかにハンドリングを誤った。スタメン確約とは言わないまでも、出場機会の保証を条件に慰留を図った以上、適切なフォローをしなければならなかった。イ・ガンインはカンテラ時代にチームのエースとして活躍し、自らの才能に絶対的な自信を持っている。それが周囲のサポートを得られず、感情の持っていき場を失ってしまった格好だ。

 アトレティコ・マドリー戦(第9節)に続いて今シーズン、2度目の退場処分となったレアル・マドリー戦(第29節)でのラフプレーが槍玉に挙げられているが、それも首脳陣がしっかりメンタルケアをしていれば、防ぐことができていたはずだ。イ・ガンインは良くも悪くも野心の塊だ。向上心も人一倍で、自らのプレーに満足できなかった試合の後などは、家に帰って何時間もFKの練習に没頭しているそうだ。

 そんな彼を見て厳格なマルセリーノですらも、『少しくらいの息抜きは必要だ。女の子とお茶でも一緒に飲みに行ったらどうだ』とアドバイスしたほどだ。まだまだ精神的に未熟なところはあるが、そうした若者の意欲は周りのハンドリング次第で大きな成長へと繋がる。バレンシアは現場とフロントの連携がスムーズに取れておらず、今シーズンも様々な歪みが表われているが、イ・ガンインの件でもガバナンスの欠如を露呈している」

バレンシアのイン・ガンインへのハンドリングの不味さを説明する際に、イスキエルド記者が引き合いに出したのが、久保建英(マジョルカ)とヴィニシウス・ジュニオール(R・マドリー)のケースだ。

「久保は序盤、ベンチスタートが少なくなかったが、ビセンテ・モレーノ監督が一貫していたのは、常に出場機会を与え続けたことだ。低調なパフォーマンスの試合もあったが、プレー内容に関係なく、指揮官は試合に起用し続けた。

 もちろんそれは、突破力に優れ、守備の献身性もあり、汎用性が高い久保の能力があったからだ。精神的にも10代の選手とは思えないほど成熟し、イ・ガンインのようにフラストレーションを溜め込んでプレーにマイナスの影響を及ぼすようなことはない。でも最近の久保の活躍は、そうした首脳陣の巧みなハンドリングがあったからこそで、それがバレンシアには欠けており、イ・ガンインとは決定的に違う状況だった。

(ジネディーヌ・)ジダンのヴィニシウス起用法にも同じことが言える。課題であるシュート練習に重点的に取り組ませながら、結果を出せば継続して起用している。さらに出場機会を得られない間も、クラブはもちろん、マルセロやカゼミーロといった同郷の先輩選手が進んでフォロー役を買って出ていたと聞く。そういった面でも鼻っ柱の強い性格をチームの重鎮選手が快く思わず、ロッカールーム内で孤立してしまっていたイ・ガンインとの差は歴然としている」

バレンシアに移籍を容認する考えはない

 今回の移籍志願も、この一年を棒に振ってしまったという後悔の気持ちが駆り立てているのは間違いない。とはいえバレンシアにとってイ・ガンインは戦略上重要な選手であり続けている。

 クラブはかねてからカンテラ重視策を掲げており、オーナーが同じアジア人のピーター・リムという点もその価値をさらに後押しする。いくら選手サイドが訴えても、2022年6月までかわしている契約を盾に移籍を容認する考えはないはずだ。しかしだからこそイスキエルド記者は、今シーズンの失敗を教訓にバレンシアが改めてその育成に取り組む必要性を強調する。

「先日のバジャドリー戦での決勝ゴール(89分、バレンシアが2-1で勝利)が示すように、イ・ガンインの才能はやはり特別だ。この試合、後半途中から出場し、右サイドでプレーしたが、(セラーデスの後任の)ボロ暫定監督は局面に応じて自由に動いていいと指示を出しており、それが得点にも繋がった。

 彼の魅力は精度の高い左足のキックとプレーのアイデアの豊富さにある。そしてそうした持ち味はゴール近くのエリアでプレーしてこそ披露できるもので、逆に離れてしまっては突破力や守備力の欠如を露呈することになる。もちろん将来のことを考えれば課題を克服していく必要はあるが、まずは良さを発揮させることが重要だ。

