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コパ・アメリカ2019(南米選手権)決勝、ブラジル代表対ペルー代表が現地時間7日に行われた。試合はブラジルが3-1で勝利し、12年ぶり9度目の優勝を果たした。グループステージではベネズエラに0-0の引き分け、パラグアイと対戦した準々決勝でもPK戦の末に勝ち上がるなど、苦戦した試合も多かったブラジル。それでも若手とベテランが融合したチームは試合を経るごとに強さを見せていった。(文:加藤健一)

【画像】決勝トーナメント表 コパ・アメリカ2019

●バランスのとれた中盤のトリオ

 コパ・アメリカ2019の決勝戦が行われたのは、エスタジオ・ド・マラカナン。1950年のブラジルワールドカップ決勝リーグでブラジルがウルグアイに敗れて優勝を逃した「マラカナンの悲劇」、2014年のリオデジャネイロオリンピックで、五輪サッカーにおいてブラジルに初の金メダルをもたらした「マラカナンの歓喜」など、数多くの歴史を持つスタジアムである。

 ブラジルとペルーはグループステージ第3戦で対戦し、ブラジルが5-0で大勝している。その後ブラジルはパラグアイとアルゼンチンを、ペルーはウルグアイとチリを破って決勝に進出。両チームともに準決勝からメンバーを入れ替えずにこの一戦に臨んだ。

 開始当初、ブラジルの攻撃はペルーの高い位置からの激しいプレスに封じられていた。特にMFアルトゥールとMFフィリッペ・コウチーニョは、ペルーの中盤の素早い寄せがきき、前を向くことができずにいた。しかし、両者がスタートポジションにとらわれずに動き回り、カゼミロがバランスをとるポジショニングに重きを置くことで、ブラジルは徐々に試合の主導権を握っていった。

 昨年のロシアワールドカップでは、パウリーニョやレナト・アウグストといったパワーのあるMFが起用されていたブラジルだが、その後はワールドカップ後に代表デビューしたアルトゥールが定着している。

 DFラインの前でピンチの芽を摘み取るカゼミロと、バルセロナでもコンビを組むコウチーニョとアルトゥールから構成される中盤のユニットは、個々の役割が明確でバランスがとれていた。

●「ファイナルは勝つためのもの」

 試合は15分にスコアが動く。ブラジルは右サイドでDFの背後をとったガブリエル・ジェズスがボールを受けると、ファーサイドにクロスを上げる。これをフリーで受けたエベルトンが右足でボレーを打ち込むと、ボールはゴールへと吸い込まれた。

 しかし41分、ブラジルDFチアゴ・シウバが滑りこんだときについた手にボールが当たって、PKの判定。これをペルーはゲレーロが冷静に沈めてペルーは同点に追いついた。

 前半アディショナルタイム、ブラジルはフィルミーノが敵陣でボールを奪うと、アルトゥールが中央で間合いを作りながらジェズスにボールを送る。これをゴール左隅に打ち込んで、ブラジルは勝ち越しに成功した。

 70分、このまま逃げ切りたいブラジルの雲行きが怪しくなる。直前にアドビンクラにファールを受けていたジェズスが、直後のプレーで報復とも捉えられるファールを犯してしまう。主審はこれに2枚目のイエローカードを提示してジェズスは退場となった。

 ここで、ブラジルのチッチ監督は冷静かつ思い切った采配に出た。まずはフィルミーノに代えてリシャルリソン。さらに、コウチーニョを下げて本職がCBのミリトンを投入。SBダニエウ・アウベスを一列上げ、ミリトンを最終ラインに入れて守備を固めた。

 ここで、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝前にモウリーニョが発した言葉を思い出す。「ファイナルはただプレーするものではない。ファイナルは勝つためのものだ」。

●若手の台頭と世代交代

 1人少ないブラジルにとっては、まわりを生かすフィルミーノや守備の貢献度が低いコウチーニョより、個人技で打開できるエベルトンやリシャルリソンの方が、失点のリスクも低く、追加点のチャンスも期待できる。

