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リーガに挑んだ日本人

 2019年8月、リーガ・エスパニョーラ2部、レアル・サラゴサの本拠地ラ・ロマレダは沸き返っていた。

 日本代表MF香川真司がトルコのベジクタシュから入団。お披露目のセレモニーには、7000人ものファンが集まった。ドルトムント、マンチェスター・ユナイテッドという欧州のビッグクラブに在籍してきたスター選手が、リーガ2部を戦いの舞台に選ぶ――。それは凋落の憂き目に遭う古豪クラブに、十分な栄誉を与えた。

「衝撃的で、夢のようなこと」

 サラゴサの名将ビクトル・フェルナンデス監督は、香川の獲得を最大限の賛辞で形容している。

 日本代表の10番を背負ってきた香川は、英雄視されて迎えられた。しかし、コロナ禍によるリーグ戦中断前、日本人MFは先発から外される機会が日常化していた。

 序盤戦の香川は、控えめに言っても"主役級"の存在感だった。開幕から5試合は2得点。とにかく、ボールを奪われない。ゴール前でボールを受けた時のアイデアは、群を抜いていた。技術的には1部のクラブの主力選手に匹敵。チームも首位を争っていたことで、"降臨したメシア"のようだった。

「香川は抜きん出た技術によって、決定的な仕事ができる。チームに違いを生み出せる」

 フェルナンデス監督は、そのプレーセンスを一貫して称賛している。スペイン人指揮官はもともとトップ下のファンタジスタを好み、攻撃的サッカーを志向してきた。過去には、セルタでロシア代表アレクサンダー・モストボイ、サラゴサでアルゼンチン代表パブロ・アイマールを起用し、リーガ1部で旋風を巻き起こしたこともある。

 攻撃を重んじる指揮官の下で、香川の活躍は確約されたようなものだった。

 ところが、日本人MFはその輝きを失う。信頼されて先発を続けるが、定期的に筋肉系の故障に見舞われた。そのたびに2週間、3週間の離脱を余儀なくされたのである。それを重ねることで、徐々にトーンダウンしていった。直近の10試合で、先発はわずか2試合だ。

 もっとも、香川は要所でその非凡さを見せている。

 今年1月、スペイン国王杯3回戦のマジョルカ戦では、"久保建英との新旧エース対決"で意地を見せた。

2トップの一角として相手のMFとDFの間でボールを受け、たくみにチャンスを作り出す。前半にはFKをバーに直撃させ、キックの質の高さも見せた。そして後半の立ち上がり、バックラインの前でボールを受けると、右にいたアレックス・ブランコの足元に素早くパスを流し込み、先制点を生み出し、勝利に貢献した。

 スペイン国王杯では続くラウンド16でレアル・マドリードと対戦し、香川は先発でプレーしている。90分間出場し、果敢にゴール前でチャンスを作り出した。ボックス内で再三にわたってシュートを狙うなど、どれも決まりはしなかったが、あらためて才気を証明した。ドルトムント時代の片鱗を見せるようで、技術とスピードの融合があった(実力差が出て結果は0-4と大敗)。

 判断の速さと技術精度は、やはりワールドクラスだ。しかしながら、ケガの多さは深刻と言える。

「コンディション的な問題がなければ......」

 フェルナンデス監督も頭を抱えている。一定してプレーできないため、首脳陣は戦力として計算できない。タフな2部リーグで、これは致命的だ。

中断前、サラゴサは自動昇格圏内の2位につけている。コロンビア人FWルイス・スアレスが目覚ましい働きを見せ、2部得点ランキング2位の17得点。チームもリーグ2番目に多い得点数で、まさにフェルナンデスらしいチームと言えるだろう。

 しかし、たとえ1部に昇格しても香川の立場は危うい。

「香川の未来はMLS(アメリカ)か、カタールにあるだろう」

 スペイン大手スポーツ紙『アス』は今年5月、そう見出しを打っている。1部に昇格した場合、香川の契約は自動的に更新されることになっているが、年俸は3倍になって、それは今の香川のパフォーマンスに対してはとても払えない金額だという。今年1月にはMLSのコロラド・ラピッズやFCシンシナティなどから複数のオファーがあって、その時は本人もクラブも拒否したが......。