 その意味でも、次の監督に誰が就任するかもポイントになってくる。若手は適切なプレー環境を整備することが、成長を加速させる。天才肌のイ・ガンインの場合はなおさらそうで、クラブは彼のプライドをうまくコントロールしながら、ハンドリングしていかなければならない」

 言葉だけでなく、どれだけ中身の伴ったプロジェクトを提示し、なおかつ現場とフロントが意識を共有しながら実行に移せるか。イ・ガンインの成長、そして今後チームの主力を担っていけるかどうかは、バレンシアの組織としての在り方そのものが問われている。

文●下村正幸
協力●セサル・イスキエルド(『Superdeporte』紙バレンシア番)
https://news.yahoo.co.jp/articles/53ca0ffc272366f2a5c287144291cb5d74768d51 

 

2020/07/15(水) 
久保選手と無理やり比較せんで良い。
久保のインタビューによると、特に知り合いでもないらしい。
久保とファティについては、元チームメイトであり良きライバルだと思われる。

2020/07/15(水) 
シンガポール人のオーナーはイ・ガンインを起用させるためにマルセリーノを切ったし(わざわざ移籍市場が閉まってから)、後任のセラーデスは実際にシーズン序盤は結構チャンス与えてた。
そこでイマイチ(特に守備)だったから使われなくなっただけ。

2020/07/15(水) 
最近決めたミドル見ても良いものは持ってるんだけどね~。

現代サッカーには合わないプレースタイルすぎるね。荒っぽい性格なのも実力があればある程度目を瞑れるけどそこまで実力もないし、もう少しリーグのレベルを落としてプレーしてみるといいと思う。

久保は格が違うのでもう比べないであげてほしい笑

2020/07/15(水) 
三行でまとめてください。
要は性格に問題があって、自惚れて、守備ができなくて、ライバルより劣り、感情を抑えられなくて反則をして、ロッカーでも孤立している。でいいですか?

2020/07/15(水) 
「久保と決定的に違うのは…」

うん。実力だねw
端からサッカーIQの点では格が違いすぎるからね。
小手先の技術だけでどうにかなるユース(カンテラ)時代と違って、より高いIQとフィジカリティが必要になる現代のプロの世界ではそもそも久保とは比較になり得ないよ。

2020/07/15(水) 
そもそもバレンシアの下部組織とバルサの下部組織では競争率が違うのでは。そこから生え抜き特需のエスカレーターで上がった選手と、ライバルチームのしかもレアルに引き抜かれた選手を比べるのがおかしい。どちらも結果を出した後ならわかるけど、同じアジア出身ってだけで比較するのはどうかと。

2020/07/15(水) 
イガンインの為にチームを合わせる必要はないかと。
久保は自らアジャストさせた部分があるよ。
ディフェンスとかも上手くなっているし。

2020/07/15(水)  
イガンイン選手はいい選手かもしれないが同時にイラつくとプロにはあるまじき行為をするしな…
それに…久保くんは落ち着いていて本当に19歳なのかと疑いたくなるくらい冷静である…
クラブの規模もあるけれど久保くんは19歳にしてクラブの中心選手になっているから比べるのはナンセンスだね

2020/07/15(水)  
戦術面なんか関係ない。一生同じ監督、チームでプレーする訳じゃないんだから、適応する努力を怠ってるだけ。そして何よりも精神面だろう。フラストレーションをためる事自体は問題じゃない。問題はそれをプレーにぶつけるのではなく、相手選手に向ける事。
出場機会が限られて当然だと思う。

2020/07/15(水)  
先日のゴールも印象的だったし素質はあるんだろうと。
でも出場機会が少ないから、クラブのサポートが無いから相手選手へ暴力は誰も納得しないでしょう。チームが彼に戦術合わせるわけないかと。
久保はチームに適応していった。
お互いセンスはあってもそれ以外の違いが沢山。