 ブラジル代表の攻撃の核を担ってきたフィルミーノやコウチーニョを下げるのは大胆にも思える。だが、チッチ監督の交代策はとても理にかなったものだった。

 そして、87分に試合が動いた。

 左サイドのスローインをリシャルリソンが深い位置でボールを収める。一旦ボールをエベルトンに下げると、アルトゥールとのパス交換からエベルトンが中央にカットイン。最後のドリブルのタッチが大きくなり、ボールはGKの手に収まったが、DFのチャージがファールとなりPKの判定に。途中出場のリシャルリソンがこれを決めて、ブラジルに決定的な追加点が生まれた。

 最後は殊勲のエベルトンを下げてMFアランを入れて守備を固める。確実にアディショナルタイムの時間を削ったブラジルが、3-1で勝利。2007年以来4大会ぶりの優勝を決めた。

 昨年のロシアワールドカップでは準々決勝でベルギーに敗れ、国内からは批判の声も多かったチッチ監督。さらにブラジルは、エース・ネイマールは直前の親善試合での怪我により欠場を余儀なくされていた。

 振り返れば今大会も、初戦のボリビア戦と次戦のベネズエラ戦では、ともに前半を無得点で終わり、ハーフタイムには観衆から大きなブーイングが発せられていた。しかしチッチ監督は、初戦ではダビド・ネレスとリシャルリソンが先発するも、それが不発に終わると見るやエベルトン、ジェズスといった選手を躊躇なく起用する柔軟さを見せていた。

 チッチ監督は、得点王に輝いたエベルトンやアルトゥールといった20代前半の選手たちをワールドカップ後に数多く代表デビューさせた一方で、最終ラインには大会MVPに輝いたダニエウ・アウベスやチアゴ・シウバといったベテランを軸に据え続けた。

 優勝を義務付けられた開催国としてのプレッシャーに加え、世代交代を迫られた状況の中、優勝と若手の台頭をどちらも実現したチッチ監督の采配には、目を見張るものがあった。

(文:加藤健一)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190708-00010001-footballc-socc



1 2019/07/08(月)
ブラジル代表に選ばれる選手は、各々の技術的なスキルが高い事は当たり前だが、それ以上にそう言った選手を束ね、上手くコントロールし、起用するチッチ監督の采配力がスゴイと感じた。
そうじゃ無くても個性の強い選手がいる中で、若手とベテラン選手達を上手く融合させ、分け隔ても無く指揮するのは大変だと思う。
時には感情的になる選手も要れば、プライド高い選手もいると思うが、そう言った選手達からリスペクトされなければ、チームを結束させる事は出来ないと思う。
やはり指揮官として、選手達に対し説得力があり、信頼されなければ、チームとしての団結力が生まれないのではないかと感じさせられた。

2 2019/07/08(月)
ネイマールがいたらそれはそれで結果を残せたと思う。でも、抜けても代役になる選手が必ずいる。とにかく他の国と比較にならない位、世代交代が上手い!そして面白いサッカーが出来る。勝つだけではダメ!面白いサッカーをして勝たないとブラジルではない。コパアメリカでも最低限それは出来たと思う。

4 2019/07/08(月)
ネイマールは素晴らしい選手だと思いますが、チーム全体のバランスとモチベーションを考えるなら居ない方がブラジルらしいサッカーが出来る気がします。
ネイマールがいなくなった分、監督の采配が重要だったと思いますが、その分それぞれの役割分担がしっかり出来て、良いチームになったと思います。
アルゼンチンは、世代交代が上手く出来てない感がいるので一緒に出来ないかもしれませんが、アルゼンチンもメッシが居ない方がチームが機能するのでは…と感じました。

