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 スュペル・リグ最終節、ベシクタシュ対カスムパシャの一戦が現地時間24日に行われた。日本代表MF香川真司にとってはこれがベシクタシュでのラストゲームとなるかもしれない。そんな一戦で同選手は先発出場を果たしたが、ゴールやアシストといった目に見える結果を残すことができず、80分にベンチへ退いた。しかし、スタジアムからは拍手が鳴り響いた。それは一体、何を意味するのか。(取材・文:本田千尋【トルコ】)

●途中交代の香川。鳴り響く拍手

 交代が告げられ、香川真司がピッチを退く。すると拍手の音が鳴り響いた。24日に行われたスュペル・リグ最終節、カスムパシャ戦の80分。ホームで行われたベシクタシュの今季最終戦は、つまり、香川にとってもラストマッチだった。

 今冬にボルシア・ドルトムントから半年間の期限付きで加入した日本人MFが、来季もベシクタシュに残ることはない。そう考えているから、ファンは別れを惜しみ、拍手を送ったのだろうか。そもそも買い取りオプションが付いていないことや、完全移籍で獲得するにはベシクタシュに十分な資金力がない…といった情報は、ファンもどこかで目に、耳にしていておかしくはない。

 もっとも、その音の響きは、万雷とまで形容できるものではなかった。前節、ガラタサライがスュペル・リグの優勝を決めていたため、今節は完全に消化試合。客席はまばらだった。いつものように声を上げていたのは、ゴール裏の一角だけ。スタジアム全体が巨大な熱を帯びることはなかった。

 それでもイスタンブールで過ごす日々を終えようとしている香川への拍手には、十分な温かみが感じられた。55分にイェレマイン・レンスと交代でピッチを後にするリカルド・クアレスマが、サイドで仕掛けてはボールを失うなど、軽率なプレーが見受けられたからか、冷たいブーイングを浴びていた光景とは対照的だった。

●次第に歌われなくなった“シンジ・カガワ”のチャント

 なぜ、香川には拍手が送られたのだろうか。このカシムパシャとの最終戦で、背番号23は先発出場したものの、ゴールやアシストといった結果を残すことはできなかった。5日に行われたガラタサライとのダービーの後で、長友佑都が「一番視野が広くて怖い選手」と形容したように、香川だけが見えているところへ展開するプレーは散見されたが、全体的にはインパクトを示すことはできなかった。周囲との連係が噛み合わない場面も見受けられ、不完全燃焼感は否めない。

 このレンタルで加入した半年間を通して見れば、14試合に出場して4ゴール2アシスト。先発出場したのは、第23節のフェネルバフチェ戦、第26節のギョツテペ戦、第29節のシヴァススポル戦、そしてこのカスムパシャ戦の4試合に留まった。

 フェネルバフチェ戦では1アシストを記録したが、ドルトムント時代のように、ライバルとのダービーで決定的な仕事をすることはできなかった。優勝の行方を賭けたガラタサライ戦では、長友が胸をなでおろした15分間の出場に留まっている。

 もちろんデビュー戦となった第20節のアンタルヤスポル戦での2ゴールや、第25節目のコンヤスポル戦で勝利を手繰り寄せたAT弾などは、ファンにとってもインパクト十分だっただろう。しかし、しばらくゴールが途絶えると、“シンジ・カガワ”のチャントは次第に鳴りを潜め、すっかり歌われなくなってしまった。

 ボルシア・ドルトムントだけでなく、マンチェスター・ユナイテッドにも所属したあのカガワがやってきた…加入時の熱狂的な歓迎を思えば、当初の期待がいつの間にか失望に変わっていたとしても、何ら不思議ではない。

●ベシクタシュでの経験が財産に

 それでもカスムパシャ戦の80分、ピッチを退いて、ベシクタシュを後にする香川に、拍手が送られたのだ。「ありがとう、お疲れ様…」。労をねぎらうかのような音が、すっかり夜も更けたボーダフォン・パークに鳴り響いた。

 香川がベシクタシュで示したパフォーマンスと残した数字で、今夏、どこからどれだけのオファーがあるかは分からない。ネガティブな見方をすれば、シェノル・ギュネシュ監督の信頼を掴みきれず、先発に定着し切れなかったが、ポジティブな見方をすれば、548分間プレーして4ゴール2アシストの数字を残したということは、およそ90分に1回、つまり1試合に1回は決定的な仕事をしているということになる。

 将来のことは神のみぞ知るだが、いずれにせよ、ドルトムントで出場機会を失った香川が決断を下し、ベシクタシュに飛び込んだことは、決して無駄ではなかった。真意はともかく、カスムパシャ戦の80分に送られた拍手は、その証左となるのではないか。

