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◆ラウール監督はエース候補として考えている

 久保建英がレアル・マドリーのプレシーズンキャンプでポジティブなサプライズを起こした。「とてつもない才能を持っている」、「スペイン語も俺たちより上手い」。チーム内にはこういった賞賛の声が相次いでいる。
 
 彼らにとっても、久保の実力はある程度織り込み済のはずだった。しかし久保がトレーニング中に見せるプレーがその予想を遥かに上回り、こうしたリアクションになったのだ。流暢なスペイン語のおかげでチームにもスムーズに馴染み、とりわけ同年代の若手たちとはすぐに打ち解けたという。

【動画】久保建英がバイエルン戦で鮮烈デビュー! 堂々たるプレーを連発!

 ジネディーヌ・ジダン監督も久保のハイレベルなプレーに驚いている。現地に視察に訪れたフロレンティーノ・ペレス会長とホセ・アンヘル・サンチェスGD(ゼネラル・ディレクター)のトップふたりには、武者修行先のエスパニョールから復帰直後にブレイクを果たしたマルコ・アセンシオの、2016年夏のプレシーズンキャンプでのプレーに匹敵すると伝えたという。
 
 そんな高まる一方の評価に呼応するかのように、ラ・リーガ1部のクラブへのレンタル話が一部のメディアで報じられている。だが、マドリーの首脳陣は、そうした外野の声を意に介する様子はまるでない。久保については、Bチームに当たるカスティージャ(2部B=実質3部)で1年間経験を積ませながら、ヨーロッパのサッカーへ適応させるという当初の育成プランを見直す考えはないのだ。
 
 たしかに久保のパフォーマンスは素晴らしい。しかし所詮は練習に過ぎず、まだ実戦で結果を残したわけではない。若手の育てるに焦りは禁物。マドリーの首脳陣はこの言葉を肝に銘じて久保の育成にも取り組む考えだ。したがってこのプレシーズンツアーが終われば、予定通りカスティージャに合流する運びだ。
 
 もうひとつ忘れてはならないのは、ラウール・ゴンサレスの存在だ。今シーズンからカスティージャを率いるレジェンドは、久保を中心としたチーム戦術を構築しており、いきなりエース候補が流出するような事態を新監督が承服するとは考えられない。
 
 久保のプレシーズンでのアピールで大きく変わった点があるとすれば、トップチームとの距離感が一気に縮まったことだ。
 
 当初は、コパ・デル・レイで格下と対戦する場合など、数試合出場機会が与えられれば御の字と考えられていた。だが、いまや怪我や累積警告による出場停止でアタッカーの人材が不足した時には、真っ先にカスティージャから声が掛かる存在と言えそうだ。
 
 当初はその役割を、サントスから加入したロドリゴが担うと考えられていたが、もはや立場は同格である。プレシーズンマッチ、そしてシーズンが始まってからのカスティージャでのプレーを見て、ジダンはこの18歳コンブのうち好調と判断したほうにチャンスを与えていくことになりそうだ。

◆マドリーには久保をレンタルに出す考えはない

 首脳陣が懸念しているのは、レンタル移籍させることでマドリーのコントロールから外れてしまうことだ。近年、ローンを奨励している若手と異なり、久保は入団1年目だ。これからマドリーの指導システムに当てはめて育成を開始しようとする選手が、もし他のクラブでプレーすれば、プランは全くの白紙に戻されてしまう。

 もちろんサッカーの世界は、物事が目まぐるしく変化する。プレシーズンマッチでさらに予想を上回るインパクトを残す可能性もあるし、カスティージャでいきなり大活躍をするかもしれない。そのうえで、冬の移籍市場でレンタルの話が持ち上がれば、2部Bは相応し場所ではないと、首脳陣が考えを改めるかもしれない。
 
 ただそれも推測の域を出ない。私が取材をした複数のクラブ幹部はいずれも、「物事は一つひとつ進めていかなければならない」と口を揃えていた。繰り返すが、アピールしたといっても、大半の選手がまだ身体が出来上がっていない段階での1週間半ほどの練習の中でのことに過ぎないのだ。

 その一方で、マドリーの首脳陣は久保の確かな将来性を見抜き、宿敵バルセロナを出し抜いて獲得したことの成果の大きさを確信している。だからこそ、彼らは久保を大切に育てたいと考えている。現時点で久保をレンタル移籍に出す構想はクラブにはない。それが取材を通して得た最新の情報だ。