2020/07/15(水)  
「精神的に未熟」「スタッフからの気遣いが欠けていた」「エースと被って出場出来ずフラストレーション爆発」「性格のせいで周りから孤立」
要するに、才能はあるけど現状大した実力はない上に、内面ボロクソでフォロー必須だったのに周りがそれ怠ったからキレて出ていくってことですかね

2020/07/15(水)  
最近のイ・ガンイン選手の話題は「出場機会」と「久保選手との違い」ばかりですね。出場機会の問題はどこのクラブにも有るものですし、彼にまつわる話題は「機会が少ないから活躍できない」というものが多いですが、活躍できないから機会が少ないとも言えるわけで鶏卵前後論争を見ているようです。久保選手との比較も韓国の皆さんにだけ意味が有るようなものでしかなく、他の国の人は全く興味もないでしょう。

2020/07/15(水) 
根本的にバレンシアレベルにないと思う。オーナーがオーナーだから仕方なく使われてるだけ。そもそもプレースタイルが今のサッカー界向きではないし、15年ぐらい前なら活躍出来ただろうけど、今は無理。このタイプの選手は今はよっぽど飛び抜けてないと5大は厳しい。

2020/07/15(水) 
「ラフプレーが槍玉に挙げられているが、それも首脳陣がしっかりメンタルケアをしていれば、防ぐことができていたはずだ」

・・・精神的に追い込まれたからといって、そのイライラを自分で解決しようとせずにわざわざ他者への攻撃でもって発散するなんて、不幸にも隣り合った我が国とは違い、スペインの首脳陣からは想像も出来ないだろう。メンタルケアと言っているが、出場出来るのは11人(+3人の交替枠)でチームの登録選手数よりも少ない以上、監督の構想によっては出場機会が限られるのは古今東西どんなプロスポーツでも当たり前の事ではないか。久保に限らず、他のチームにだって同年齢でベンチには入るものの、なかなか出場機会を得られない選手は沢山いる。そいつら全員が全員、ラフプレーに走っているか?

2020/07/15(水) 
テクニックや左足の精度は高いけど、とにかく鈍足すぎて自分で突破できないし守備でも貢献できない
それに最近はラフプレーばっかでイメージが更に悪くなってる

2020/07/15(水) 
今の時代メッシやロナウドのような一人で試合を決定付けるような選手じゃないんだからチームが押されてる時は守備に奔走するのは当たり前で体力問題や守備が下手ならどのチームでも使われなくなると思うけど…

2020/07/15(水) 
突破力や守備力の欠如って?
これって致命的じゃないの。
早い話、シュート力は有っても、誰かアシスト、お膳立てしてやらないと仕事が出来ないって事でしょ。
要は、古いと言うか昔のストライカータイプで、現代サッカーには向かないんじゃ無いの。
だから単純に使いにくいって事でしょ。

2020/07/15(水)  
人間プライドは大切だけど、プライドの塊では
使い物にならない…
去年のU20のMVPも、彼のプライドを高め自己陶酔させただけか?
久保選手と比べているけど、久保さんは常に謙虚に他者の意見を聞く耳を持ち、今の自分に足りない物を克服するメンタルが有る…
又チーム戦術に合わせる、カメレオンの様な才能が有る…
イ、ガンイン選手もプライド捨てて、バレンシアのチーム戦術に足りない部分を他者から聞くメンタルが必要かな…
才能は有るのだから、頑張って

2020/07/15(水) 
イガンイン選手はうまいのでしょう。
私はそういったプレーをまだ見たことが無いですが。

日本人であることを抜きにしても、久保爺さんはスキルとサッカーIQの高さは明確だし、何より素晴らしいのは人間性。
私の半分位の年齢ですが、インタビューやコメント、振る舞いから、人間として私よりも素晴らしいと思わされてしまう。
それが彼がサポートを受け続けられる理由でしょう。

彼は人生を3週以上ループしていること間違いないですね。

2020/07/15(水) 
どの世代でも自分が中心で「俺に合わせてくれない」他人に不満を募らせる人と、「どうすれば試合に出て勝利に貢献できるか」を常に考え、変わっていける人とのメンタルの差なんじゃないかと。
久保の方が異常に成熟しているのであって、イ・ガンインの方が普通の若者という気がする。
どちらも頑張れ。

