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 フランス、リーグアンのマルセイユに所属するDF酒井宏樹。すでに日本代表でも不動の地位を築いている同選手だが、それは所属クラブでも同じ。メディアからサポーターまで、酒井に対しては多くの称賛の声が出ており、フランス国内でその価値を高めている。現在はトッテナムなども獲得に興味を示していると言うが、フランスで戦うサムライの真の評価とは。現地の声をお届けする。(取材・文:小川由紀子【フランス】)

●マルセイユの年間最優秀選手に選出

 酒井宏樹が所属するマルセイユは、現在プレシーズンツアーでアメリカを訪問中だ。21日には、リーグアンのライバル、サンテティエンヌと現地で対戦。酒井も出場したその試合は、2-1でマルセイユが勝利した。

 マルセイユの現在の補強状況は、スペインのビジャレアルから、センターバックのアルバロ・ゴンザレスを1年間のレンタル契約で迎えた。これまでゴール前で気を吐いていたロランドが契約満了により退団、残るはベテラン、アディル・ラミと、19歳の若手ブバカ・カマラ、昨年入団したばかりのクロアチア代表ドゥイェ・チャレタ=ツァルと、人数的にも戦力的にもやや心もとないメンバーだから、29歳のゴンザレスには、即戦力として期待がかかる。

 彼自身、生まれて初めての海外移籍ということなので、いかにフランスリーグに順応できるかが重要なポイントだ。

 チャレタ=ツァルも、昨シーズン、とくに序盤戦は持ち味を発揮できていなかった。しかし後半になるにつれて、フィジカルな当たりへの対応にも慣れ、際どいシュートを咄嗟にカットするような反射神経の良さも発揮し始めた。今シーズンは、センターバックの主戦力として、頼りにできそうな気がする。

 その彼らとDFラインでコンビを組む酒井は今季で4年目、先輩選手としての風格も漂ってきた。なんといっても酒井は、サポーターによる投票で、昨シーズンのマルセイユの年間最優秀選手に選ばれた。

 こういった投票では攻撃手、それかクリーンシートを連発した守護神GKなどが選出されるのが常。サイドバックの酒井が選出されたのは、酒井も日頃「サイドバックが目立った試合はチームとして出来がよくなかったということ」と話しているとおり、チームとしてマルセイユが苦戦していたことを示すものではあるものの、それ以上に彼が年間を通じてチームで一番活躍した選手であると、マルセイユを一番身近で見ている人たちが判断した、ということだ。

 ときどき『酒井は現地フランスでどのような評価をされているのか?』という問いを受けるのだが、これ以上、価値のある評価はないのではないかと思う。

●酒井のフランスでの評価は?

 先日、女子ワールドカップの会場で久々に顔を合わせた辛口サッカーコラムニストのジェローム・ラッタ氏も、「ディフェンダーが年間MVPというのはチームとしては問題だが…」と前置きした上で、「そのことと彼の能力は別問題。酒井は素晴らしい選手で、個人的にも大好きだ」と絶賛していた。

 現在、酒井にトッテナムが興味を示している、という噂が浮上している。英スカイスポーツは、『サカイはポチェッティーノを満足させられるタイプの選手である』と報じたが、これについてフランスの読者たちからは、『サカイが満足させられるのはポチェッティーノだけではない。まず最初に我々が大変満足している』『サカイのことをありがたがらない監督は少ないだろう。彼のように頼りになって、プロ意識が高く、献身的で、それでいて謙虚な選手を欲しい監督はいくらでもいる』といったコメントがつけられた。

 実際酒井は、プレーが非常に安定していて好不調の波が少なく、毎試合、確実に一定のパフォーマンスが見込める、フランスでは非常に稀なタイプの選手だ。「いつでも頼りになる」、と言われる所以だろう。

 数字で見ても、昨シーズン、酒井は全コンペティションあわせて14試合を欠場しているのだが(年明けのアジアカップ出場や怪我、累積警告など)、酒井が不在だった試合では、マルセイユはなんと2試合しか勝てていない。

 とりわけアジアカップ中の5試合は、1勝3敗1分と、大きく崩れた。ところが酒井が復帰した初戦から勝ち星に転じ、以後、パリ・サンジェルマンに敗れるまで、5勝1分と無敗をキープ、低迷期を脱した。