 イスタンブールで過ごした日々が、サッカー選手としてだけでなく、1人の人間として、得難く貴重な人生の財産となったことを――。

(取材・文:本田千尋【トルコ】)
フットボールチャンネル
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190525-00010003-footballc-socc



1 2019/05/25(土)
河治良幸 スポーツジャーナリスト
最初のインパクトを与えましたが、やはり香川真司は周囲とのコンビネーションがあってこそ輝ける選手だと思うので、そこを構築するには時間が足りなさすぎたかもしれません。ただ、ベシクタシュでプレーする姿は印象に残りましたし、トルコのファンにとっても大きな出来事だったと思うので、少しでも長くプレーできる環境を見つけて、良いプレーを見せて欲しいと思います。

2 2019/05/25(土)
ずいぶん温かいな。
親日国であるだけに日本人に親切にしてくれるし
冷や飯食っていた香川に出場機会も与えてくれた。
財政状況で買取できないようだけど、
こうやって温かく送り出してくれるの日本人として嬉しい。
ドルトムントは香川を必要としていないのだから、
移籍金を釣り上げたりせず
気持ちよく香川を新天地に送り出してほしい。

4 2019/05/25(土)
香川自身当初望んでなかったトルコへの移籍だと思うが、ある程度の出場機会と爪痕を残せたことを考えると悪くない移籍だったんじゃないかなあ

5 2019/05/25(土)
ピーク期に出場機会を与えられず飼い殺し状態となっていた。しかし少しではあるが結果を出すことができ、代表復帰までした。日本の英雄としてではなく、1人のサッカー選手として称えるべきだと思う。

7 2019/05/25(土)
特に怪我する事もなく、なぜ先発出来ないのかと監督に詰め寄るくらいにコンディションも良いのだろうし。ドルトムントでろくにトップチームと練習もできず飼い殺しになっているよりよっぽど良かったでしょう。後は夏の移籍でどうなるかだが、、どこへ行こうと応援するよ!

9 2019/05/25(土)
いつも安定の現地取材の本田さん。
有難うございます!
90分に1回、GAに絡んでるんなら、けっしてトルコ行きは、無駄ではなかったと思う。
練習から、コンディション良くても、先発で使ってもらえないんだから、仕方ない。
交代時の拍手とそれに応えて拍手するシンジの姿を見て、意味はあったと感じた。
最初のインパクトが強烈過ぎた(笑)
リーガに決まれば嬉しいけど、リーグアンでも構わないと思う。ブンデスは、やめてほしい。
とまれ、お疲れさん!

12 2019/05/25(土)
あのままなら試合出場のチャンスはなかった。とりあえず試合勘を取り戻しながら代表に選出されたことまではプラスだと思う。パフォーマンスはまだまだだから次の移籍先も試合に出てアピールを続けてもらうしかないね

13 2019/05/25(土)
香川真司がプロたる所以は、ビッククラブにいても淡々と現実を受け入れている。不遇な環境や扱いされても、文句ひとついはずに、冷静に状況を俯瞰している。
長友がいうように、広い視野を持っているというが、サッカーでは香川の空間把握能力は長けている。そのパスに味方すら気付けず、香川に低い評価されることが多々あった。
外国でひとりなのに、もはやその国の人のようにどこでも適応してしまう。移動も大変なのに、日本代表やワールドカップもほぼすべて帯同してきた。
香川はプレーだけでなく、メンタルが強靭なので、やはり若いときに海外で勝負していた選手は、人としてちがう。

14 2019/05/25(土)
ドルトで試合に出られない日々が続いていた中で試合出られることが一番の収穫だったと思う!トルコは親日家だからすごく温かく迎えてくれたし送ってくれた!次のクラブでも活躍してくれる事を期待してます!

16 2019/05/25(土)
大事なのはこれからどこでプレーするかだな。ドルでの飼い殺しだけはやめてほしい。オファーあるならどこでもってわけではないだろうけどいいチームが見つかるといいな、とりあえずと給料下げて移籍金も下げてスペインの中堅がとってくれれば一番いいだろうね!