5 2019/07/08(月)
アウベスがすごいインテリジェントだった。フィジカルがすごいのは当たり前だけど、ポジショニングが、計算し尽くしている。内に絞って、ジェスズへのパスコースを作ったり、相手IHがアウベスに対応すると、その空いたスペースにアウトゥールが入る。練習で培った連携ではなく、幼い頃から阿吽の呼吸でやってきたことを淡々とブラジル人はやってる。
本来阿吽の呼吸は日本人が得意としているものだが、連動がない。パスを出したら、対角線を作るのだが、日本人は足が止まっている。そして、ロングボール。
南米は、セカンドボールを取るのもうまい。競り合う選手、そのこぼれ球を拾う選手と役割が徹底されている。
日本人は、セカンドボールを運任せ。競り合う選手のヘディングでボールを受けようとするから、ボールを保持できない。
南米は、中島が守備の弱点とわかると、そこを徹底的に攻めるし、ここまで戦略が進化してる。ワールドカップアジア枠が

7 2019/07/08(月)
守備陣の安定感が凄かった。
結局今大会は決勝でのPK1失点だけやもんな。
攻撃陣も世代交代が上手くいってるね。エベルトンはヨーロッパのクラブが獲得に動くやろな。

9 2019/07/08(月)
ゲームを見てて思ったのは、各選手の技術が本当に高いこと。
一対一ならほぼボールロストしない、抜き切れる能力を全員が有しているから、サポートに人数を割く必要が無い。
すると中央や逆サイド、前線に人を残しておける。
個人の技術で闘うサッカーだから、連携やコンビネーションプレーもそんなに多くはなく、代替わりやメンバー交代時の不安が小さい。
この技術の高さが、ブラジル代表の恒久的で安定的な強さの要因ではないかと思う。

10 2019/07/08(月)
エース不在の方がかえって他の選手が奮起して強くなるって、割とよくあることな気がする

11 2019/07/08(月)
>ブラジル代表はなぜネイマール不在でも強かったのか。
→ネイマール以外もワールドクラスだから。

>優勝と若手の台頭を同時に掴んだ指揮官の起用法
→確かに優勝したのだから優秀な監督ではあるが、若手の台頭、特にアルトゥールはバルセロナで主力までに成長したことに尽きる。ジェズスも然り。

12 2019/07/08(月)
サッカー強豪国はちゃんとシステムとして構築されてるから様々なカバーの仕方がある
この疑問自体日本の今のサッカーを表してる気がする。
久保くんとか中島さんとかレベルの高い選手が入るのは良いけど、その選手一辺倒で戦術組むといざと言うときボロが出る。
しっかり戦術を考えてそれを実行できる練習していかないとやっぱり勝てないと思う。

14 2019/07/08(月)
元々守備をベースに作っているセレソン、終始安定していたね
しかし一方でネイマールがいなかったことで個人での打開に苦しんでほとんどがロースコアになったのは事実
優勝したが、やはり彼は必要だと感じる大会だったね

15 2019/07/08(月)
今のサッカーはブラジル的なサッカーが無くなり、パスサッカーばかりでつまらない。
スタープレーヤーばかりに頼り切る雰囲気もうんざりです。
以前のサッカーは、ブラジルサッカーとヨーロッパサッカーが明白に分かれていて、観ていてワクワクしたものです。
個性的なスタープレーヤーも沢山いましたが、それに頼らない他のプレーヤーも輝いていました。
基礎的な力も風貌も今の選手が断然に上ですが、内容や選手自体がつまらない。
サッカーはお洒落なスポーツですが、ボール一つから始まる原始的なスポーツでもある。
そんな原点回帰したサッカーが観たいです。

16 2019/07/08(月)
センターバック2人も良かったけど、前線のフィルミーノから守備の意識が高かった。
両サイドもエベルトン、ジェズスは相手のサイドバックの上がりにしっかりとついていって守備してたし、それがバランスを取る上で重要だったと思う。