●「彼はマルセイユに必要な選手だ」

 酒井は「(自分の復帰と重なったのは)偶然です。むしろマリオ(バロテッリ)の加入が大きいと思います」と謙遜していたが、酒井は、彼自身のパフォーマンスだけでなく、周りの選手の特徴をよく把握して、彼らがプレーしやすいよう動くという術も持っている。

 酒井の復帰で守備面が安定し、なおかつ攻撃陣もプレーしやすくなった。そのことと、試合結果が好転したのは無縁ではない。

 主戦場は右サイドバックであるのに、左サイドバックや3バック時のセンターもこなすなど、汎用性が高い点も評価されている。最初は左サイドはやりにくそうだったが、右サイドのフロリアン・トーバンだけでなく、左サイドのMFルーカス・オカンポスとのコンビネーションもどんどん機能するようになり(オカンポスがこの夏セビージャに移籍してしまったのが悔やまれる)、2人のコンビプレーから数々の勝機が生まれた。

 さらには、彼のクレバーかつクリーンなプレーもファンの尊敬を集めている。戦術としてのファウルはあっても、小狡いプレーはしないし、倒されてもすぐに立ち上がって次のプレーに向かうスピリッツが素晴らしいと。

 昨年、マルセイユの街中に、酒井のストリートアートが登場したのだが、作者のフランク・コント氏は、甲冑を身につけた侍スタイルのデザインを選んだ理由について、「クリーンでフェアに戦う、酒井はまさに侍のイメージ」だと語った。ファンも常日頃から酒井を、「マルセイユのサムライ」と呼んでいる。

 昨シーズンの最終節だったか、ヴェロドロームで見かけたSAKAIのネーム入りシャツを着ていたファンも、「サカイは来シーズンも絶対に残って欲しい。いなくなられたら困るよ。彼はマルセイユに必要な選手だ」と力説していた。

 4年目の今季、年長プレーヤーとしてマルセイユを支えることになるのか、新たなクラブでその価値を求められることになるのか。

 酒井自身は、「自分をより高く評価してくれるところがあれば移籍もありうると思います。それがプロ選手ですから」と話すが、もし酒井がマルセイユを去ることになっても、酒井は、かつて所属したアルゼンチン人DFガブリエル・エインセのように、サポーターたちに懐かしく、恋しく、思い出される選手になるだろう。

(取材・文:小川由紀子【フランス】)
フットボールチャンネル

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190726-00010002-footballc-socc



1 2019/07/26(金)
フランスの中でも一際熱いマルセイユのファンからここまで指示されるとは移籍当初全く予想できなかったことは酒井選手に申し訳ないと思うほど、今の活躍は誇らしいし素晴らしいと感じます。
もう4年目とこんなに長くいるのからと思いましたが、その年月が酒井の価値をさらに上げてくれる積み重ねになったのは清々と頑張ってきた証ですね。
日本代表に無くてはならない存在ですが、
願わくば内田の次の酒井の様に、酒井に代わる新しい力も発掘される事を望みますよ。
今期はどうなるかまだ分からないかもしれないですが、どこに行っても愛される選手だと思うし、
今季もしっかりチームを支えれる様に活躍を期待して応援します!
 
2 2019/07/26(金)
まぁ確かにチームとしてDFが最優秀選手は好ましくはない、それだけ仕事する機会があった訳だし。
ただ個人的には移籍しても良いのではと思う、使ってくれてたガルシアはいないしオカンポス売ったり少し変革期に入ったりで移籍するのに悪いタイミングじゃない。
あくまで本当にスパーズが動いてるのならばだけど、年齢的にもうそこまで多くないであろう移籍の機会なわけだし

3 2019/07/26(金)
あまり多くはない酒井選手の記事ですが、いつも現地発のホットな情報を届けてくれる小川さんのレポートは、とても楽しみにしています。
今年はインタビューはしないのかな?
またぜひ読みたいです。
ステップアップもしてほしいけど、相思相愛のマルセイユでCLに出場する酒井選手もぜひ見たいです。

5 2019/07/26(金)
マルセイユもいいんだけど、今がキャリアの全盛期になる可能性が高いだろうし更に上のチームに移籍するのもありだと思います。
それこそトリッピアーが移籍したことでスパーズがオファーする可能性が出てきてるし。
とにかく後悔しない選択をして欲しいです。