取材・文●セルヒオ・サントス(『AS』紙マドリー番記者)
翻訳●下村正幸

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190721-00061708-sdigestw-socc



1 2019/07/21(日)
三部のレベルではないことは移籍前から既に言われていたし、マドリーの人も理解したと思う。
ただ生え抜きでトップチームに昇格し、不動のレギュラーの座を掴んだラウールの下でやるのはメリットだと思う。
ラウールは将来トップチームの監督にもなる可能性があるし。

2 2019/07/21(日)
Jリーグとは技術はもちろんだけど体の強さというか、使い方が違うからその感覚を取り戻すまで怪我をしないように頑張ってほしい
実際にはまだまだトップチーム特にレギュラーメンバーとの差はあるだろうけど早い段階で差を埋めてくれることを期待してしまう

3 2019/07/21(日)
確かにJリーグに出てたけども、焦る必要はない。まだ高3だってことを冷静に考えないと。特に大怪我したら終わるからね。1年は身体作りながら慣らしたほうがいいでしょ。コパでも身体の強さは見せてたけど、より強くなるためには我慢の時期。

4 2019/07/21(日)
テクニックは抜群に高いから
これからは更にフィジカルを鍛えて頑張ってもらいたいですね。
言葉の壁もないし数年頑張ればきっといい結果になると思う。

5 2019/07/21(日)
恐らくはカスティージャで新シーズンを迎えることになるが、そこでの本人のプレーぶりや成長度、はたまたトップチームのチーム状況次第ではシーズン途中から昇格する可能性もある。
ただし、今年一年の第一の課題はあくまでヨーロッパ、スペインでのプレーに慣れること。その上で怪我をしにくい丈夫な身体を作っていくことだ。そうすれば19になり、五輪もある来季は素晴らしいシーズンを迎えられるはず。

6 2019/07/21(日)
ボールを持ったプレイで技術を見せれるのは強みですが、ミニゲーム全体を通してみれば守備の点で不安が残りますね
フィジカル的なものもありますが現代サッカーは組織で守るのが定石
バルサ下部で育った久保はポゼッションに寄ったサッカーに馴染みが深いですが、レアルはどちらかというとポゼッションにはこだわらずに高い位置で奪ってショートカウンターを主体にするチームなので、そこで求められる能力や連携はまだ無いように見えます
これから数年でトップチームに上がれるようなクオリティになってほしいですね

7 2019/07/21(日)
連日のポジティブな記事にさらされ、日本人の中には、久保がレアルトップチームで大活躍する姿まで思い描いている人々もいるかもしれないが、個人的な思いとしては、まずは怪我なく与えられた場所で結果を残すべく頑張って欲しいと願っている。
ところで、記事の後半、頭の中で2本並んだコンブが浮かんでクスッとしてしまった。
プロなら文章の見直しや推敲はきちんとしていただきたいもの。

8 2019/07/21(日)
カスティージャの契約で獲ったのならカスティージャのリーグという居場所があるんだから、当面は外へ出す必要もないと思うが。
もう少し育成する年齢でもあるし自分のところで育てると思うけどな。
ローンで出すのはトップチームの契約でとりあえず居場所のない場合だと思うが。
日本人で例えるなら宮市、浅野、板倉… 彼らが下部組織で契約してたらローンにはなってないと思う。

9 2019/07/21(日)
日本メディアではなく、ASの番記者の記事だから信憑性も納得感も高い。
最初のプレシーズンで高評価を得れたのは今後に向けて大きいね。

10 2019/07/21(日)
>クラブ幹部談話「物事はひとつひとつ順序よく進めていかなければならない。」
この言葉に、久保選手に対する期待の大きさと、慎重な起用を続けていきたい、という強い意思を感じる。入団直後のアピールは成功。あとはひとつひとつチーム内の競争を制して、レアルマドリーのスタメンを勝ち取るだけだと思う。

11 2019/07/21(日)
日本人がレアルにいることについて、それだけでもワクワクするし、期待してしまう。
だけど、とにかくまずはフィジカルを向上して、ケガをしないで、素晴らしい環境でのサッカーを楽しんで欲しい。
本人が納得できる道を歩めれば、必ず日本のサッカーが変わると感じます。

12 2019/07/21(日)
いずれにしても期待されている事が嬉しい。たしかにラウールの指導を受けるのは、久保にとってもチームにとっても良い事だと思う。
ケガだけはくれぐれも無いようにお願いします。