17 2019/05/25(土)
お疲れ様
14試合4G2Aとだけ聞くと少し物足りないように思えるけど、加入後間もない事と出場時間ベースで考えると十分及第点だったと思う
あとはトルコ行ってから移籍金が上がっちゃったから移籍先がどうなるか…今の額だと本人が望むリーガはちょっと厳しいかもなぁ
現実的なラインだとプレミアとかブンデスの下位~中堅辺りかな

18 2019/05/25(土)
ドルトムントでベンチにいるよりははるかに有意義だったに違いない
起用方法はチームと監督でかなりズレがあったしガラタサライとの差はチーム状況なのかな
もう一花さかせる余力は十分あると思うが監督、チーム次第ですごく変わる選手だからなかなか難しい

20 2019/05/25(土)
脂の乗った時期をピッチ上で過ごせなかったんやから、急に出場機会に恵まれても、順応するのはナカナカ厳しいやろってことで、結果が今ひとつ芳しくないのは仕方ないと思うで。

21 2019/05/25(土)
長友がガラタの連覇に貢献したし日本人に悪い気はしないでしょ
香川も一定の驚きと活躍を見せてくれた あくまでレンタル選手として
香川は最低限の活躍を見せたね

24 2019/05/25(土)
個人的に予想しているのは香川もここら辺で海外生活に終止符を打って地元神戸に移籍するのではないか?と弱冠だが思っている。
年齢的にも例え中堅クラブに移籍できたとしても直近の結果を見る限り途中出場が良いところ。
だとするならば余剰戦力になるとしても香川が目指している?いた?イニエスタとの競演を神戸ファンでもなくてもぜひ見たい!
今の神戸なら可能なのでは?

25 2019/05/25(土)
まぁ比較的冷静な分析ではないでしょうか?
正直当初の期待値からしたら、期待はずれだけど短い時間の中で、そこそこやった感もある。
心暖かいファンは応援してくれたけど、これが今後の移籍に役立つレベルとは思えない。ただドルトムントのベンチよりは、確実に良かった。
26 2019/05/25(土)
ずっとベンチ、ベンチ外の生活だったところを獲得してくれて使ってくれたしファンも温かく迎えてくれた。
スタメンに定着は出来なかったけどこの移籍は良かったと思うよ。次もまた頑張ろう!

28 2019/05/25(土)
あのままドルで飼い殺しになるのと比べたら、プレーできただけでも収穫はあったと思う
後は良い所に移籍できるかどうかだけ

31 2019/05/25(土)
ドルトムントはブラントとトルガンとったし、今夏も新天地へ移籍か。
本当に信頼されてフルで出れるところが見つかるといいが。

32 2019/05/25(土)
買い取りOPもない来期出て行く前提半年レンタルの選手だしなかなか起用しようとは思わないよね。現状トルコでも個人的には思ったような結果は出せてないと思うし、現実的にあんまりいい移籍は叶わない気がする。ドルトムントの要求する金次第でもあるが。とりあえず試合出れるチームに移籍して欲しい。

33 2019/05/25(土)
ドルトムント、今季序盤は香川が完全に不要でしたが後半に失速して勝ち点2差で2位という勿体なさ
けが人続出の中、もし香川がいたら勝ち点、1,2は稼げたのではと思うこともありますね

35 2019/05/25(土)
トルコのサポーターの方が、日本人の香川選手を大切にしてくれるのは嬉しいですね。
だから日本でJリーグでプレーする海外選手をサポーターは大切にしないといけないです。

37 2019/05/25(土)
決して思い通りに行く日々ではなかったけど4ゴール。
ドルで見切られてずっと陰にいるよりずっといい日々をトルコで過ごせた。
こちらとしても普段決して見ないトルコリーグを見るいい機会になった

40 2019/05/25(土)
プレイ時間で考えると最低限のインパクトは残した印象ですわ。
次はフルシーズン出れるところでやってほしいです。

41 2019/05/25(土)
ドルトで氷付けにされるよりかは少しでも出る事が出来て良かったのではないでしょうか。ドルトはバイエルンと優勝争いしていた訳だし。

42 2019/05/25(土)
お疲れ様でした。素晴らしい活躍でした。
次の移籍先で更なる活躍を期待しています。
他の日本人選手も負けるな。

44 2019/05/25(土)
ベシクタシュに行って試合に出れた事で代表にも復帰出来たしドルトムントで失った試合勘も多少は取り戻せだでしょう。気分転換も出来た訳だしここからが本番と期待してます。

45 2019/05/25(土)
出場時間が短い…
周りとの連携で活きる香川選手には、もう少し時間が必要に思う…
出だしがよすぎたかな…

47 2019/05/25(土)
30才の苦しんでた選手を獲得して出場機会もくれたのは香川本人も嬉しかったのでは。

48 2019/05/25(土)
これだけ才能があって、努力もされているのに見合った結果が出ないのだから、仕事っていうのは本当に厳しい。

50 2019/05/25(土)
半年間だけどイスタンブールやトルコリーグのことをいろいろと知れて楽しかったわ。お疲れ!次は何処に移籍するか楽しみや。













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