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 今夏、ベルギーのシント=トロイデンからイタリア・セリエAのボローニャへと移籍を果たした冨安健洋。日本代表としても定着しつつある20歳のセンターバックは、25日にアウェーで行われるヴェローナ戦で新天地でのリーグ戦スタートを切る。さらなる飛躍のシーズンとすることを狙う冨安の可能性、そしてボローニャで求められている役割を関係者のコメントを基に展望する。

文=片野道郎(イタリア在住ジャーナリスト)

◆冨安を追っていたボローニャ

「彼はすごくいいDFだ。日本人としては例外的に大きいし、それでいて速いし、巧いし、頭もいい。常に冷静で状況判断も的確だし、後手に回ってもそれを取り戻せるスピードがある。右足も左足も使えて、プレッシャーがかかってもまったく動じずにボールを扱う。DFとしての個人技術、個人戦術という点ではまだ身に付いていない部分もあるが、それはまだまだ伸びしろが残っているということだ。まだそれほど注目されていないが、いま20歳前後のセンターバックの中では、世界でもトップ5に入るタレントだと思っている」

 筆者が取材に訪れたボローニャで、たまたま立ち話をする機会を得たクラブ関係者が、こう言って冨安健洋を「激賞」したのは、今年3月のことだった。1月のアジアカップで日本代表の最終ラインを支え、一部では注目を浴び始めていたとはいえ、ヨーロッパではまだ、ベルギーの中小クラブでプレーする、いち無名選手に過ぎなかっただけに、この高評価には驚いた。冗談交じりで「ボローニャが獲るしかないですね」と言うと、帰ってきたのはこんな答えだった。

「そうなるといいね。彼のような選手がステップアップするなら、ドイツやイングランドではなく絶対にイタリアに来るべきだ。ここには他の国にはない『守備の文化』がある。選手として最も成長する20歳前後の時期にイタリアで守備の技術と戦術を身につければ、いままで日本人のDFが誰も到達しなかったレベルに成長することができると思う」

 それから3ヶ月が過ぎ、2018-19シーズンが終わって移籍マーケットが始まった途端、ボローニャが冨安獲得に動き出したというニュースが流れた時には「来たか」と思ったものだ。

◆冨安に求められる役割

 欧州2年目のシーズンをセリエA・ボローニャの一員として迎えることになった冨安を待っていたのは、これまでに経験したことのない新しい役割だった。シニシャ・ミハイロヴィッチ監督とそのスタッフは、本来のポジションであるセンターバックではなく、4バックの一番右、いわゆる右サイドバックとして起用するという構想を持っていたのだ。ここで「いわゆる右サイドバック」という言い方をするのは、彼に求められている仕事が、ライン際を縦に上下動してビルドアップに絡み、敵陣深くに進出してクロスを折り返すという典型的なサイドバックのそれとは少なからず異なるものだからだ。
 
 ボローニャは攻撃時と守備時で選手の配置が異なる、いわゆる可変システムを採用している。守備の局面では4-4-1-1または4-1-4-1で、いずれの場合も冨安は4バックの右端のポジションを取る。この点は通常のSBのタスクと変わらない。違うのは攻撃時の振舞いだ。ビルドアップ時の配置は3-2-4-1。ここで冨安は2人のCBと並んで3バックを形成、最終ラインでのパス回しとそこからのビルドアップに積極的に関与する。状況が許せば最終ラインを離れて中盤とほぼ同じ高さまで進出するが、その際にはライン際ではなく1列内側に入ったレーンにポジションを取って、ボールを奪われた後の被カウンターに備えることが求められている。これは、バイエルンとマンチェスター・シティでペップ・グアルディオラ監督が採用している「偽サイドバック」と同じメカニズムだ。

 ボローニャの戦術コーチを務めるレナート・バルディは、この起用法についてこう説明してくれた。

「彼はDF陣の中で最もスピードがあり、しかも持久力でもトップクラス。体格も含めてフィジカル能力が傑出している。さらに左右両足のパスワーク、リスクを取って局面を前に進めるパスを出す度胸も持っている。このクオリティを我々のゲームモデルの中で最大限に引き出そうとするならば、単純にセンターバックとして起用するよりも、もっと別の起用法があるのではないかと私たちは考えた」
 