13 2019/07/21(日)
3部リーグのレベルの低さは事前に言われていた事だし、だからこそ1部昇格の保証をしなかったバルサや金額は高くても若手を下部で飼い殺す前科のあるマンCは除外されたわけだ。
筋論で言えば契約通り最初は3部で2部昇格を目標にチームに貢献し、実績を残した上で2年目ないし早ければ半年程で1部昇格ってのが順当。
ラウールも恐らく結果次第では自信を持ってジダンに引き継ぐはず。

14 2019/07/21(日)
春先から始まったJリーグと、コパを戦った後にすぐレアルのツアーに参加し、アピールする必要のある練習を毎日こなし、更にシーズンが始まっていく。
凡人の考えかもしれないけど、休息は足りてるのだろうか。怪我は気をつけていただきたい。
切に願う。

15 2019/07/21(日)
久保はバルサ育ちのアジア人という背景がある事もあり、レアルの首脳陣も地元ファンやアジア圏への商業的アピールも含めてレンタルに出すよりカスティージャで育てたい思いがあるように思う。

16 2019/07/21(日)
この記事にあるように今期は残留でレアルというチーム教育と今のスペインサッカーへの順応に務めるんじゃないかな?
テクニックと順応性の高さは証明できた。これからは年間を通してレアルの流儀を学ぶ時間が必要だと思ってるだろうね。まずはレアルの選手としての下地を作ってからでも遅くないよ。

17 2019/07/21(日)
これから20年近く、いや場合によってはそれ以上の期間をワールドクラスの選手であり続ける為には、体作りは非常に大切。
スペインのサッカーは当然知っているとは思うが、先を見据えて精進に励んで欲しい。
焦らず弛まず怠らず。

18 2019/07/21(日)
すごい能力を持っていると思っていましたが、まだ秘めた能力がありそうですね。
周りが超一流になることが、その能力を引き出す切っ掛けになりそうです。

19 2019/07/21(日)
レンタルに出されるよりラウールの元で
いろんなことを学んだ方がいい気がする。
ラウールみたいにレアルの至宝と呼ばれるぐらいに成長してほしい。

20 2019/07/21(日)
高校3年生が一年間スペイン3部リーグでプレーし、同世代の子たちがJリーグデビューを飾る半年後にスペイン1部昇格。十分過ぎるぐらいのキャリア。何より、レアルのDNAを知り尽くしたラウールに直で学べる機会はとてつもなく貴重。

21 2019/07/21(日)
既定路線でいくとジダンの次はラウールになるだろうから、カスティージャでしっかりラウールの信頼を勝ち取れれば将来的にいい方向に進む可能性もあるよね。
 
22 2019/07/21(日)
まずは怪我をしない体作りだよ、怪我をしないって最高の選手になるには必須の条件。

23 2019/07/21(日)
>若手の育てるに焦りは禁物。
>ジダンはこの18歳コンブのうち好調と判断したほうに
>2部Bは相応し場所ではないと、
翻訳の下村さん、さすがに日本語ミスが多すぎでは?書いたあと全く見直ししないのでしょうか。18歳のコンブってどんな年代物の昆布かと思ったわ。

24 2019/07/21(日)
バルサに歯ぎしりさせる活躍を期待。

25 2019/07/21(日)
シーズン真っ最中の移籍でコンディション出来ていたとはいえ、それでもあの中に混じって違和感に仕事させないのはすごいぞ。

26 2019/07/21(日)
最近久保選手の報道がとても多く楽しみです!
1つ1つ課題をクリアしていって、スペイン一部リーグしかもレアル・マドリード!
めちゃくちゃ楽しみにしてます!!

27 2019/07/21(日)
ヨーロッパのグランドは整ってなくて自然に足腰が鍛えられると誰か言ってたけど久保くんもそうなればいいと思う。

28 2019/07/21(日)
アセンシオに例えられるのは凄いことだ。
体を1年間で鍛えて、ケガをしない体を作って欲しい

29 2019/07/21(日)
久保は与えられた盤面を確実にものにしていって欲しい。レアルに来てしまったのだから、それ以上先を見ることは無いはずなので、目先の課題を一つ一つ確実に。

30 2019/07/21(日)
まぁ控えの控えとして声がかかるぐらいならまだいい。体ができあがってないからトップチームでガンガン使われるとかだとすぐ壊れそうだし、オーバーワークになると思う。
じっくりと見据えて期待してますわ













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