 2部は残り11試合、香川が現状を打開するには、劇的な結果を残す必要があるだろう。逆に言えば、佳境を迎えるリーグ戦で昇格のキーマンとなることができれば――。日本を代表してきたMFの真価が問われる。(つづく)

小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
https://news.yahoo.co.jp/articles/075c7a6168f97cf60e0fe010886cb02675f4e535?page=1 

 

2020/06/01(月)
香川真司は周りに活かしてもらえる環境が整ってこそ更に活躍できる選手だからなぁ。
チームのレベル的にそれは難しいし。
それに怪我が多くなってきたし。
2部や降格争いしてるチームには必ずしも必要とはみなされないだろうね。
なんといっても年俸がネック。
年俸に関しては香川サイドが折れてくれれば問題はないけど。

2020/06/01(月) 
離脱も多いから まー絶大な信頼あるかと言われたら微妙だろうけど 
仮に昇格して 1部残留するのに 香川真司やめさせてどうなんかな?って個人的には思う。

2020/06/01(月)
アンチの人は色々言うけど、香川が2部のクオリティではないことは何度も証明してた。しかし香川は明らかに20代後半から怪我で輝きを失った、、、年齢も重ねた今、世界屈指のラフでハードな今の環境を乗り越えられるだろうか。コロナで偶発的に生まれたこの環境で身体を癒し、残りのシーズンを戦える身体を取り戻していることを願う。沢山の夢を与えてくれた日本のエースが最後まで笑顔でキャリアを終えられますように。

2020/06/01(月) 
年俸3倍っても出場時間、出場試合、得点アシスト数で規定を満たせばってしてれば安く済みそう。

2020/06/01(月)
まぁ岡崎→期待以上、香川→期待ほどではない
って感じだけど、香川に対する期待って半端じゃなかったからね
ベジクタシュの扱いを見れば明らかだけど、日本人が思ってるより香川はスター選手として扱われてるよ

2020/06/01(月)
技術的な問題はないけど、継続性がないということなんだろうな。怪我が多くて1ヶ月のうち、4試合中1か2試合しか使えない。

ビジネス的には一部に上がれば年俸3倍になる。もし継続的に試合に出れていれば、一部昇格の貢献度を考えても年俸上がることに異議がないのかもしれないが、現状の出場数みると、高い買い物と言わざるを得ないよね。

2020/06/01(月)
日本代表のためにも柴崎とトレードしてくれ
柴崎にもう一度一部でやるチャンスをくれ
ヘタフェは特殊すぎた 
デポルティボでも今は中心だ

2020/06/01(月)
マドリー戦で一番パフォーマンスよかったし、サラゴサの中では一番ビッグネームなのに。まあ安定感がないからかな。

2020/06/01(月)
契約なんで当然の権利でしょ
ベンチだろうが昇格した暁には3倍の年俸を堂々と受け取って欲しいですね

2020/06/01(月)
アンチ記者が貶めようと必死になってもそれは、首脳陣と香川にしか分からないことでしょ。

まぁサッカーだから何が起こるか分からないけど、昇格させる為に呼んで、昇格したらポイはさすがにないでしょ。

2020/06/01(月)
確実に1部リーグで戦える技術と想像力がある。
レアルとの戦いでは、いかに周りの選手が下手くそか痛感した。
マヨルカ戦でも然り。サラゴサではチームプレーが出来るのは難しい。
サラゴサが香川を見限ってもいい。しかし、そんな事はできない。
サラゴサが一部に昇格なら今、レンタル中の若手は夢をつかむ為サラゴサを後にするだろう。その時、サラゴサに誰が残る?
このことに言及したマスコミはない。
香川が来たから選手間に緊張ができた。そして1部昇格を視野に入れることが出来た。
香川は通常なら一部に昇格してもサラゴサを見捨てない。チームが見限ったら他チームへ行ったら良い。まだ、やれる。
マルカもアスも大きな期待をこんな形でしか表現できないのだろう。
あと11試合を楽しみたい。

2020/06/01(月)
立場的に残り試合のパフォーマンス次第であることは
強ち間違ってはないかと

2020/06/01(月)
あの〜一部云々より前に、まずは2部で通用しましょう

2020/06/01(月)
首脳陣の発言ではなく記者の思い込みかよ。まぁスペインらしい記事だ

2020/06/01(月)
まあ期待されてたけど、パフォーマンスが良くないからしょうがない











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