 つまり、この「偽SB」は、冨安の持つ特徴に合わせていわば「オーダーメイド」されたポジションであり役割だということ。言い換えれば、ボローニャはそれだけ冨安を重要な戦力として計算し、大きな期待をかけているということである。
 
 事実、ここまでのプレシーズンマッチ、そしてシーズン最初の公式戦となった先週末のコッパ・イタリア(ピサ戦)で、冨安は昨シーズンまでのレギュラーであるムバイエを差し置いて右SBでスタメン起用されてきた。前述のコーチは、冨安の学習意欲、学習能力も高く評価しており、今後毎日のトレーニング、そして試合を通して経験値を積み上げていけば、今シーズンのボローニャにとって重要な存在になるだけでなく、近い将来さらに高いレベルへとステップアップすることも十分可能、と語っている。その期待に応えられるかどうかは、もちろん本人次第。まずは目前に迫ったヴェローナとの開幕戦が楽しみである。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190825-00010017-goal-socc



1 2019/08/25(日)
今夏、日本人の海外挑戦で
一番インパクトがあると思います。
確かに久保君はすごいけど
メディアが取り上げすぎてて
バランスが悪い
日本人DFがセリエAに行き
レギュラーを張るということは
日本代表を間違いなく強くさせるし
意味合いが違う
もっとメディアが取り上げるべき事
ケガなく大活躍してほしい
がんばれ 冨安健洋!
 
2 2019/08/25(日)
おそろしく冨安への期待が高い。
早く実戦での冨安を見て、その期待が真実である事を示して欲しい。
これが叶えば、大化けどころでは無い。

3 2019/08/25(日)
やべっちFCの雑誌対談だったかな?
ゴンさんと話してた時に言ってたけど、欧州だと攻める守備が必要と。
自分から動き、ボールを取りに行く。
抜かれたら軽い守備に日本からは見られるけど、欧州じゃあ抜いた相手が上手い!ってなると。
これは昌子選手もフランスでの経験で言ってた気がする。
特にアフリカ系の多いフランス・ベルギーのリーグでは、一対一の文化は根強いね。
他だとオランダ・ポルトガル辺りのリーグかな?
こういう感覚っていうのは現地行くのが手っ取り早いんだろうし、対人スキルも格段に向上するんだろうね。実際してる思う。
ただしっかり考えて日々過ごしているのが、重要なんだろうね、きっと。
冨安選手初めて観たのは、J2福岡で名古屋とのプレーオフだったかな。
シモビッチ抑えててビックリしたな、年齢みて二度ビックリ。
今後が楽しみで楽しみで…期待してます!

5 2019/08/25(日)
冨安が日本の若手選手で一番だと思ってきた人にとって、この記事はとても嬉しい内容だったと思う。
欧州で偽サイドバックに対応した日本人選手もいなかったと思うけど、守備のメッカのセリエAで「戦術冨安」といってもいい仰天な出来事が起きようとしている。
今夏は色んな日本人の移籍があって、大きな挑戦がそれぞれでされているが、やはり冨安のセリエA挑戦がスポーツ的な意味でも現実に起きてるドラマ性においても、最も注目すべきだと思った。
あと、このイタリア在住のライターさんの記事がもっとあがってほしい。

6 2019/08/25(日)
そういう戦術のために右SBに使われてるのか。この記事を読む限り冨安の能力の高さを信用してる感じが凄い伝わってくる。難しい役割でもあるとは思うけど、これを全うできればあらゆる能力を身に付けた凄いCBになれそうだね。

7 2019/08/25(日)
日本人でビッグクラブでも通用するCBが出てきたら日本代表がワンランクアップする。その可能性を大いに秘めており彼にももっとスポットライトがあたるべき。
確かに久保への期待は高くその期待に応えてつつあるが冨安と比較するとメディアの露出がバランス悪い。

8 2019/08/25(日)
まさか本場カテナチオの国でここまで評価や期待されるDFが日本から現れるとは思わなかった。
元日本代表 井原正巳氏に見出され一気に才能が開花!
ベルギーに渡り経験を積み今はイタリアに実力で行った。
凄いと思う!
 
