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 とにかく“外さない”のが、クロップの補強だ。昨シーズンまでに実質15人の新戦力を獲得し、サラー、マネ、ファン・ダイク、アリソンを筆頭に、そのうち11人が確かな力となって勝利に貢献している。「最強リバプール」を作り上げたクロップの慧眼を改めて振り返る。

■16-17年の補強(前年8位→4位)

 15-16シーズン途中(15年10月)に就任したクロップが手掛けた最初の補強は16年夏で、6人を獲得した。GKカリウス、CBクラバンは結局レギュラーに定着できずに終わったが、マティプ、マネ、ヴァイナルダムの3人は即戦力としての期待に応えながら、それぞれ最終ライン、前線、中盤のメインキャストとして現在に至るまでクロップ政権を支え続けている(フリーで獲得した39歳のマニンガーはGKの3番手の位置づけで、1年後に現役引退)。

 補強とサマーキャンプを経た実質1年目で、クロップは前年から勝点16を上積みして8位から4位へと押し上げてCL出場権を獲得。ベンテケ、シュクルテル、アレン、アイブといった前体制の“遺産”も整理し、マティプ、マネ、ヴァイナルダムと3人の“チルドレン”が各セクションに定着と、確かな基盤を築いている。

●補強効果:特大
サディオ・マネ(←サウサンプトン)

●補強効果:大
ジョエル・マティプ(←シャルケ)
ジョルジニオ・ヴァイナルダム(←ニューカッスル)
 
■17-18年の補強(前年4位→4位)

 攻守の絶対的な主軸の獲得に成功し、クロップがみずからの“刻印”を刻んだ重要なシーズンだ。夏のサラー、冬のファン・ダイクは、いまやそれぞれのポジションにおける世界最高峰のワールドクラスで、加入直後から決定的な違いを作り出し、チームに勝利をもたらし続けている。現在のリバプールは、サラーとファン・ダイクなしには考えられない。合わせて1億1500万ポンドと大きな出費を強いられたとはいえ、それ以上のリターンが得られていると言えるだろう。

 さらに、ロバートソンにチェンバレンを獲得して攻守に渡るクオリティーの向上を果たしている。なかでもロバートソンは、ビルドアップに関与しながら正確無比のクロスでアシストを量産と攻撃面での貢献も絶大で、絶対不可欠の戦力となっている。このシーズンの補強は、まさにクロップのマスターピースだ。

●補強効果:特大
モハメド・サラー(←ローマ)
アンドリュー・ロバートソン(←ハル)
フィルジル・ファン・ダイク(←サウサンプトン)

●補強効果:中
アレックス・チェンバレン(←アーセナル)

■18-19年の補強(前年4位→2位)

 前年のCL決勝で致命的なミスを犯したカリウスに取って代わる守護神にアリソンを獲得。好守を披露しながら、卓越した足技とパスセンスでビルドアップの起点として機能するアリソンは文字通りの「最後のワンピース」で、プレミアでは勝点1差でマンCに覇権を譲ったもののシーズンわずか1敗と無類の強さを見せつけ、CLでは優勝と、クロップ体制はついに大輪の花を咲かせた。

 中盤のファビーニョとケイタ、前線のシャキリはインパクトを放てなかったとはいえ、いずれもターンオーバーでの貢献がまずは期待された補強で、その点では必要十分な働きをしたと評価できる。

●補強効果:特大
アリソン(←ローマ)

●補強効果:大
ファビーニョ(←モナコ)

●補強効果:中
ジェルダン・シャキリ(←ストーク)

●補強効果:小
ナビ・ケイタ(←RBライプツィヒ)
 
■19-20年の補強

 ミニョレを放出した第2GKの穴埋めと10代の逸材(CBのファン・デンベルフとウイングのエリオット)への先行投資のみに留め、即戦力をひとりも加えなかったのは、クロップの自信の表われ。実際に戦術組織は完成の域に達している。不安のあった前線の選手層は、南野の獲得でこの冬にきちんと手を打った。あとは30年ぶりのリーグ制覇へと駆け抜けるだけだ。

文●ワールドサッカーダイジェスト編集部
※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年2月6日号より転載
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200209-00009794-thedigest-socc