6 2019/07/26(金)
ブンデスとリーグアンのレベルはどれぐらい違うの?
4大リーグに次ぐのがフランス、ロシア、ポルトガルになりますが、本田の例をだせばロシアではまあまあでしたが、イタリアでは通用しませんでした。
他にも俊輔のスコットランドからスペインなど4大以外からの移籍の失敗例はまだあると思いますが。
酒井宏樹の実力の現在地を知りたいです。
個人的には今の酒井なら4大のCL圏内のチームでも通用すると思っています。
 
8 2019/07/26(金)
年齢的に決して若くはないけど、フランス屈指の熱狂的で熱々なファンが多いマルセイユにおいてこの支持率はやばい!
マルセイユでレジェンド級になってほしい反面、最後だと思うステップアップもしてほしい。複雑だな。。
それと、財政力とかの問題からなかなか難しいのかもしれないけどそろそろCLに戻ってきてほしい。

9 2019/07/26(金)
放出可能リストに入れられて
サポが嘆いているという話もあるね。
選手の獲得資金に枠が設けられているからやりくりは必須。
よい値段で売れるからこそ、ではあるが。

10 2019/07/26(金)
エインセはいい選手だった。
エインセと比較されるとは凄い。
ハノーファーの時の活躍だけみると
当初マルセイユで活躍出来るとは思わなかった。
謝りたい。

11 2019/07/26(金)
メディアには、まだ何もなし得てしない選手を持ち上げる事を記事にするよりも、こういう結果を出した選手をもっと報じてやって欲しい。

13 2019/07/26(金)
レイソルサポーターとして、酒井宏樹が海外で高い評価を受けている事を誇りに思う。本当に素晴らしい選手をアカデミーは育てたんだなと。

14 2019/07/26(金)
内田の代わりはいないと思っていた頃の自分に言いたい。内田を超えた存在が出てきたと

15 2019/07/26(金)
昨シーズンの長谷部と酒井宏樹は本当にチームに貢献してましたね。
今シーズンも期待してます!
 
17 2019/07/26(金)
欧州でサッカーの仕事してるプロの分析官です
2~3年前くらいから話してますが、今日本で1番のサッカープレーヤーは酒井宏です
1番のプレーヤーにも関わらずCMでも全然見ないですし、メディアでも持ち上げられないですし、日本のニカワメディアには私もあきれています

18 2019/07/26(金)
久保だけでなくこういう選手ももっと日本はスポットを当てないといけない。
やっとまともな記事がでましたね。

20 2019/07/26(金)
マルセイユは赤字続いてるしバロテッリ去ったしチーム連敗続いてるし、酒井には釣り合わない

22 2019/07/26(金)
今日本代表のSBは酒井だよね。替えがきかない選手

24 2019/07/26(金)
ブラジルW杯で、「篤人君があんな痛々しい状態で戦ってて、それでも監督に使ってもらえない自分が悔しかった」って言ってた頃が懐かしい。
その悔しさをバネに海外でガツガツ行くプレーして、今はあの頃の内田以上のものがある!

25 2019/07/26(金)
酒井の高速クロスは美しい。

26 2019/07/26(金)
11歳の頃、酒井とレアンドロ・ドミンゲスに刺激を受けて、大好きで今まで応援してきた俺の目に間違いはなかった。

28 2019/07/26(金)
五輪のオーバーエイジ枠は、
柴崎と酒井がいれば、面白くなりそう。

30 2019/07/26(金)
フランスの超名門クラブでここまでファンに愛されるって凄いわ

31 2019/07/26(金)
もうワンステップ上げられるからプレミアリーグでどこまで出来るのか見てみたい。マルセイユでレギュラーなのも充分凄いけど。

32 2019/07/26(金)
流石にオリエには勝てるだろうし年俸上がるんだったらサカイは引っ越してもいいかと

33 2019/07/26(金)
ハノーバーでの二部降格からここまでの選手になるとは思わなかった。
ゴリって体格が日本人離れしてるよなあ

36 2019/07/26(金)
待ってました!
このような記事を^_^

37 2019/07/26(金)
日本人の海外組の中で一番安定している。

38 2019/07/26(金)
サカイのフィジカルはアフリカ レベル
 
39 2019/07/26(金)
ゴリは顔はフランスっぽくないが野性味溢れる風貌とプレイは都会人にとっては動物園のゴリラ的存在になってるな。

40 2019/07/26(金)
ブラジル大会予選の時から、日本のNo.1右SBは酒井宏だったよ。
もっとも、メディアとニワカちゃんは終始、内田推しだったけどね。ビジュアル重視でなら、未だに内田がレギュラーでいいんじゃないww












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