10 2019/08/25(日)
グアルディオラのバイエルン時代の偽サイドバックで最高級はラームだったと思う。言うなれば変幻自在にピッチを駆け回る。圧倒的な存在感。
その役割が可能なのは世界でも一握りだろうから富安の評価が半端なく高いし、期待に応えられるよう応援してみよう。

11 2019/08/25(日)
控えめに言っても希望の星。
このスペックは、日本のCBでは過去にいない。
怪我なく経験値を積んでほしいです!
アジアのCBで見たときに
ヨーロッパの一部で約10年稼働している吉田は、なんだかんだで凄い選手です。

12 2019/08/25(日)
興味深い戦術タスクだね
起用法はどうであれ、出場出来る環境に移籍出来たのは何より。
周りとの連携、信頼を積み重ねて行けば、従来のCBでの起用も視野に入ってきそうだしね。

14 2019/08/25(日)
セリエAデビューで、内容がいいことを祈ります。それが数節続いたら、一気に注目されますね。

15 2019/08/25(日)
冨安の存在は本当に重要だと思う。久保もすごいけどこれから10年は日本のディフェンスを支える事が出来る。更なる成長を期待。

16 2019/08/25(日)
デカい、強い、上手い、速い。
日本人には珍しく、全て兼ね揃える選手。
プレミアで何シーズンもやってる吉田麻也もすごいけど、そこを超えてさらに上に行きそう!

17 2019/08/25(日)
シントは冨安抜けてから守備不安定ですしね、勿論彼一人が抜けたせいではないでしょうが、影響は小さくないでしょう。
どこまで成長するのか想像もつきませんね。

19 2019/08/25(日)
冨安プロフィール上は188cmで、吉田の189cmより1cm低いけど、テレビで並んで立っているのを見たときに目で見てはっきり分かるくらい冨安の方が高かった。
その日に履いていた靴の厚さが違ったのかもしれないし何とも言えないけど、年齢的にまだ伸びる可能性のある年齢だし190cmに到達していそう。

20 2019/08/25(日)
とりあえず怪我だけは気をつけて貰いたい
頑張れ冨安選手!

21 2019/08/25(日)
日本がW杯でベスト8以上にいくには冨安の成長が不可欠。
揉まれてメガクラブにいけるまでになってほしい。

22 2019/08/25(日)
これだけの評価と期待をされていて、冨安はまだ東京世代だという事に驚かされるよ。

24 2019/08/25(日)
ボローニャとカタールW杯で活躍してビッグクラブに行って欲しいね。
15歳でアビスパのトップチームの練習に参加してた頃から見てるけど、冨安おじいちゃんは間違いなく日本史上最高のDFになれる。

25 2019/08/25(日)
彼は間違いなくビッグクラブに移籍すると思う。
日本ではSBなので注目されないが久保に並ぶ有望株で日本人離れした体格の持ち主。将来楽しみな選手

26 2019/08/25(日)
日本歴代No.1のCBと言ったら井原や中澤、闘莉王、吉田辺りだと思うが、冨安は20歳にしてすでに同格だと思う。
アジアカップに関してはすでに吉田より安定してたよね笑

28 2019/08/25(日)
アタッカーばかりじゃなく守備の選手もこうやって海外に挑戦して欲しい。特にキーパー

30 2019/08/25(日)
こう言う"中身のある記事"はいいですね。

31 2019/08/25(日)
冨安が入ることを前提で戦術を考えていたなんて、これ程期待されていた日本人選手が今までにいたか?

32 2019/08/25(日)
次のW杯はCB安心やな
昌子、冨安、植田、吉田もいるし
五輪世代も数人伸びてほしいが

33 2019/08/25(日)
どうにか大きな怪我だけはしないように順調に育って欲しい。

34 2019/08/25(日)
アジアカップのときは本当にすごいと思った
素人目に見てもCBが目立ってたもんな

35 2019/08/25(日)
サッカーは1対0で勝つのが美しいと本気で考えるらしいですからね、イタリア人は。
そこでレギュラーを張れれば。。

36 2019/08/25(日)
冨安の可能性に触れる度に、彼を小学生年代でバルセロナに推薦したというイバンさん(当時バルサスクールTD)の指導者としての力量を感じる
もちろん当時から冨安自体抜けてたんだろうけど、今はセレッソでロティーナの片腕としていい仕事してるしね

37 2019/08/25(日)
久保とともに将来が楽しみ
彼らは日本サッカーの新しい時代を象徴する選手だね












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