1 2020/02/09(日)
個人的にファビーニョは特大でいい気がする。怪我してフルで出られてないし大の評価も納得なんだけど、彼はパス出せるし守備もフィルター役をきっちり果たしてる。それに加えて彼が良いおかげでヘンダーソンがあれだけ活躍できている。彼がチームにもたらす影響は計り知れないと思う。

2 2020/02/09(日)
獲った選手にはずれがないというよりははずれにしないようクロップはじめリヴァプールがきっちり技術面でもメンタル面でもフォローできているからだと思う

3 2020/02/09(日)
子どもの頃からのリバプールファンです。長年、サッカーを見て来てこんなにストレスを感じずにいる事は記憶にありません。とにかくこの調子で今シーズンのプレミア、FA杯、ビッグイヤーの3冠制覇を期待してます!

4 2020/02/09(日)
まあファビーニョやファンダイク、アリソンらはタイトルを獲得するため、リーグで優勝争いするための補強やから、南野とは意味合いが多少違うけどね。
南野はとりあえず主力の疲労を溜めないバックアッパーとして、主に前線の守備固め、上手くいけば引いて守る相手を崩すオプションとして使われるようになれば、大成功になる。この半年が勝負やね。

5 2020/02/09(日)
補強が成功か失敗かよりも、獲得した選手それぞれが成功、進化しているのが特筆すべきと思う。

6 2020/02/09(日)
南野は、残念だが正直その世界最高チームに見合うレベルではないと思う、頑張ってほしいが、、
ただそのチームに在籍して活動出来るだけ他の日本人選手では得られないこれ以上ない経験値を積める

7 2020/02/09(日)
南野はとにかく、初ゴールを早く決めること。
これだけ層が暑ければ、そうはチャンスは訪れない。干される前に先ずは1点もしくは、チームに大きく貢献するような活躍をすること。
そこからがスタートだと思う。
とにかくチャンスがある今、しっかりと結果を出してアピールすることが何より必要な事だと思う。
頑張れ、南野!!

8 2020/02/09(日)
フィルミーノがいない、超特大だろwwと思ったけどよく考えたらシーズン途中からの就任だったな。
開幕2か月で監督切るって思い切った判断だったと思うけど大正解だったね。

9 2020/02/09(日)
補強ミスが少ないのは凄い。合わせて100億程度で獲得したサラーやマネがワールドクラスだとはクロップも思っていなかっただろう。強運。

10 2020/02/09(日)
目のつけどころが違いますよね。
20〜50円ぐらいで100円玉を買うような、あるいは磨き上げて100円玉にしちゃうような補強ばかりですね。

11 2020/02/09(日)

バルセロナファンですが、バルセロナは300億くらいかけても、ほぼプラスに行ってない
南野にはせめてマネ、フィル、サラーの次にはなっていただきたいです

12 2020/02/09(日)
ニワカだけど、ジェラードがいた頃からリバプールのファン。クロップ監督の魔法は凄まじく感じてる

13 2020/02/09(日)
シャキリとケイタの評価は逆にして欲しい

14 2020/02/09(日)
補強が的確、監督だけの力なのか

15 2020/02/09(日)
南野
経済的に成功
移籍金以上のスポンサー収入をもたらした

16 2020/02/09(日)
コウチーニョが高く売れたことが大きかった。

17 2020/02/09(日)
どう考えてもジニの評価は特大でしょ

18 2020/02/09(日)
欲を言えば、試合数も多いからハーランド欲しかったね。

19 2020/02/09(日)
15-16冬のコーカー、忘れてないか??

20 2020/02/09(日)
新星FCバルセロナ
FWロベルトフィルミーノ
FWザディオマネ
FWレオネルメシア
MFフンラキーデジョング
MFファビーニョ
MFアルトゥール
SBトレントアレクサンダーアーノルド
CBヴィルジルヴァンダイク
CBジェラートピケ
SBジョルディアルバ
GKアリソンベッカー

オナシャス

21 2020/02/09(日)
南野は今のところ失敗である

22 2020/02/09(日)
カリウス「…」

23 2020/02/09(日)
ナビケイタが小だと?笑
笑わせんな。特大だよ











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