2020/07/15(水)  
才能の高さは申し分ない。なんてってたってU-20のワールドカップでMVP取るくらいだから。
だけど、プレーの判断がまだまだ遅いのと、退場2回が痛い。メンタル面が懸念される。
確かにU-20のように王様やれるチームで成長したらいいのかもしれないが、果たしてそう言うチームが見つかるかどうか。

2020/07/15(水) 
イ・ガンインはイ・スンウみたいになるかならないかの瀬戸際だと思う
才能は申し分ないだろう
イ・スンウと同じように王様として扱わなければならないのなら、気がついたら下部のリーグに更に流れていくだろう
久保との比較は言及する必要ない
もう立場が違う

2020/07/15(水) 
フロントのハンドリング責任の話を主体にしたい様だが、イガンを例にしてるから完全に能力不足と性格の問題で出れないとしか言えない書き方になってんだけど

ゴールエリアでしか使えない武器しか無く前への突破力も守備も出来ないって書かれて、そんな奴がどうやって全員攻守を基本としてる現代サッカーに着いて行けるんだよ。
まして相手の足三回蹴ってレッドカードを受けたのがフロントが試合に出さない事へのフラストレーションが原因とか自分が出れないなら試合なんてブチ壊してやるって思う選手なおさら出せる訳無いだろ。

2020/07/15(水)  
若いのに運動量の少ない選手はマインドとしてダメだと思う。下手な守備でも少なくともスペースを埋めるとかコースを消すとかは、サッカーIQでできることは多くある。ポジショニングが悪くてスタート位置に問題があるうえに、運動量がなくてカバーせず、悪い体勢から足を出して突っかけたがる悪いプレーの多さも大きなマイナスだ。ファールにしかならない。攻撃も連携が必要なプレーヤーで、キック精度以外では、個人技があまりないのに、チームメイトと仲良くないってどうよ。

2020/07/15(水) 
そもそもそんなにうまいと思えないんだよね。それなら個人的にはイ・スンウ見たときのほうが衝撃的だった。イ・ガンインは単純に能力不足だと思う。チームのせいにするのはいかがなものか。家でFKの練習するならチームと上手くやる努力をせいよ。

2020/07/15(水) 
通年で見てみたい選手ではあるんだよねぇ……ただバレンシアのような大きなチームだと当然相応のライバルが居るわけで、トップチームの経験が少ないイガンインだと選択肢の1番にはなれない。
昇格組や降格候補にレンタルで出して使ってもらえれば一番だと思うんだけど

2020/07/15(水)  
突破力と運動量の欠如で適正ポジションがない

それだけのことで、起用云々の話じゃないだろう。
番記者が矛盾したことをいっているのだから
要するにそういう性質の選手ということだ
使えないけど使わなきゃいけない
使わなきゃいけないけど使えない
コイツを使いたい監督なんていないだろう

2020/07/15(水) 
バレンシアが何故にイガンにこだわるのかわからん。スポンサーに韓国企業がなんかついてんのかな?イガンは4世代前の日本代表みたいな、足遅くてフィジカル弱い、FKや負荷なし状態でのシュートが得意な選手だよ。要はものすごく古いタイプの選手。スペインでの活躍は非常に厳しいよね。

2020/07/15(水)  
自分の欠点に対して素直に認めてチームになにが必要か自分はチームにどういうことを求められてるかってことを考えない選手だと相当の才能がないと無理
ベンアルファとかも大成しなかったのはそれやし
欠点があるなら平均的なレベルまでになるように努力すればいい

それをしないのになんの実績もないヤングプレーヤーが自分の得意なことだけ自分勝手にチームに押し付けるなんて言語道断
ネイマールレベルなら文句はないがそうではないだろ?
バレンシアも貧乏くじひいたな

2020/07/15(水) 
サッカーダイジェストは人気選手でもなく一流でもないこの選手の記事をちょくちょく載せなくても良い。日本人からすればどうでも良い!
日本のサッカー雑誌ですよね??何か忖度でもあるのかな?











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