18 2019/07/08(月)
確かにロシアワールドカップはベスト8で終わったけど、でも、成長過程のチームって感じがした。今、それが成熟して来てるのが現在のチッチ・セレソンだと思う。後はマルキーニョス以外のDFがおっさんやから、後、2人若いのが出て来たら、めっちゃ怖いチームになると思う。

20 2019/07/08(月)
ネイマールがいると、ネイマールばかり注目がいっちゃうから、結果的に圧倒的総合力で勝負できたブラジルが単純に強いんだと思う。
今回全員がヒーローって感じしたし、
これはこれで結果的に良かったと思う。

21 2019/07/08(月)
今までの"ネイマール依存性"がある程度癒えていい結果を残せて良かったと思う。

22 2019/07/08(月)
強かったか?
と問われば強かった!
あれで国民は満足するのか?
と問われば、国民が決める事!
じゃあ、他国民目線で見たら、D.アウベスいなかったら別の結果もありえたのでは。
DZANのおかげで、コパ満喫できた。
けど、南米の強豪の世代交代は、相当厳しいなぁという実感。

24 2019/07/08(月)
ベースが強いチームだとスターを入れる入れないで、入れない方がバランス良くなる事もある。
昔、バスケの能代も超高校級の長谷川氏を入れるか入れないか悩んだ、っと監督が言ってた。

25 2019/07/08(月)
単純にネイマールがいなくなってセンターサークルや他のエリアで無駄にボールが止まらなくなり攻守の切り替えが早くなって速攻もハマった。
裸の王様になったネイマールに多くのチームメイトがうんざりしていたがネイマールを非難するとメディアや一部ファンからの反発を恐れてだんまり。これでチームに不協和音が発生しロシアワールドカップでは砕け散った。

27 2019/07/08(月)
今のブラジルはやはり守備が鉄壁。そして、全員が連動して組織的。これはチッチ監督の手腕のが一番。たとえネイマールでも特別扱いしないで、駒として使いこなすと思います。ブラジルとしては完勝の大会だったと思う。

29 2019/07/08(月)
ネイマールがいるときにはネイマール中心
のチーム編成をし、いなければいない中
1番調子のいい選手を見極めて躊躇なく
試合に出させて、さらに状況に応じて
得点をした選手よりも今必要な選手で
チームを固める。
本当に手堅い負けないチーム作りをしてると思う。

30 2019/07/08(月)
スーパースターがいない方が逆にチームが団結して勝ち進んだっていうことはチームスポーツではよくある。

31 2019/07/08(月)
メッシが不満を漏らしていた、PKに絡む審判の問題が出るかとも思ったが、そこまで露骨なものはなかったようだね。
メッシの発言も説得力を失ってしまったかのようだ。

32 2019/07/08(月)
この記事に関して、本末転倒なタイトルなのは言うまでもない。ブラジル代表は元々、1人の選手に依存するようなチーム作りをしていない。圧倒的な個々の集団に、日本よりも緻密な組織力を兼ね備えてるから、今までの実績があると考えてよい。

35 2019/07/08(月)
むしろネイマールのような飛び抜けた我の強い選手がいない方がいい結果が残せるんじゃないのかな?
かえってバランスが悪くなる気がする。

36 2019/07/08(月)
優勝するときのパターン。いつも尻上がりにコンディションを上げてくる。逆に悪くても勝ち上がる個々の強さがいい。

38 2019/07/08(月)
某水色と白のユニの国の10番はこの試合をどういう風に見たのだろうか。今大会のブラジルは強かった!!彼のいうとおりデキレースだったとしてもそうじゃなくてもブラジルは優勝できてたと思うけど。

39 2019/07/08(月)
これからも楽しみなチーム!やっぱ、ブラジルが一番でないとね!

40 2019/07/08(月)
ネイマールがいても、いなくてもメンバーを見れば強いのは一目瞭然!
タイトルにするような内容じゃない!













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