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【速報】

◆ロンドンを止められずに前半で4失点

[キリンチャレンジカップ2019]日本 1-4 ベネズエラ/11月19日/パナソニックスタジアム吹田
 
【日本代表・総評】


ホームで稀に見る惨敗を喫する。序盤から守備がハマらずベネズエラの攻撃に対応できずにいると、前半だけで4失点。攻撃面ではパスミスが目立ち、リズムを作れず。後半はベネズエラのペースが落ちたこともあり、1点を返したが、不甲斐ない結果に終わった。
 
【個人採点・寸評】

GK
1 川島永嗣 4.5
6月のコパ・アメリカ以来の先発を掴む。しかし、守備の瓦解を食い止められず。前半でロンドンにハットトリックを許した。
 
DF
17 佐々木翔 3.5
8分にロンドンに競り負けて先制点を与えてしまうと、34分にもクロスを折り返されてしまい失点。得意としていた空中戦で負けたのは痛恨で、自ら守る左サイドを何度も崩された。
 
16 室屋 成 4
先制点を奪われたシーンでは相手に振り切られ、決定的なクロスを上げられた。その後も期待された1対1の守備で後手を踏み、相手を勢いに乗せてしまった。一方で後半は65分に強烈なシュートを狙うなど、果敢に仕掛けた。
 
2 植田直通 4(HT OUT)
試合前日には最終ラインの要として責任感を滲ませていたが、混乱した守備陣を立て直せず。ロンドンの動きに翻弄され、3失点目は彼のパスミスから始まった。ハールタイムでピッチを退いた。
 
4 畠中槙之輔 4
冨安や吉田らの不在を受けてスタメン出場。だが、フィジカル勝負では分が悪く、相手を捕まえ切れなかった。

◆中島は攻撃を引っ張るも…

MF
8 原口元気 5(81分OUT)
先のキルギス戦で美しいFKを決めた男は、前半は存在感が希薄。味方との呼吸も合わなかった。後半は奮起したが、違いは作り出せなかった。
 
7 柴崎 岳 4
37分には中盤でパスを相手に渡してしまい、4失点目の原因に。キャプテンとして流れを引き戻そうと動いたが、効果は薄かった。後半は何度かスルーパスを通したが……。
 
13 橋本拳人 4(64分OUT)
序盤こそ激しく相手に寄せたが、パスミスでリズムを崩すと、中盤のフィルター役として機能できず。失点場面ではマークを見失った。
 
10 中島翔哉 6
唯一、相手陣内で勝負をできる選手だった。もっとも、前半は毎回の課題である中盤のボールロストも見られ、評価は難しいところ。後半は2トップの一角にポジションを変え、より相手陣内で仕掛けた。「5.5」と迷うも後半の頑張りを加味して「6」とした。

15 浅野拓磨 5.5(65分OUT)
カウンターではチームの先導役になった。相手エリア内でのプレー精度は高くなかったが、63分には強烈なシュートを放った。
 
FW
21 鈴木武蔵 4.5(HT OUT)
24分には橋本からの浮き球のパスを胸トラップからボレーで狙うも、シュートはバーの上。見せ場はそれくらいで、悔しいハーフタイムでの交代に。

◆山口がミドルをねじ込む

交代出場

MF
9 古橋亨梧 5.5(HT IN)
77分の絶好機ではシュートを打てず。シンプルにパスをつないだが、アピールとはいかなかった。
 
DF
3 三浦弦太 6(HT IN)
前半でハットトリックしたロンドンが動きをセーブしたこともあり、危険な場面は作られなかった。空中戦の強さも見せた。
 
MF
20 山口 蛍 6(64分IN)
68分には一矢報いるミドルを決める。相手のブロックでコースが変わったとはいえ、放たれたボールはネットに吸い込まれた。
 
FW
11 永井謙佑 5.5(65分IN)
ピッチに立った直後からトップスピードでチェイシングを敢行。相手のパス出しを制限すると、68分には山口のゴールもアシストした。気持ちの強さは誰よりも見せた。ただし、ボールの扱いは拙かった。
 
MF
14 井手口陽介 ―(81分IN)
普段のホームスタジアムで大歓声を受けて登場。もっとも、不慣れな左サイドハーフでのプレーで目立った活躍はできず。
 
監督
森保 一 4
前日会見で明言していたとおり、4バックでスタートするも、ベネズエラの攻撃を食い止められず、前半はその対策も示せずに4失点。悪い流れを断ち切る手腕をこの試合でも発揮できなかった。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。















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